メロン


2月13日 : スイカと同じトレイに播種。 2年連続失敗しているので、今年こそは何とかしたい。 例年、果実表面のネット完成までは良いのだが、その後の完熟する前に木が枯れてしまう。  
今年は4種類の種をまいた。  昨年購入したパンナTF/タキイ2粒、ミヤサカでバラで購入した久留米4号5粒、一昨年食べるために購入した果実から採取したモナミレッド3粒、一昨年完熟に失敗した果実から採取したシグナル3粒を播種。  
 3月2日 : 数日前から発芽開始。 左から4列目がモナミレッドとシグナルで、それぞれ2本3本発芽した。  その右隣りが久留米4号で5粒全部が発芽。  また、更にその右隣りがパンナTFで2粒とも発芽。
 3月4日 : 本日、今までに発芽したものをトレイから鉢上げし、それを畑に作った育苗トンネルに移動。 このトンネルは農ポリのトンネルを防寒のために二重にしたもの。
久留米4号5株、パンナTF2株、モナミレッド3株、シグナル2株である。 

手前の大きい2株はカボチャ。
 3月17日 : 一月末頃より畝作りを始める。 畝幅は1m強に135cmの黒マルチを張り、その上に農ビのトンネルを掛ける。 トンネルの支柱は自家製の竹を割ったもので、農ビは巾210cm、厚さ0.75mmの使古しのものである。
植付床は株間は80cmとし、植えつける所に40x40p、深さ40p位の穴を掘り、そこへ無料で貰ってきた剪定堆肥7s、鶏糞150g、米糠100g位を元肥として入れ、埋め戻す。
 植付床は、地這え用5ヶ所と立体栽培用4ヶ所を作る。
 3月29日 : ポット苗が本葉3,4枚となったので定植。 今回は地這えと立体栽培を試みる。
地這え用として久留米3株、パンナTF2株、立体栽培用としてモナミレッド2株、シグナル1株、久留米1株を植える。
植付は植付穴にたっぷりと散水し、ポットごと水に浸して置いた苗を植え、更にその上から散水。
虫対策として虫とり粘着テープの中島商事製「害虫ガード」3枚をつるしてみる(トンネルの頭頂部につり下げられている黄色いカード状のもの)。  
 4月29日 : 地這いものは子蔓3本仕立て、立体栽培ものは親蔓1本仕立てとしたものが、大分成長してきたのでマルチの上に稲藁を敷く。  スイカのトンネルと同じ様にトンネル内の温度調整のため、朝夕、裾を開閉する。
裾を開いた時、虫が入らないようにするため、農ビトンネルの上に防虫ネットを被せた。
 5月12日 : 子蔓が農ビトンネルをはみ出してきたので、蔓先一列に追肥えとして自家製のボカシを埋め込む。  また、蔓先側に黒マルチと稲藁を敷く。

 6月10日 : 13節以降のめしべに人工受粉したが、どうも人工受粉したところよりも自然受粉したところの方に多く結実したようである。  ここからネットが出るまでは割と順調に行くのだが、その後の成熟期に木がもたなくなるのが例年の例であるが、今年はどうなるか。
ウリハムシが防虫ネットから出たつるに付いてきたのでベニカ水溶剤/住友化学園芸2000倍液を散布した。  また、うどんこ病べと病
と思はれるものも出てきたのでSTダコニール1000/住友化学園芸の1000倍液を散布。
 6月23日 : 立体栽培の4株の内3株がここ2,3日の内に突然萎れて枯れてきた。  実は一個付いたものが1株あったが、少し黄色くなってお終いとなった。  これは例年と同じ結末。  土の中の水分過多のせいか、病気が原因か不明。  あとは地這いのものに期待を掛けるだけ。
 6月25日 : 大分実のネットも出て来ているが、蔓の方が大分枯れて来ており、完熟まで木がもつかどうか。  昨年のように根元からすべて枯れて来ていないので、どうにかもつのではないかと、わずかな望みをつないでいる。  
黄色く枯れてきたのはどうやらべと病ではないように思う。  変色した葉の裏に何らカビらしきものが生えていないので。

 7月10日 : ついに全面的に蔓が枯れてしまい、残った果実を収穫。  下の写真の左側が久留米、右がパンナで、一応ネットが出るまでは行った。  これまでにも3,4個づつ採ったので合計各7,8個採れた事になる。  しかし、採ってから7日から10日ぐらい追熟させてから食べてみたが、残念ながらあのメロン特有の柔らかさと甘さには程遠いもので、昔のマクワウリ並みの硬さと甘さに終わった。  また、一部には強い苦みがあった。  どうしなのか?
木の方は昨年より大分長くもったが、まだ足りない様である。  どうすればよいのやら? 


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