S-JIS[2003-07-06/2019-03-31] 変更履歴

Javaインストール


概要

Javaの開発環境は「Java SDK(Software Development Kit)」(開発キット。通称JDK)と呼ばれる。
実行環境は「Java Runtime Environment」(通称JRE)と呼ばれる。
Javaのアプリケーションを動かすだけならJREだけインストールされていればよいが、開発するにはJDKが必要。
JDKの中にはJREも含まれている。ちょっとした違いとしては、JDKに入っているJREはソース付きでコンパイルされているらしい。

Java2(ジャバツー)とは、Javaのバージョンが1.2に上がったときに、それまでのバージョンとは大きく変わったことをアピールする為に付けられた呼び方。 略してJ2SDKとかJ2SEとかJ2EEとかに使われている。

しかしJavaのバージョン1.5からは、Java2の「2」は外すことに決めたらしい。
「Java2 1.5」ではなく、「Java 5.0」と呼ぶ。JDKも、正式には「J2SE Development Kit 5.0」らしい。
なのでEclipseJavaのコンパイルバージョンを選ぶときの選択肢は「5.0」。だが、Javaのインストールディレクトリや「java -version」で見られるバージョン名では1.5となっている。ので、自分はたいていJDK1.5と呼んでいる。
他にも、j2reとかj2sdkと呼んでいたものが、jreやjdkに変わった。
(つまり、呼び方は変えたが、バージョン番号はそのまま続ける、ということだろう)

バージョン1.6では「5.0」の「.0」も取れて、「Java SE 6」と言うことになったらしい。

jdk1.9の次は、jdk1.10になるのかjdk2.0になるのか、どちらだろう?w たぶん2.0にすると昔のJava2とまぎわらしくなるので1.10だと思うが。
と思っていたら、Java9(JDK9)というのが正式名称になり、Java10, Java11と続いている。[2019-03-31]

Javaのバージョン


開発環境(JDK)は、開発対象に応じていくつかのエディションに分かれている。大まかに言って、入っているライブラリーが異なる 。

JDK1.4の頃の名称
名称 概要
J2SE Java2 Standard Edition 標準エディション。コンパイラーや標準的なライブラリー。
基本的にはこれがあればコンパイルできる。
逆にJ2EEJ2MEも、使うにはJ2SEが必要。
J2EE Java2 Enterprise Edition 企業向け(?)エディション。
なんでEnterprise(事業・企業)なのかは知らないが、Webサーバー向け。
EJBとかJSPとかを使うときは必要。
J2ME Java2 Micro Edition 携帯電話や組み込み機器向け。

普通、「Javaをインストールする」というと、JREJDKのどちらかを指すと思う。[2019-03-31]
自分の場合はJavaのアプリケーションの開発をするのが仕事なので、「Javaのインストール」はJDKのインストールを指す。
エディションは特に気にしない限りStandard Edition。

JDKはOracle(昔はSun)が出しているものが純正だと思うので、基本的にOracleが出しているOracle JDKを使う。
ただしJDKはOracle以外にも様々なベンダー(IBMとかAWSとかRedHatとか)が出しているので、(特にウェブアプリケーションにおいては)ベンダーのJDKを使うこともあると思う。 (例えばIBMが出しているWebSphere(WAS)を使うならIBMのJDKが良いとか)
Oracle JDKもOpenJDKベースなので、OpenJDKでも良いと思う。

Java12で「Javaが有償化される」というデマが流れたが、短期サポートのバージョンのOracle JDKに関しては最新版しか無償公開しないということのよう に思われる。
Oracleが短期サポートとするバージョンであるJava9やJava10は、既にOracleのサイトからダウンロードできなくなっている。
長期サポートバージョン(LTS)であるJava8やJava11は、Java12が出た時点でもまだOracleのサイトからダウンロードできる。
(また、Java11からOracle JDKはライセンスがGPLになり、商用利用する場合は有償のサポート契約が必要らしい→publickeyのJava 12正式版がリリース
※繰り返すが、これはあくまでOracle社がサポートしているOracle JDKの話であり、有償/無償の内容やサポート期間については、各ベンダーのJDKによって異なる


