白鳥大橋にもっとも近く、迫力のある写真を撮ることができる展望台です。この展望台は、白鳥大橋の祝津側へループを下ると、正面に見えてきます。ループを下りきったところにある信号機を左折(室蘭駅方面からくると、白鳥大橋を渡る直前の信号機を右折)、さらにすぐに左折して展望台下の駐車場に入ります。 駐車場は広くはありませんが、車が止まっていることはほとんどありませんので(笑)、駐車スペースに困ることはないでしょう。なぜ眺めがよいのに訪れる人が少ないのかは、展望台に登ってみるとわかります。登り切ったところで息を切らしていませんか? そうです、百数十段ある階段がきついんです。望遠レンズや三脚を抱えて登ると、眺めよりもまず一休みと言ったところでしょうか(この休憩は重要です。疲れたまま手持ちで撮影すると当然写真は手ぶれしてしまいます。)。この展望台から撮影したのが下の写真です。 ![]() 展望台広場から見た白鳥大橋 Nikon F90D, Tokina AT-X 270AF PRO 28-70mm F2.8 (50mm相当), RVP, Circular PLフィルター使用 この展望台のフェンスは微妙に振動していますので、撮影時にはフェンスに寄りかからずに、三脚もしくは一脚を使用することをおすすめします。 道南バス(株)では、白鳥大橋ぐるりん号という路線バスを運行させています。現在、このバスが白鳥大橋を通過する唯一の路線バスということになります。乗用車で白鳥大橋と通ると、ちょうどガードレール部分が視界を遮ってしまうのですが、ぐるりん号には専用の車体を使用しており、座席の高さや窓の大きさも十分であるため、白鳥大橋通過時にも室蘭港内の風景を楽しむことができます。白鳥大橋は暫定的に通行料無料となっていますが、自動車専用道路であり、歩行者・自転車・125cc以下のバイクは通行禁止です。また駐停車禁止となっています。駐停車や下車等は絶対にしないで下さい。ちなみに、開通前の'98年5月31日には白鳥大橋を歩いて渡るイベントがありました。これが好評で、再実施の要望も多いため、スワンフェスタで歩行者に開放する計画もあります。歩いてみたいという方はこういった機会をご利用下さい。 また、この展望台から右手すぐ下に目をやると、わずかな砂浜を見ることができます。室蘭港内に残る少ないの砂浜で、夏場には水遊びをする家族連れをみかけることもあります。20年ほど前までは、この展望台があるあたりから室蘭市水族館まで砂浜が続いていて、良い海水浴場でした。 大きな地図で見る |