[ピタゴラス音律] [ミーントーン] [ウェル・テンペラメント] [12平均律]
15世紀にバルイトロメー・ラモスが考案した、純正三度を含む音律。C-E、F-A、G-Hという長三度がすべて386セントの純正三度になっており、ルネッサンス音楽の純正な響きを生みました。ただ、C-G、E-Hの五度は702セントの純正五度ですが、D-Aは680セントになっています。また全音も204セントの大全音と182セントの小全音の2種類存在することになり、これらは、転調や移調を行う際の大きな障害になってしまいます。