S-JIS[2008-11-15]

リモート・システム・エクスプローラー

リモート・システム・エクスプローラーは、Eclipse3.4で新設された機能。
Eclipseのワークスペースの外のディレクトリーやファイルを参照できる。
(要するにWindowsのエクスプローラーやftpツールと同じ)


リモート・システム・パースペクティブ

メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「パースペクティブを開く(O)」→「その他(O)」で「リモート・システム・エクスプローラー」を選択すると「リモート・システム」パースペクティブが開く。

ツリー 内容
ローカル ローカル・ファイル   (Windows上の)ディレクトリー・ファイル
マイ・ホーム   (Windowsで)ログインしているユーザーのホームディレクトリー
デスクトップ (Windowsの)デスクトップ
ドライブ   Windowsのドライブ一覧
C:\ ドライブ内のディレクトリー(ファイル)ツリー
フィルター名   フィルターを定義すると、フィルターで指定したディレクトリーがここから見られる。
(特定のディレクトリーと、その中で表示したいファイル(拡張子を条件にする)を絞り込むもの)
ローカル・シェル   「ローカル・シェル」を右クリックして「シェルの起動(A)」を選ぶと
「リモート・シェル」という名のコンソールが開く。
ここでDOSコマンドを実行することが出来る。

UNIXに接続したりも出来るらしい。


ローカル・ファイル

Windows上のディレクトリーやファイルを扱える。要するにエクスプローラー

ディレクトリーやファイルを右クリックすることで、色々な操作を行える。

対象 メニュー 内容
ディレクトリー 新規(A) ファイル(A) 新しいファイルを作成する。
フォルダー(B) 新しいディレクトリーを作成する。
フィルター(C) 選択されたディレクトリーを基点とするフィルターを定義する。
テーブルに表示(E) 「リモート・システム詳細」ビューにディレクトリー内のディレクトリー・ファイル一覧が表示される。
モニター(H) 「リモート・モニター」ビューにディレクトリー内のディレクトリー・ファイル一覧が表示される。
名前変更(M) F2
削除(C) Delete
コピー(D)
貼り付け(I)
移動(G)
メニューの名称通り。
検索(J) 選択されたディレクトリーを基点とするリモート検索(ファイル名・内容の検索)を行う。
シェルの起動(P) 選択されたディレクトリーをカレントディレクトリーとしてローカル・シェルを起動する。
ファイル 開く(B) Eclipse内で設定されたエディターでそのファイルを開く。
ファイルをダブルクリックするのと同じ。
名前変更(M) F2
削除(C) Delete
コピー(D)
移動(G)
メニューの名称通り。
検索(J) 選択されたファイル内を対象としたリモート検索を行う。
比較(E)
置換(I)
別のファイルやヒストリーとの比較や、それらからの置換を行う。

ローカル・シェル

コマンドプロンプトのようなコンソール(名前は「リモート・シェル」だが)で、DOSコマンドを実行することが出来る。
要するにコマンドプロンプトだが、dirでファイルのアイコンが表示されたりする。

コンソールの上半分が表示エリア。ここにプロンプトも出ているが、コマンドの入力自体は下半分の「コマンド」入力専用エリアで行う。
入力したコマンドの履歴が記憶されるので、カーソルキーの上下で以前入力したコマンドを選択できる。

ただしやはり今のところ最低限の機能しか無いようで、あまり便利とは言えないかも。


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