以前からジャズピアノをジャズピアニストの方に見ていただいていたが、ほんとにたまにであるけどSDTの音も見ていただいていた。その時の注意事項は“弾きすぎないこと、クラシック出身の私はともすれば弾きすぎる。歌が引き立たないし他の楽器とぶつかるよ”だった。自分なりに注意していたつもりだ。でも・・しかし・・なんか変。それが前回のラクーアの演奏をMDに撮って聞いて余計感じたのだ。違う・・何かが違う・・・だったら直接先生にみていただこうか・・・そう思い、申し訳ないと思いつつも練習中にスタジオに直接入っていただいて、音を聞いてもらうよう頼み込んだ。そしてそれが実現したのが1/8だった。いっぱい治された。そう、音域だったのだ、あと、音のヴォイシング。いっぱい治されて、これを全部できるのか??とも思った。しかし、2日間で出来る限りのことはやってみた。結局、全部は出来ずに中途半端だったが、しかし、ライブハウス関係者などにはこれまでで最高の評価をいただいたようだった。特に個々のレベルが高い、という評価はバンドとしてうれしいかぎり。まぁ、私以外は、だろうが、それにしても、他の音を邪魔しなかっただけでも少しは進歩したと思う。それに、今回は他の人の音がよく聞こえた。よく聞こえただけに自分がそれに合わせて音域を変えていくことも出来た。そこが評価していただいたところかもしれないと思った。アレンジ的にも、今回は結構考えた。ヴォイシングもかなり考えた。出来る限り奇麗に聞こえるように。同じコード音でもボーカルのメロディーラインを覚えて、トップ音を3度上に設定する、これは年末にジャズピの先生のところに行って言われたこと。メロディーを覚えなさい、自然に3度上に行くよ。もちろん全部である必要はないけど、出来うるかぎり奇麗に聞こえるように、自分が気持ち良いようにということかな??そんなふうに。弾いてごらん、というようなことをいわれた。そこで・・特に新曲である二曲目にやったリグレット、そして最後のコーンフィールドは思いっきり自分が気持ち良い音をとるように努力してみた。練習中は気持ち良かった・・・まだまだ練習不足で本番で気持ち良く、というわけに行かなかったのが残念だし、自分で納得できないが、それは次回乗り越えればよいことだと思うようにした。コーンフィールドの奥野君のギター、最高に気持ち良かった・・・彼の才能に拍手!!今回やってみて改めて思った。曲は素晴らしい、これはジャズピの先生にも言われたこと。ベースもドラムもギターも、もちろん歌も素晴らしい。だったら私一人が頑張ればどうにかなるのでは??きっとそうだと思う。2/11に横浜であるライブまでにはもっともっと成長していけるようにしたい。そんなふうに強く思った。塩谷さんを見習おぉ〜〜
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