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 ナショナル・トレジャー/NATIONAL TREASURE 
[ADVENTURE]
2004:アメリカ作品/2004.03日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン))
監督:ジョン・タートルトーブ     製作:ジェリー・ブラッカイマー
CAST-1:ニコラス・ケイジダイアン・クルーガージャスティン・バーサジョン・ヴォイト
CAST-2:ショーン・ビーンデヴィッド・ダヤン・フィッシャースチュワート・フィンレイ・マクレナン
     スティーブン・A・ロープ
CAST-3:ハーヴェイ・カイテルクリストファー・プラマー
CAST-4:マーク・ペレグリノ/他
製作ジェリー・ブラッカイマー、主演ニコラス・ケイジが組む4作品目(ザ・ロック、コン・エアー、60セカンズに続く)、インディ・ジョーンズ的なアクション・アドベンチャー映画

STORYは…
■1974年、嵐の夜、古文書を手にする少年ベン、孫の好奇心…一族に伝わる秘密を伝えるジョン・ゲイツ □太古から続く…富の争奪戦、集積・増殖していく秘宝の数々、歴史上に見え隠れ、14世紀…ソ□モン神殿で宝を発見したテンプル騎土団…1492年・秘宝を英国から守るべく大西洋を渡る、秘宝の近くには必ず“全能の眼と未完成のピラミッド”のマーク? 1779年・独立戦争が激化するアメリカで秘宝は忽然と消える □1832年・ワシントン、合衆国独立宣言書に署名した最後の生存者チャールズ・キャロル、死期を悟り…ジャクソン大統領と面会のためホワイトハウスへ、馬車を急がせるトーマス・ゲイツ少年、大統領不在、死の間際…信頼するトーマス少年に秘密を託す…テンプル騎士団の秘宝、その子孫といわれるフリーメイソンが保護、「秘密はシャーロットとともに眠る」という言葉を残して絶命、秘宝の謎はゲイツの子孫に引き継がれた、シャーロットなる人物を探し…未だ発見に至らず ■2004年、歴史学者ベン・ゲイツ、一族の夢を継承、遂に謎を解いたベン、北極の大氷原に立つ、相棒は天才ハッカーのライリー・プール、そして探索費の出資者イアン・ハウ(富と名声欲)、割り出された目標地点、探査、氷の中には…1779年メイン州から出航し消息を絶った“シャーロット号”、侵入、宝は?火薬樽ばかり、中身を出して調査…装飾過多の海泡石パイプを発見したベン、紋様が暗号、ブツブツと単語を呟くベン、一気に解答…秘宝の謎を解く鍵は“アメリカ合衆国独立宣言書”の裏!それを盗むとイアン、反対するベン、決裂、イザコザ、火薬に引火、脱出するイアン達、大爆発、ベン達は死亡と判断、逃げるイアン、瓦礫を抜出してくる2人 ■イアン阻止に動くベン達、誰も信じない状況、ワシントンD.C.国立公文書館、管理責任者アビゲイル・チェイス博土との面会(一つだけ欠けているアメリカ独立時の議員バッチ・コレクション)、荒唐無稽な話を信じない彼女…ベンは一目惚れ? ■リンカーン記念館前、秘宝への情熱、心の葛藤…決断、自らソレを盗んで…イアンから秘宝を守る! ■アビゲイル博士へバッジのプレゼント ■調査を開始する2人、監視装置に仕掛けるライリー、装置故障?修復室に運び込まれる“独立宣言書”、公文書館で開かれるパーティーに潜入するベン、(同時進行…重装備のイアン達も地下から侵入)、アビゲイル博士の指紋を採取、セキュリティ突破、修復室に向かうベン、開かないケースに悪戦苦闘、突入してきたイアン…銃撃、ケースを盾に逃走、エレベータ内で慎重に宣言書を取出すベン、アビゲイル博士を避けて入る売店


最近巷では「ダヴィンチ・コード」みたいなものが流行っているらしい、聖書系というかキリスト教系というか…ともかく巧妙に隠された証拠の数々を元に秘宝(?)を追っかけるヤツ、今回見た「ナショナル・トレジャー」もその流れかな一応、太古から続く戦争、富と文化の争奪戦、膨れ上がる金銀財宝、文化と歴史の集積、エジプト、ソロモン神殿、テンプル騎士団、(展開的に)最後はヤッパリ「フリーメイソン」とくるし…
アメリカで忽然と消えた宝物を探すゲイツ家6代目ベン・ゲイツ…歴史学者で冒険家(なんだか、インディ・ジョーンズである)、北極まで出向いて閃いたこと…「謎を解く鍵が“アメリカ独立宣言書”に記されている」ということ、以後、国立公文書館→リンカーン記念館→………と手掛りを追って行く、敵は頭の切れる金持ち、味方は情けな系コンピュータ・オタク、そしてやっぱり高学歴美女を巻込む…お約束のキャラ設定
巧妙に隠された暗号を…ブツブツ呟きながら次々と解読…って、オイオイそんなに簡単に分かるな!少しは悩め!隠した人達に失礼ではないか?ダヴィンチ・コードのラングドンも真っ青!?の展開、これはまるでRPGのよう、しかも主人公は、攻略本(データ)を頭にインストール済みに違いない、難問解決、敵との戦い、追って来るFBI、恋の行方、お笑い…、ハイ次!ハイ次!と怒涛の高速展開、制限時間131分!具がギッシリ、ゴッタ煮状態
あまり期待してなかったし…&ナンダカンダと言いましたが、余りに無茶苦茶過ぎる展開…数え上げたらキリが無い&ともかくツッコミ入れ放題…それゆえ?実はケッコウ楽しんでしまってたりして…
公開9日目、第1回(10:10〜)、610席の映画館に80〜90人の入り(渋東シネタワー1:渋谷)
2000-2009format



 ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 
NATIONAL TREASURE/BOOK OF SECRETS
 
[ADVENTURE]
2007:アメリカ作品/2007.12日本公開(ウォルト ディズニー スタジオ モーションピクチャーズ ジャパン)
監督:ジョン・タートルトーブ     製作:ジェリー・ブラッカイマー
CAST-1:ニコラス・ケイジダイアン・クルーガージャスティン・バーサジョン・ヴォイト
     ヘレン・ミレン
CAST-2:エド・ハリス
CAST-3:ハーヴェイ・カイテルブルース・グリーンウッド
CAST-4:ジョエル・グレッチビリー・アンガーグレン・ベッククリスチャン・カマルゴ/他
CAST-5:タイ・バーレル/他
まさかの続編、上映開始前に前作をTV放映、これを見た次男が新作を見たいということで…私だけなら見に行かないとこだったが…お願いに負けて見に行ってきました…

STORYは…
■[1865年4月14日]南北戦争終結5日後、祝賀ムードのワシントンD.C. ■酒場、トーマス・ゲイツに声を掛ける2人の男、暗号解読の依頼、渡される革綴じの日記、「プレイフェアの暗号」&「鍵が無ければ解読不能」、示される一文、解読に取り掛かるトーマス、相棒を残し劇場へ向かう男ジョン・ウィルクス・ブース…リンカーン大続領暗殺犯として歴史に名を残す男、観劇中の大続領が座るロイヤルボックスへ侵入、背後から発砲、馬で逃亡… ■暗号を解読したトーマス…そこには〈神殿〉〈金〉〈黄金都市シポラ〉〈ゴールデン・サークル騎士団〉の文字…それは先住民達が残した財宝への地図!「ゴールデン・サークル騎士団(南部側の秘密結社)の一味か?」と問う、息子チャールズの目前で男が発砲、重傷を負うも…日記を破り暖炉へ投げ込むトーマス、燃える日記を掴み出し…姿を消す男 ■[現代]スミソニアン博物館、講演中のベン・ゲイツ、大勢の聴衆、ゴールデン・サークル騎士団から財宝を守って死んだ自分の祖先トーマス、彼の功績がなければ歴史は変わっていたかも…、突然客席からウィルキンソンと名乗る男、件の失われた日記の一部を提示!しかも驚きの発言…先祖からトーマスこそ暗殺の首謀者!そのことをを隠すため日記を燃やされた…と伝え聞いている!証拠とする〈歴史から消えた日記〉には…暗殺者達のリスト、「トーマス・ゲイツ…首謀者」の文字! ■騒ぎ立てるメディア、先祖の名誉回復のため…ゲイツー族の伝聞の正しさ…〈暗殺者の日記〉の内容が財宝への地図であることを!立証するしかない!決心するベン ■ベンの相棒(ハッカー)のライリー、前回の件+αを記した本を出版、全く見向きもされず…落胆、彼の前にベン、協力要請、調査開始、まずは国立公文書館の責任者アビゲイルを口説き落とす必要、実は…何でも独断のベンと口論の末…別れた2人、アンティーク家具の譲渡を条件、ウィルキンソンが博物館に寄贈した日記を調査、インクの裏写り…浮び上る暗号、鍵が必要 ■父パトリックがチャールズから聞いた言葉!「全ての人類が支払わなければならない代償」…「DEATH(死)」が鍵!解析するライリー、〈LABOUL-ELAD〉の文字、ベン親子の推理…アメリカと関係深い〈エドワール・ラブレー〉?アビゲイルへ電話連絡、フランス人のラブレー…自由の女神の立案者、財宝の地図は自由の女神に!自由の女神像はリバティ島だけではない!パリへ向かうベン ■アビゲイルに…〈ラブレー〉が導く次の鍵が〈自由の女神〉だと教えたのはウィルキンソン!彼の一族は南部連合の有名なアルバート・パイク将軍の子孫、「人生は一度きりだが…歴史に名を残せればそれは永遠になる」と先祖を称える ■FBIオフィス、捜査官セダスキーが洗うのはウィルキンソン…傭兵出身&ブラックマーケットで遺跡からの盗品売買に関わっていた人物が…何故に売れば金になる日記を博物館に寄贈したのか?裏があると…


上記に書きましたとおり、次男のリクエストで見に行きました、自発的ではありません、まあ自分1人なら違う映画を見に行ったでしょうね…
まあ作りは前作と同様、アメリカ先住民のお宝探しが、リンカーン暗殺事件からスタート、ついでにゲイツ家の名に泥を塗られて…名誉挽回に奮闘する主人公でして、国立公文書館→バッキンガム宮殿(パリ)→ヴァージニア大学→ホワイトハウス→………へと次々にノンストップで解明、少しは悩め!展開です、今回は移動距離が短い分スケール縮小、しかも先住民族の黄金都市、やはり悲しきかな…世界史上でのアメリカの歴史の短さ、自らの国の中ではどうにも話の膨らましようなし…寂しいというか寒い、題材が題材で…コソドロ、誘拐、そして無理矢理冒険活劇(もう何度も見たシーンの焼き直しの連続)、まあその辺を了解のうえであればコミカルでまあまあ楽しいかな…
ちなみに公開10日目、第1回、794席の映画館に1割程度の入り(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format