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夕暮れ、そして夜明け

4/24、そして5/5と吉祥寺のMANDA-LA2にてライブを行った。4/24はストールというイベントライブであり、これにトリで出場させていただいた。バンドというのは人と人のコミュニケーションであり、また、音と音のコミュニケーションでもあるのだ。お互いがお互いを尊重し、高めあう必要があるものなのである。現在、ドラムとベースのリズム隊が非常に忙しい状況であり、やはりそれぞれの生活を尊重しあうことが大事であることから、4/24でバンド形式のSDTはしばらくできないこととなった。非常に残念ではあるものの、個人を犠牲にするという状況はバンドとして良いことではない、というか、やってはいけないことなのである。ということで、4/24はこれから来る日の出を待つバンドの夕暮れ、そして5/5はアコースティック形式のSDTの夜明けとなった。


 

区切り

4/24のライブは、やはりこれ以降、バンド形式でしばらくライブが出来なくなることから、自分で出来ることはしようと最善を尽くした。しかも、えみちゃんの曲”いつでも空の上で”のマキシシングル盤のレコ初にもなるわけだから余計気合が入っていた・・・・が・・・・自分の弱さを見せつけられたライブでもあった。自分の弱さは常に自分では見ないようにしていた。そう、昨年Kさんが亡くなって茫然自失しながら、それでもやったライブがやはりこのストールだったのだ。ストールは毎年行っている企画であるがゆえに、今年も出たわけだが・・・リハで、ふと舞台に立った時に湧き出るように思い出したのが一年前のKさんであった。いつでも空の上でのリハ中は頭の中をぐるぐると廻っていた。何も考えられず、鍵盤が見えなくなった。リハ後、自分の弱さを見せつけられた気がして悲しくなった。メンバーの前で涙を見せるわけには行かず、ただ我慢していた。なんでこんなに思い出すんだろう、そう考えながら当日のスタジオリハに入った。そんなもんなのだろうか・・・・・心に不安を思いっきり抱えつつ、しかしメンバーの無邪気な姿に癒されながら、O戸店で定食を食べた。実際、食べられる状況ではなかった。しかし、ここで食べずにいたら余計気持ちが落ち込む、そう思ってちょっと無理してついていって食べられるだけ食べてみた。正解だった。ちょっとだけ気持ちが緩んだのだ。そして会場でえみちゃんのご両親と出会い、また心が和んだ。本番でも思い出すかもしれない、しかし私は今、信じる人がいる、そう思うようにした。いつでも空の上で、は3人でやるトリオユニット、そしてその他の曲はバンド5人で演奏するのだ。みんなは何処まで私の心をわかってくれていたかわからないが、勝手に自分で仲間を信じてみようと思った、ら・・・気持ちが楽になった。そういうものなのかもしれない。バンドの曲はバンド仲間がきっと支えてくれる、そしていつでも空の上で、はボーカルとギターが支えてくれるはずだ、そう思ったのだ。私に何が出来るかって、何も出来ないのが悲しいが、しかし今の自分では頼るしかないと思ったのだ、乗り越えるものを乗り越えきっていない自分がいけないのだが。
すこし気楽になって迎えた本番、リハのようなことにはならなかった。特に、いつでも空の上で、は会場を見回すと会場の全ての人たちが泣いているか、下を向いているか、聞き入っているか、であった。泣いている人たちの数の多さにビックリした。それだけ心に訴えたのであろう、うれしいこと。私は自分を見失わないのだけで精一杯だった、それ以上は何も出来なかった。今、ここから出発すればいい、そう思うようにしたのだ。私の今の力はこんなものなのだ、しかし、一方でえみちゃんに教わったことがある、人には不可能はない。だったら今後も思いっきりやってみよう、やらないとえみちゃんが泣いてしまうそんな気がしながら打ち上げに行った。思ったよりも楽しい打ち上げであった。しばらくはドラムとベースにあえない、でも、いつかまた、一緒にできる日を夢見ていようと思う。
そして、5/5のDUOライブ。曲が決まったのが一週間前、しかも新曲2曲。どうしようか、心配だった。曲を録音して自分なりの解釈で弾いてみた。録音した次の日曜日は、一日ああでもない、こうでもない、とアレンジしてみた。本番前に2回リハをしたわけだが、これでボーカルの意図を組んでいるのだろうか、と不安だらけであった。さらに、本番前日から頭痛、腹痛、腰痛のトリプルショックで前日はリハ後、寝込んでしまった。ぐっすり寝るというのではなく、身もだえしながらただただ横になり、しかし練習できないのが気になって起きてみたりした。当日、朝早くから動くも、やはり苦痛で、しかし気になって鍵盤に向かった。DUOだから相手に悟られまい、と(もうばれたか)化粧を濃くして顔色が悪いのをかくし、ちょっと気丈に振る舞ってみた。そしてリハをみていて、タイバンのレベルの高さにビックリした。大丈夫だろうか・・・・はっきり言ってそういう状況だった。もちろん、音楽に傾倒しているボーカルの不安はすぐに私に伝わってきたので、2人して大丈夫??なんて言ったら共倒れだと思い、逆に能天気に振る舞ってみた。心の中??それはおして知るべし。そう、練習時間のなさもあるが、自分の体調不良との闘いが先決だったのだ。体調不良は自分の責任でもある。もっともどうしようもない体調不良ではあったが、でも、もう少し何とか・・・とも思ったりして。で、本番。本番は思いっきりやるしかなかった。譜面をたてたので譜を追ってしまい、逆に目を離して見失い、こんな初歩的ミス、やってはいけないミスを犯してしまった、が、非常に良い勉強になった。タイバンが上手い、ということは自分の勉強にもなるのだ。−を−ととらない、それもえみちゃんから教わったこと。ダメだ、といってしまったらおしまいなのだ、ダメという言葉を私の辞書から省略してしまおう、そう思っている。DUOライブは昨年の秋葉原、そして今年の院内コンサートとあったが、こういう大きいところでは初めてであり、これが出発点だと思う。学んだことは非常に多い、それがとてもうれしい。ボーカルの考えていること、感じていることも最近特に敏感に感じ取れるようにもなった。これも一つの進歩だと思う。もちろん、もともと敏感に感じ取るほうだったが、つきあい期間が長くなればなるだけ相手がわかるようになるもの。仕事もそう、長い間一緒に仕事をしている職場のすぐ上のIさんは、朝顔を見ると何を考えているか、今日はどういう気分でいるか、すぐにわかる。ボーカルよりもずっとずっと仕事のつきあいが永いから。だったらもっともっと続けていけばもっともっと気持ちが通じ合い、そしてさらに一体感があるものが出来るようになるのではないだろうか。仕事も音楽も、打ち解けあうのが大事。次回からは調子が悪いことをはっきり伝えておこうと思う。仲間で隠すのは良くないよね、って帰りに車を運転しながら考えてしまった・・・・・そして・・・会場にキーボードスタンドを忘れて!!!来て!!!今日取りに行っちゃった・・・アホ〜〜〜〜
さぁ、5/15のライブに向けて練習だ!!!!1+1+1が3ではなく、100にも1000にもなりますように。


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