S-JIS[2004-03-16/2008-11-15] 変更履歴

Eclipseの使い方

Eclipseは、Java(専用というわけではないけれど)の統合開発環境。フリーだけどとても高機能。
Eclipse2は(Javaで動いていて)けっこう重いので、マシンパワーが無いと つらい。
Eclipse3ではかなり軽くなった。


パースペクティブ

Eclipseは色々できるが、作業をパースペクティブと呼ばれる単位で行う。

例えばJavaの開発では「Java」のパースペクティブを使う。
デバッグ実行時には「デバッグ」のパースペクティブを使う。

パースペクティブの切り替えは、メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「パースペクティブを開く(O)」
又はパースペクティブを開くのアイコンをクリックして、必要なパースペクティブを選ぶ。


ビュー

パースペクティブの中では、様々な子ウィンドウが開かれる。この子ウィンドウのことをビューと呼ぶと思われる

例えばJavaパースペクティブでは「パッケージ・エクスプローラー」や「ナビゲーター」、あるいは「アウトライン」といったビューがある。
「パッケージ・エクスプローラー」や「ナビゲーター」の場合、そのビューの左下のビュー名をクリックすることでビューを切り替えられる。

また、ビューの右上の色々なアイコンをクリックすることでビュー毎のメニューが開く。

ビューの右上の×ボタンをクリックすると、ビューが閉じる。
閉じたビューを再び開くには、メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「ビューの表示(V)」で開きたいビューを選択する。
その中に無い場合は「その他(O)」を選び、「ビューの表示」ダイアログの中から選ぶことも出来る。


ビューの中では、1つの枠の中に複数のビューが入っている(タブが付く)事がある。[2008-11-08]
この場合、タブをドラッグして左右に移動することでタブの順序を入れ替えることが出来る。
また、エリア内の下の方にドロップすることで、上下2分割にすることも出来る。2つのソースを見比べることが出来て便利。


ファイルの関連付け

パッケージ・エクスプローラー等でファイルを開いた時にどのエディターが起動するかを指定することが出来る。[2008-11-08]

  1. メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「設定(P)」で「設定」ダイアログを開く。
  2. 左ツリーから「一般」→「エディター」→「ファイルの関連付け」を選択する。
  3. 「ファイル・タイプ(T)」に拡張子の一覧が表示される。その中の行を選択すると、下部の「関連付けられたエディター(E)」欄にエディター一覧が表示される。
    「追加(A)」ボタンを押せば、拡張子を追加することが出来る。ファイル名部分には「*」かファイル名そのものを入力する。ファイルの一部をワイルドカードで指定すること(例えば「build*.xml」)は出来ない。
  4. 「追加(D)」ボタンを押すと、拡張子に対して使用するエディターを追加することが出来る。
    「テキスト・エディター」が、Eclipse上で開くテキストエディター。

Pleiades All in One Eclipse3.4とかだと色々なエディターが入っていて、たまに使いづらいものがデフォルトになっているので適宜変更したくなる。[2008-11-15]

ファイル・タイプ エディター 備考
build_hoge.xml Antエディター 「build*.xml」で指定できると便利なんだけどなぁ
*.xml
*.tld
永続化XMLエディター  

ファイル比較

  1. パッケージエクスプローラーの中で比較したいファイル(2つ)を選択する。(1つをクリックし、もう1つはコントロールキーを押しながらクリックする)
  2. 選択したファイルを右クリック→「比較(A)」→「相互(E)」

CVSサーバー上のファイルと比較する方法


関連リンク

wikiで作られたEclipseのページ 色々載っていて便利。 [2004-03-10]

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