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結婚披露宴の写真撮影に関する経験談・撮影報告集

[披露宴撮影経験の報告 - その6 - ]   五十三次男 さん (2001年1月19日)

五十三次男の結婚式レポート第2弾です。

新しい世紀へのカウントダウン・イベントの一つとして大晦日の夜、札幌時計台で二組の結婚式がとり行われました。イベントに組み込まれた結婚式ゆえ、報道関係者などでごった返した中での挙式でした。

たまたま、式に参列することになっていましたので、何人かの撮し手の一人として写真を撮らして貰うことにしました。失敗の許されないメイン・カメラマンでは無いので、ここはいいチャンス!いそださんが詳しく述べている「ノーフラッシュの自然さ」を体験してみたいと思っていましたので、実践してみることにしました。でも、結果全滅だと申し訳ないので、もう一台にストロボを付けて保険を掛けました。用意したカメラはノーフラッシュでCANONニューF-1(fujiプロビア400F)+FD85mm/f1.2とストロボ付きでEOS-1(fuji-PRO400)+28-80mm/f2.8-4です。

厳粛にして張りつめた雰囲気の挙式の中、シャッター音の響くEOS-1では撮るのもはばかりますが、このようなイベント挙式だと大丈夫だろうとの読みはズバリ的中でした。挙式が始まると報道カメラマンがガンガン、フラッシュを焚いていましたので、こっちも臆することなく、ガンガン行きました。(このへんは報道関係者風を装い、割り込んで撮すと言う図々しさ・・・このくらいしないと、いいチャンスにいい位置から写せませんね)脚立も拝借して、参列者の頭越しに撮ったりもしました。

結果、ネガでストロボを焚いたのは、それなりの写りをしていました。ノーフラッシュで撮ったのは、バックが暗く、自然な感じでお二人を引き立てる効果をだして撮れたと思っております。且つ、絞りを開放近く(1/125でF2.0前後)で撮りましたので、お二人以外はボケて雰囲気のいいのが撮せたとも・・・。いそださんが言われていた、「ノーフラッシュは赤みの強い仕上がりになる」のとおりでして、デーライトタイプのフイルムをノーフラッシュで使ったため、セピア調の色合いになりましたが、クラシカルな雰囲気が出て、結果良かったんではと。

使い慣れたEOSでストロボ+ネガの組み合わせにして、失敗を避け、数を撮り、焼き増しコストも押さえようと考えました。また、本来ならラチチュードの広いネガを使ってのノーフラッシュ撮影が常道なのでしょうが、サブカメラと言うことで、あえてポジでチャレンジというか、遊んでみました。結果、初めてにしては、まあまあの出来かな、と言ったところです。またのチャンスでは、タングステンタイプや色調補正フィルターも使ってみたいですね。

写真は、当然アルバムに貼って、お二人にプレゼントしました。

五十三次男 さん、ミレニアムウエディングでの写真撮影経験の寄稿、ありがとうございます。寒い中での撮影ご苦労様でした。

ご意見、ご感想ならびに、結婚式・披露宴での成功談、失敗談などがありましたら、掲示板に書き込まれるか、またはメールにて筆者までお寄せいただけると幸いです。

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