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結婚披露宴の写真撮影に関する経験談・撮影報告集

[披露宴撮影経験の報告 - その5 - ]   はー さん (2000年6月14日)

先日友人の披露宴の撮影に行って参りました。いそださんのテクニック集が非常に役に立ちました。
直前まで何度も読ませていただきました。ありがとうございました。
さて、普段風景ばかり撮影している私にとって、この分野の撮影は初めてのことであり、神経質な私にとってこの当日までの重圧は大変なものでした。(笑)機材に不備があってはいけないと、細かい小物を購入しては気を紛らわしていました。
今回私が招かれたのは名古屋のヒルトンホテルでした。ホテルの披露宴は割とシンプルなので、撮影が楽だよとの写真屋さんのアドバイスで少しは安心していました。まずは早めにいって会場をぐるりとしてから、遅れてきた新郎をパチリ。友人の両親に今日一日頼みますねと声をかけられます。披露宴直前の表情をここで何枚か押さえておきました。
さあいよいよ披露宴です。入場はかっこよくノーストロボで撮影するつもりでしたが、ここでミスを犯しました。スポットライトの位置を確認しなかったのです。このことで既に頭は真っ白。最も光線状態の良いカットは、入場直後のものだけとなってしまいました。しかしここで吹っ切れたのか、後は割と緊張することなくシャッターを押すことが出来ました。
ケーキ入刀はストロボ有りなしの両方を撮影できました。が、全体の写った写真を撮影する事をすっかり忘れていました。
ある程度の料理が出てくる頃にはすっかり気持ちも落ちついて、合間に食事をする余裕さえ出てきました。ここで一旦お色直し、退場の瞬間もねらいました。
キャンドルサービスのために再入場する瞬間は、またもノーストロボでの撮影に挑戦しましたが、最初の失敗のおかげで、無事雪辱を果たすことが出来ました(笑)。
しかしここで事件が起こります。私と仲の良い新郎の兄がこのサービスの最中に寄ってきて「やばい、フィルムが切れた。ちょっと一本くれ!」というので、ポケットの1本を渡したところ私の手持ちがなくなってしまったのです。悪いタイミングは重なるもので、このとき私のストロボなしのカメラのカウンターは残りわずか。わずかのカットは最後のローソクに残すことにして、各テーブルのカットはストロボでの撮影となりました。
ちなみに新郎兄はこの日フィルム1本しか持ってきていなくて、なくなったら、私がどうせたくさん持ってきているだろうからもらえばいいやと思っていた(事実そうなった)そうです。さらに望遠しか持ってきていないから、広角でのカットをよろしく頼むといっていました。ちなみに当日の彼のカメラはF90+75−300mm+GN25の専用ストロボです。
友人等のイベントもつつがなく撮影を行い、あとはラストの花束贈呈や両親の挨拶を押さえ、2時間半に渡る大仕事は一応の成果を上げて納めることが出来ました。
さて、当日の機材ですが

EOS-1nHS
EOS-1nDP
EF28-70mmF2.8L
EF70-200mmF2.8L
EF85mmF1.8
540EZ

です。このほかにも持っていったのですが、使用しませんでした。
最も良かったのが85mmです。これに色温度変換フィルターをセットしてノーストロボで撮影しました。もう一つ大活躍した機材があります。アルミ製のステップです。私は背があまり高い方ではないので(160cm)写真を撮りに集まってきた人々から 抜きに出るには格好の道具となりました。写真も視点のメリハリがついて良かったです。
新郎新婦に昨日写真を届けたところ、大変よろこんでいただけました。特にノーストロボの写真が気に入ってもらえたようです。 今回の経験を生かして、次回もし頼まれるようなことがあれば、より良い作品づくりをしたいと思います。

はー さん、披露宴での写真撮影経験の寄稿、ありがとうございます。さすがに、カメラを使い慣れている、写真を撮りなれているなぁ、という感じです。ノーストロボも難無くこなしてしまうあたりはさすがです。これからも、皆さんに喜ばれる写真をたくさん撮ってください。

ご意見、ご感想ならびに、結婚式・披露宴での成功談、失敗談などがありましたら、掲示板に書き込まれるか、またはメールにて筆者までお寄せいただけると幸いです。

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