Linuxへのインストール

Linux(RedHatやCentOS)へのインストール方法。[/2016-04-09]

  1. OracleのJavaSEのダウンロードのページからLinux版 をダウンロードし、インストールする。
  2. 解凍されてrpmファイルが作られ、自動的にrpmコマンドが実行されてインストールされる。
  3. 環境変数を設定する。
    環境変数名 備考
    JAVA_HOME /usr/java/default インストールされたディレクトリー
    PATH $JAVA_HOME/bin (バージョンによっては)java・javacは自動的に/usr/binの下にリンクが作られるが、
    javap等は作られないので、リンクを作るか、パスを通す必要がある。

Windowsへのインストール

Windowsへのインストール方法。[/2011-07-30]

  1. OracleのJavaSEのダウンロードのページからWindows版をダウンロードする。
  2. Java12の場合、jdk-12-windows-x64_bin.exe を実行する。→インストール先
  3. 環境変数を設定する。
    環境変数名 備考
    JAVA_HOME C:\Program Files\Java\jdk-12 インストールしたディレクトリ
    PATH %JAVA_HOME%\binを追加 コンパイラー等の実行パス

CLASSPATHは、JDK1.5以降は特にセットする必要は無さそう。[2007-05-27]
Eclipse3で使うなら、JAVA_HOMEもPATHも特に設定する必要は無さげ)

インストールディレクトリ

Javaのバージョンに応じて、インストーラーや、インストール先のディレクトリも変わってきている。[2007-05-06]

バージョンによるインストール先の違い
ver JREのディレクトリ JDKのディレクトリ 更新日
1.4.0 C:\Program Files\Java\ j2re1.4.0_01 C:\ j2sdk1.4.0_01  
1.4.2 C:\Program Files\Java\ j2re1.4.2_13 C:\ j2sdk1.4.2_13  
1.5 C:\Program Files\Java\ jre1.5.0_09 C:\Program Files\Java\ jdk1.5.0_09  
1.6 C:\Program Files\Java\ jre1.6.0_01
jre6
C:\Program Files\Java\ jdk1.6.0
jdk1.6.0_22
 
1.7 C:\Program Files\Java\ jdk1.7.0\jre C:\Program Files\Java\ jdk1.7.0 2011-07-30
1.8 C:\Program Files\Java\ jdk1.8.0_112\jre C:\Program Files\Java\ jdk1.8.0_112 2018-04-21
9 C:\Program Files\Java\ jre-9 C:\Program Files\Java\ jdk-9 2018-04-21
10 C:\Program Files\Java\ jre-10 C:\Program Files\Java\ jdk-10 2018-04-21
11     C:\Program Files\Java\ jdk-11 2018-10-01
12     C:\Program Files\Java\ jdk-12 2019-03-31

※Java11から、JDKをインストールしてもJREはインストールされなくなった。[2018-10-01]
(java.exe自体は、jdkのディレクトリーのbinの下にある)


自動アップデート

Windows版では、Javaのバージョンアップを自動的に行う機能が用意されている。[2009-05-05]
当然オン・オフを切り替えることも出来て、その設定はコントロールパネルの「Java」で変更する。


環境変数の設定

Javaに関係する環境変数。[2011-09-25]

環境変数名 説明 備考
JAVA_HOME インストールしたディレクトリー  
PATH コンパイラー等(javacやjavap)の実行パス WindowsではJDKのbinへのパスをPATHに追加する必要がある。
ソフトによっては、別バージョンのJavaへのPATHを勝手に追加して動作が変になるので、注意が必要。
CLASSPATH コンパイル時・実行時に使用するライブラリー 以前はtools.jarを追加していたが、最近では不要。
ソフトによっては、CLASSPATHを勝手に書き換えて動作が変になるので、注意が必要。

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