行・き・ぎ 作品・海外










 KICK-ASS/キック・アス 
[ACTION]
2010:アメリカ、イギリス作品/2010.12日本公開(カルチュア・パブリッシャーズ)
監督:マシュー・ヴォーン     製作:ブラッド・ピット/他
出演:アーロン・テイラー=ジョンソンクロエ・グレース・モレッツニコラス・ケイジ
クリストファー・ミンツ=プラッセマーク・ストロングデクスター・フレッチャー
ジェイソン・フレミングクラーク・デュークギャレット・M・ブラウンヤンシー・バトラー
リンジー・フォンセカエイドリアン・マルティネスエヴァン・ピーターズ/他
映画情報収集時に引っかかった「キック・アス」なる映画、その段階では扱いは小さかったが
なりきりヒーローもの、アメコミ親父に美少女のアクション、製作はブラッド・ピットの会社!
バカバカしい映画か、大化けの映画となるか?怖い物見たさ!
どうにか年末に見に行きたいと思ったが、病の身…そうそう何本も映画を見られない
そうこうしているうちに情報番組の映画コーナーで取上げられてしまったではないか…混んでしまう可能性!
12/30、年末の大掃除?ガラス拭きを午前中に終えて一段落
待ちに待った妻の一言…映画でも見てくれば!
即ネットで上映時間を調べる…混雑が予想されますの文字!
ダッシュで映画館へ
ケッコウ座席予約は埋まっているものの1人の自由さ…ベストポジションに座席をKEEP
上映時点では満席のアナウンスでした

STORYは…
どうにも冴えない&モテナイ、アメコミ好きの高校生デイヴ、カツアゲに遭うも人々は見て見ぬフリ
そんな悪を倒してくれるヒーローが現実世界にいないのは何故なのだろうか?と考える
バッドマンもスパイタ゜ーマンも元々は何の能力もない一般人ではなかったか?(のちのち力を付けて行く)
だったら…自分がヒーローになってもいいんじゃないか?本気!
インターネットで購入したダサダサのコスチューム、キック・アスを名乗りパトロールを開始!
最初のミッション…車泥棒と格闘で腹を刺されて転倒、走ってきた車に轢かれて…あえなく病院送り
かなりの重傷、体中の骨に当てられた金属プレート…まるでウルヴァリン!肉体強化?喜ぶデイヴ
退院と共にパトロール再開!
ボコボコにされても意外と大丈夫!その戦いぶりを撮影した若者が YouTube にアップロード
たちまち大評判、私生活では美人の彼女までゲット!
ところが事態は思わぬ展開を見せる
地元マフィアのボス、フランク・ダミコ、商売のトラブルをキック・アスのせいだと勘違い…抹殺指令
そのフランクを狙っていた超本核的なペア…ビッグ・ダディ&ヒット・ガールの父娘の出現
キック・アスに近づくレッド・ミストを名乗るなりきりヒーロー登場
銃弾が降り注ぐ一大バトルが展開!
ヒット・ガールをフォローすることになるキック・アス!
彼は本物のヒーローになれるのか!?

主人公はキック・アスとなるデイヴ(アーロン・ジョンソン)であり、なかなかに笑わせてくれるのですが
なんとも凄いのがヒット・ガールを演じるクロエ・グレース・モレッツ(13歳)の怪演だろう
残虐シーンとなるであろうバトル・シーンはあまりに見事、いや当たり前にさえ見せ…笑いさえ誘う!
ニコラス・ケイジとのかけあい漫才も楽しかった(スイマセン映画館で笑ってたのは私です)
今後どんな役者さんになるのやら楽しみです
それから…「キック・アス2」の製作発表が既にされているそうで、今から楽しみにしてます!
ちなみに公開13日目の第2回(13:50〜)、221席の映画館は満員でした(シネセゾン渋谷)
2011.09format



