Le Prophete Elie

Elijah the Prophet
予言者エリヤ

Elie
 
予言者エリヤとは
 
 エリヤは旧約聖書の予言者。新約聖書では「キリストの変容」の中で、モーゼと共にイエスと山上で対話をする。旧約聖書と新約聖書の連続性を象徴する人物として、表現される。
 
構図の特徴は
    
 通常イコンでは、エリヤは、赤い外套をはおり、荒れ野のなかで座り込んでいる姿で表される。一羽のカラスが構図の右上又は左上に描かれる。これは下記の列王紀上17章による。

 また、ここに示したような左右対称な正面像としてもしばしば描かれる。
 
聖書では
 
 ”主の言葉がエリヤに臨んだ、「ここを去って東におもむき、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに身を隠しなさい。そしてその川の水を飲みなさい。わたしはからすに命じて、そこであなたを養わせよう」。エリヤは行って、主の言葉のとおりにした。すなわち行って、ヨルダンの東にあるケリテ川のほとりに住んだ。するとからすが朝ごとに彼の所にパンと肉を運び、また夕ごとにパンと肉を運んできた。そして彼はその川の水を飲んだ。”(列王紀上17:2−6) (c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955
 
予言者エリアを描いた代表的なイコン

 
本ページの表記は整理の都合上、フランス語、英語、日本語の順になっています。フランス語に付いてはアクサン等が、Shift_JISによる日本語と同時に表示不能な為、省かれています。読みにくいかと思われますが、ご容赦を。

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