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 ネバーエンディング・ストーリー/THE NEVERENDING STORY 
[FANTASY]
1984:西ドイツ作品/1985.03日本公開(東宝東和)
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
CAST-1:ノア・ハザウェイバレット・オリヴァータミー・ストロナッハ
CAST-2:パトリシア・ヘイズティロ・プリュックナー/他
西ドイツのファンタジー映画、ミヒャエル・エンデ原作の世界的に有名らしい「ネバーエンディング・ストーリー(果てしない物語)」の映画化、テーマ・ソングがヒットするも、内容・作りともに子供向け

STORYは…
イジメラレッ子のバスチアン、ワルガキ3人組に追われ逃げ込んだ古本屋、革表紙に金属製の2匹の蛇のマーク…「ネバーエンディング・ストーリー」との出会い、授業をサボり学校の屋根裏部屋、荒涼たる森の風景から始まる…”ファンタージェン”、姿・形・生活習慣も様々な種族、共通するのは女王への敬愛の念…彼らは各地で起きる異変を女王に報告へ…”無”の広がり…、象牙の塔に住む女王”幼心の君”(子供の姿)…その女王が原因不明の病におかされていた…自分を救えるのは、はるか遠くの草原に住む少年アトレーユ…女王から贈られた2匹の蛇をかたどったお守り、何も知らされないまま旅を命じられる…しろがねの山脈、水晶の田園、憂いの沼…巨大亀モーラが教えてくれたこと…女王が子供の姿でいられる理由、今まで次々と新しい名前を貰ってきたから、それが女王の生命を繋いできたこと…、アトレーユの問い…新しい名前をさしあげられるのは誰なのか?


原作はベストセラー、ストーリーの骨組(筋立てょ)はシッカリとしてますが、映像的には寂しい&ファンタジーゆえに、GOには辛い内容であった… あちらこちらのメディアに取上げられていたことと、リマールの歌うテーマ・ソングにつられて、ついつい…
-1999format



 ネバーエンディング・ストーリー第2章 
THE NEVERENDING STORY U THE NEXT CHAPTER
[FANTASY]
1990:アメリカ作品/1990.12日本公開(松竹)
監督:ジョージ・ミラー
CAST:ジョナサン・ブランディスケニー・モリソンアレクサンドラ・ジョーンズクラリッサ・バード/他
アメリカで作製された続編、SFX面での改善を期待して見に行きましたが寂しい状態、前作で主人公が行った大作業?を無視した作り…あれは一体なんだったのだろう?破綻…

STORYは…
母を亡くした悲しみに心を閉ざすバスチアン、仕事で留守がちの父、孤独感、相変らずのイジメラレッ子、古書店に駆け込む、あの本、「ネバーエンディング・ストーリー」を探しに… 家でページをめくり始めるバスチアン、ファンタジアの”幼心の君”の悲鳴、バスチアンに助けを求める声、ファンタジアに舞い戻るバスチアン、アトレーユや懐かしい仲間達との再会…ファンタジアは”空っぽ”に襲われていた…空っぽの手下ザイードによる侵略、”幼心の君”の胸の中まで”空っぽ”は忍び込んでいた…


前作から5年、何を間違えたか見に行ってしまいました。今回は全く評判にもなっていなかったのに、目に付いてしまったもので… 前回はドイツ映画、今回はハリウッド…、SFX的には何か見るものがあるかとも思ったが…寂しい次第、ハリウッド的種族もナンダか…、そもそも、この手の映画が向かないことを再認識させられて帰ってきたしだい… この映画、ファンタジーではあるが現実逃避とも… しかし、国の名前”ファンタージェン”は”ファンタジア”になってしまうのは言語の違いとしても、相変らず”幼心の君”を名乗っている女王…前作でバスチアンがしたことはどうなったのか?名前を与え続けられなければ…?
実は…中学生になったバスチアンは、相変らずイジメラレッ子で、あの本で…ファンタージェンではヒーローになるという…「ネバーエンディング・ストーリー3(94)」があるのですが、見てません…
(新宿ピカデリー1)
-1999format



ネバーエンディング・ストーリー3   ( 1994.12 )