S-JIS[2004-03-10/2005-05-21]

Eclipse2インストール


Windowsへのインストール

まず、EclipseはJavaで動いているのでJREがインストールされている必要がある。
Javaの開発に使うなら、そもそもJavaのSDKをインストールしているだろう から問題ないはずだけど…。

  1. EclipseのダウンロードページからLatest Release(例えば2.1.2)のWindows版をダウンロードする。
  2. EclipseのダウンロードページからLanguage Packs(例えば2.1.2_Translations)のWindows版をダウンロードする。2.1.1だとパッチも在る。
  3. 本体のzipファイルを解凍し、適当なディレクトリに格納する(例えばC:\eclipse)。
    ちなみに、lhut32でunzip32.dllが古いと解凍中に落ちてしまう。WindowsXPだと zipファイルを選択してから右クリックで「エクスプローラ」を選ぶこと により、さも普通のディレクトリの様に開くことができるので ここからコピーする。
  4. 言語パックのzipファイルを解凍し、上記のプラグインのディレクトリ(例えばC:\eclipse\plugins) にコピーする。

コピーするばかりでよく、環境変数の設定等は特に要らない。

これで、C:\eclipse\eclipse.exeを実行することでEclipseを起動できる。


起動オプション

Windows版の場合、eclipse.exeへのショートカットに起動オプションを設定することが出来る。[2004-06-09]

  1. eclipse.exeへのショートカットを右クリックし、「プロパティ(R)」を選択
  2. 「リンク先(T)」のeclipse.exeの後ろに起動オプションを記入
起動オプション 説明
-vm -vm %JAVA_HOME%\bin\javaw.exe Eclipse自身を動かす為のJavaVMを指定する。このオプションを特に指定する必要はない。
javaw.exeでなくjava.exeを指定すると、起動時にjavaのウィンドウが表示され そのウィンドウを消すとEclipse自体が落ちるので やめといた方がいいかも。
-data -data c:\java\workspace ワークスペースの場所を指定する。このオプションを指定しないと、デフォルトの場所(上記のインストール例だと、C:\eclipse\workspace)になる。
-vmargs -vmargs -Xms256M -Xmx256M JavaVMのオプションが指定できるようになる。(左の例では、XmsXmxがJavaVMのオプション)

ちなみに、Xmsは初期ヒープサイズ、Xmxは最大ヒープサイズ。デフォルトは32か64位らしい。
これが大きいほど ガーベッジコレクションが起きにくくなってeclipseの動作が良くなるが、他のアプリへは悪影響となる(他のアプリが使えるメモリが減るから)。


JadClipseプラグイン

Javaの逆コンパイルを行うプラグイン。[2005-05-21]
ソースファイルがないクラス(拡張子class)のファイルを開いた時に、逆コンパイルしたソースを表示してくれるもの。

  1. jad.exeをインストールする。(逆コンパイルを行うプログラム本体っぽい)
    jad.exeのサイトからjadnt158.zipをダウンロードし、解凍したjad.exeを適当なディレクトリ(例えばc:\bin)に置く。
    (jadnt158.zipの「nt」は、WindowsNTのNTっぽい)
     
  2. JadClipseプラグインをインストールする。(Eclipseから使えるようにするものっぽい)
    JadClipseのサイトから「jadclipse2 beta2.06」(jadclipse_b206.zip)をダウンロードし、解凍した「jadclipse」ディレクトリを、プラグインのディレクトリ(例えばC:\eclipse\plugins) に置く。
     
  3. Eclipseを起動する。
    これにより、JadClipseプラグインが認識される。
    「ウィンドウ(W)」→「設定(P)」⇒「プラグイン開発」→「ターゲット・プラットフォーム」で、右ペインに「jadclipse」があればOK。
     
  4. JadClipseの設定を行う。

これで、classファイルを開けば自動的に逆コンパイルされる。
(メニューバーに「JadClipse」が出るので、そこから「Decompile」を選択すれば逆コンパイルが実行されそうだが、classファイルを開いたときには既に逆コンパイルされているので、何に使うものなんだかよく分からない(苦笑))


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