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スイカ |
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2月13日 : 待望の種まきとなった。 ここ2年スイカの栽培は割に成功しており、今年も行けるのではないかと期待している。 今年は昨年より一週間遅れで、三浦地区でよく栽培されていると言う富士光TRとこの2年来作っている新三笠の自家採取した種をまく。 種は5x5pのプラグトレイに島忠ホームセンターで購入した種まき培土を入れた土に各5粒、6粒播種。 このトレイを夜は落葉、牛糞、米糠を混ぜた踏み込み温床の上に載せ、昼間太陽が出れば屋根上のビニールケース内に置く。 但し、この季節でもカンカン照りではケース内は40℃以上に上がってしまう事があるので、裾を少し開けておくこともある。 |
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3月2日 : 種が発芽し始めた。 一番左側の列が自家採取種の新三笠で、6粒中一本が僅かに芽を出してきた。 二番目の列が富士光TRで5粒中4本発芽した。 その他の列はメロン等。 |
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3月8日 : 発芽した富士光TR4株、新三笠2株を10pポットへ鉢上げ。 左の2ポットが新三笠、右の4ポットが富士光TR。 用土はコンパルと西友で買ってきた野菜培土を半々に混ぜたものを使用。 このポットを畑の育苗トンネルへ。 |
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3月20日 : 一月末頃より畝作りを始める。 畝幅は1m強に135cmの黒マルチを張り、その上に農ビのトンネルを掛ける。 トンネルの支柱は自家製の竹を割ったもので、農ビは巾210cm、厚さ0.75mmの使古しのものである。 植付床は株間は1mとし、植えつける所に40x40p、深さ40p位の穴を掘り、そこへ無料で貰ってきた剪定堆肥7s、鶏糞150g、米糠100g位を元肥として入れ、埋め戻す。 |
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3月30日 : ポット苗が本葉3,4枚となったので定植。 富士光4株、新三笠2株を植える。 植付は植付穴にたっぷりと散水し、ポットごと水に浸して置いた苗を植え、更にその上から散水。 |
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4月29日 : 本葉5,6枚で摘芯し、子蔓3,4本仕立てとした子蔓が大分伸びてきたので、マルチの上に稲藁を敷く。 今の所、順調に成長している。 ここの所、夜は冷え込んで10℃以下になり、 晴れるとトンネル内の温度が40℃以上になるので、温度調節のため、朝夕、トンネルの裾を上げ下げするのが大変。 |
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5月15日 : 大分成長し、孫蔓の整枝が大変。 雌花も咲いてきた。 各子蔓の第二雌花に実をならせる予定だが、すでにいくつか咲いてきており、手で授粉作業を行った。 蔓先が農ビトンネル外にまで伸びてきたので蔓先にマルチと麦藁を敷く。 また、第二雌花が濡れないように農ビトンネルを蔓先側に30p位移動。 根元側の葉にアブラムシが付いてきたので駆除剤としてうどんこ病にも効くと言うアーリセーフ/住友化学園芸300倍液を散布。 蔓先に自家製ボカシの追肥を埋め込む。 |
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6月10日 : 第二雌花の人工授粉はほとんど全て失敗。 結実したのは富士光一個と新三笠一個のみ。 これも人工授粉で結実したのかどうかは明確でない。 皆親指の先ぐらいの大きさになってから、黒く変色して消滅した。 授粉時間が10,11時と遅かったためか? 第二雌花の実が小指大になった時点で、第一、第三雌花を摘んでしまったのは焦り過ぎた。 今は蔓の先端の方に出来た第四、五雌花についた小さな実がどうなるかを見守るしかない。 正常に結実した2個はもう30p位になっており、もう1,2週間で収穫できるかもしれない。 |
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6月28日 : 第二雌花に結実した富士光1個を収穫。 縦横約28x29cm、重さ11.2kgとかなり大きなものが出来た。 味も癖が無く、甘く、なかなかのものであったが、皮がかなり厚いのがいまいちか。 |
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7月7日 : 新三笠1個を収穫。 重さ7.4kgと富士光より小ぶり。 甘みも富士光の方が幾分甘い様である。 あとは富士光、新三笠とも第四雌花以降に結実したものが7,8個あり、これも大分大きくなってきたので、近々食べられるものと思う。 今年のスイカは人工授粉がうまくいかなかったが、今もって木もしっかりしており、裏なりスイカが大分食べられそうなのでまあまあというところか。 上の写真は富士光、下が新三笠。 |