鍼灸の位置付け

実際に悪い所が有る「器質的疾患」は病院、悪い所は無いが調子が良くない「機能的疾患」は鍼灸が向いています。別の言い方をすると、「死につながる病気」は西洋医学の方が強く、「死に関係しない病気」(肩こり、不定愁訴等)に対しては、東洋医学は大きな力を持っています。
気になる症状はまず病院で診てもらうことが大切です。ガン等の重篤な病気は鍼灸では治せません。
病院では別に悪い所は無いと言われたが、どうも調子が良くないというような不定愁訴には、ぜひ鍼灸を利用してみて下さい。

最近は「統合医療」と言い、西洋医学を補完する医療として、鍼灸等の東洋医学が注目されています。西と東それぞれに得意な分野が有ります。鍼灸が得意としているのは、以下のようなものです。

 ● 慢性症状(こり等)の緩和

 ● 体質改善(喘息・アレルギー・虚弱等)

 ● ストレス反応の緩和

 ● 老化・ボケ防止

 ● 不定愁訴(倦怠感・生理痛・更年期障害等)の緩和

 ● 健康の維持・増進

鍼灸治療を評価する患者さんは、「副作用が無いので安心」、「心地良く感じる」、「身体全体の調子を整えてくれる」、「症状が軽くなった」等の声を寄せてくれています。


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