『ラテン語が教えるもの』
目次
はしがき
第1部 随筆
1章 ドイツでかかった「不治の病い」−私のミュンヘン闘病記−
付録:DEA [ラテン語詩]
2章 ラテンの古写本を求めて−ヨーロッパを結ぶ図書館の旅−
3章 清らなる月、空に輝けば−ケンペル、ツュンベリー、シーボルトの思い出−
第2部 論文
1章 テーゲルンゼーの恋文について−11通の全訳とともに−
2章 オトフリートよりリュートベルトへ−『福音書』上呈状について−
3章 De Latinarum litterarum initiis quae
fuerunt in Iaponia [ 日本における初期のラテン語文化−原マルチノの1587年のラテン語演説を中心に−]
4章 「テーゲルンゼーの恋文」と「最初のドイツ語恋愛詩」をめぐって
5章 『ヘーリアント』序文をめぐって
6章 シオン司教H宛てのノトカーの手紙と中世初期に至る翻訳文学の伝統
7章 Hugonis Primatis Aurelianensis carmen
de excidio Troiae [フーゴー・プリーマース著『トロヤ滅亡の詩』の校訂]
8章 文学としての書翰−キケロー、ルプス、結城ディオゴの三書翰の例−
9章 現代におけるコミュニケーションの言語としてのラテン語
10章 フロウムントのフォイヒトヴァンゲン書翰集
11章 ゲーテとラテン語訳『ヘルマンとドロテーア』
索引
正誤表 182頁1行:誤「degegen」→ 正「dagegen」 223頁本文下2行:誤「carmnis」→ 正「carminis」 296頁脚注1-2行:誤「Centura」→ 正「Centuria」 357頁3行:誤「Worterbuch」→ 正「W嗷terbuch」 372頁13行:誤「アンブローシウス」→ 正「アンブロシウス」 |