仕事の内容についてもそうで、ふと歩いていて“これだ！！”と思うもんだからいつもメモを持っている変なやつである。最近はこれにいつも携帯用五線紙を持ち歩くようになった。もう一年くらい前からである。思い浮かんだときにすぐに書き留められるように、と思って持ち歩いているのだが、結局車の運転中のことが多くて書き留められないことが9割くらいになってしまっている。昨日も車を運転していて“こりゃいいや！！”と思うメロディーが浮かんできた。家に帰ってご飯を食べて（食べる前にやれ！！・・心の声）書き留めようとすると・・・・・何だっけ？？？？ってなってしまう。HIROはどうしているんだろう？？と昨日考えてしまった。思い出せなくなっちゃって。私みたいになんの脈絡もない、というか理論に乗っ取ってなくて思いつくままのものはこうなってしまうのだろうか？？と思い、昨日の夜中、思い立ってSDTの曲のメロを眺め直してみた。違い？？あるね。要するに、私はちゃんとしたコード進行法などに乗ってないまま（多分そうだと思う、忘れちゃうからわかんないや）、思いつくままだからだめなんだと思った。SDTの曲が心地よく感じるのは、きちんと音楽理論的に成り立っているからなんだろうと思った。もちろん自分が心地よいと感じるメロディーは、あまりに理論からかけ離れたものではないだろうが、最初から理論を踏まえて作るのとそうでないのでは、作っていく過程が違うような気がする。HIROは理論的なことも体に染みついていて自然にやっていることなのであろうし、それが才能であろうからそれをもっと表に出して欲しいと願う。私も理論はかじっているが、自然に出てくるまで自分に染みついてないのだと感じている。で、昨日車の中で思いついたメロディー、もう二度と思い出せないのかな？？いいな〜〜〜って思いながら頭の中をしばしぐるぐる回っていたのに。どこに行っちゃったのかな？？今度はMDとマイクも持ち歩くか？？思いついたら鼻歌をうたっちゃう！！（あほ〜〜！！）
オリジナル曲ってその人の個性がよく出るものである。個性というか人生観というか。もう2年以上前にやった、最初のSDTライブの時に曲を聴いて涙を流している人がいた、というのを聞いた。今のSDTのライブでも曲を聴いていろいろ感じ取ってくださり涙してくださる方がいる。ありがたいことだ。最初のライブの時涙を流していた女性はどなただか全くわからなかったし、多分うちのバンド以外を聞きに来ていた方だろうと思う。それってすごいことではないかな？？全く知らない人の曲を聴いて涙が出るってすごいことではないかな？？少なくとも私はそう思う。SDTがそんなHIROの才能を発揮できる場所であることを心から願う。