S-JIS[2023-10-05/2024-08-16]
Tsurugiのエンドポイントのメモ。
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エンドポイントは、クライアントからTsurugiサーバーへ接続する場所のこと。
エンドポイントはURIで表記する。
詳細はTsurugiの書籍を参照。
3章『Tsurugiに触ってみる』…エンドポイントの概要
11章『Java通信ライブラリ(Tsubakuro)』…エンドポイントの挙動
12章『サービス管理基盤(Tateyama)』…エンドポイントの設定
Tsurugi 1.0.0では、エンドポイントは接続方式(プロトコル)に応じて2種類ある。
IPC接続は、Linuxの共有メモリーを使って通信する。
ipc:データベース名
データベース名には、構成定義ファイルのipc_endpointセクションのdatabase_nameの値を指定する。
デフォルトのデータベース名はtsurugiなので、その場合は「ipc:tsurugi
」となる。
TCP接続は、TCP/IP(ソケット)を使って通信する。
tcp://ホスト名またはIPアドレス:ポート番号
ポート番号には、構成定義ファイルのstream_endpointセクションのportの値を指定する。
デフォルトのポート番号は12345なので、ローカルマシンの場合は「tcp://localhost:12345
」となる。
場所 | 例 |
---|---|
Tsurugi SQLコンソールの引数 | $ tgsql --connection tcp://localhost:12345 |
Tsurugi SQLコンソールの特殊コマンド | tgsql> \connect tcp://localhost:12345 |
TsubakuroのSessionBuilder | SessionBuilder.connect("tcp://localhost:12345") |
IceaxeのTsurugiConnector | TsurugiConnector.of("tcp://localhost:12345") |