 KICK-ASS2/キック・アス/ジャスティス・フォーエバー 
[ACTION]
2013:アメリカ作品/2014.02日本公開(東宝東和)
監督:ジェフ・ワドロウ   製作:マシュー・ヴォーンブラッド・ピット/他
出演:アーロン・テイラー=ジョンソンクロエ・グレース・モレッツクリストファー・ミンツ=プラッセ
ジム・キャリーリンディ・ブースドナルド・フェイソンクラーク・デュークロバート・エムズ
スティーヴン・マッキントッシュモニカ・ドラン
オルガ・クルクリーナオーガスタ・プリューアンディ・ナイマントム・ウーダニエル・カルーヤ
ギャレット・M・ブラウンヤンシー・バトラージョン・レグイザモイアン・グレン
クラウディア・リーリンジー・フォンセカ
ベネディクト・ウォン/他 
2010年、一大ショックを受けた映画です!即む・続編希望でしたが…世の中。なかなか希望通りにはならず!
3年もの歳月を経過してしまいました!ということは、クロエチャンが3歳歳を取ったということです!
大丈夫でしょうか?軍団系の映画になってるみたいですし…
不安要素多いんですが?
製作にブラッド・ピットの名前もないし…方向性も、どうなってるんでしょう?

STORYは…
なりきりヒーロー、キック・アスの姿を捨てて…平凡なスクールライフを送るデイブ
だが卒業が近付くに従い…将来やりたいことがない自分に気付く…やはりやはりヒーローしかないのか?
同じ高校に通い始めたヒット・ガールことミンディに…自分を本物のスーパーヒーローにして欲しいと依頼
(ミンディは養父(警官)の目を盗んで…高校をさぼっては、隠れ家で秘密の特訓中)
デイブがミントと特訓に明け暮れる一方…
キック・アスに父を殺されたクリス、父親の復讐を果たすため…悪の軍団を結成を計画
まずは面倒な諸雑事をやっつけるため…母の執事を抱き込む!力はなくとも“金”ならある!
正義の味方“レッド・ミスト”の名を捨て、悪の化身“マザー・ファッカー”へ
(死んだ母の趣味のボンデージ・ファッションに身を包むクリス)
世界各国から凄腕の暗殺者を集め始める
キック・アスとヒット・ガールのチーム結成も…養父マーカスに知られることに!
普通の女の子に戻るのが一番の幸せと諭す養父、ヒット・ガールを封印するミンディ
クラスの人気者ブルックの仲間に入れられる…いちいち鼻につく高慢ちきなカワイイ女(よくあるタイプ)
高圧的ブルックの対応にイライラするミンディだが…デイブの説得を拒否
一人ぼっちのヒーローに戻るデイブ!
その頃、街にはキック・アスに憧れるあまり、マスクをかぶってスーパーヒーローになる人が溢れる!
そんな中で知り合ったドクター・グラビティーを名乗るヒーロー
彼から…強力な知り合いを紹介される
平和に目覚めた元マフィア、“スターズ・アンド・ストライプス大佐”
正義に熱い彼と仲間達、デイブも加入、“ジャスティス・フォーエバー(正義よ、永遠なれ!)”を結成!
一方、父親の残した金を使い…次々と仲間をスカウトするマザー・ファッカー!
黒人ファイター“ブラック・デス”、身長162pの快楽殺人者“腫瘍”、元中国マフィア“チンギス・ハン殺し”
そして、ロシアの刑務所から出所したばかりの女殺し屋“マザー・ロシア”、出鱈目なネーミング
マザー・ファッカー達の悪行三昧を危険視した警察
マスクを着けている者は問答無用で全員逮捕の指示!平和を守っていたものまで…
ジャスティス・フォーエバーのメンバー達も次々と追いつめられていく…


あれれれれれれっ?やっぱりこんな映画になっちゃったんですね?
前作のインパクトの強さったらなかったです!即続編が宣言されてましたが…なかなか実現ならず、3年が経過
おかげで、クロエちゃんがスッツカリと大人になってしまいました…笑える部分が変わっちゃいましたね!
もっとお下品にスピーディーに笑わせて欲しかったです!
自動車上での銃撃戦なんて使い古された戦闘シーンなんて見たくもありません
屋上トップライト(ガラス)上の戦いも同様…オチがバレバレですしね!
しかもお下品な言葉が、押さえ込まれてませんか?
で…この映画、ヒーローがヒーローであることに悩むこと、自分は何ものなんて悩む必要はないでしょう?
そんなもの、スパイダーマンだとかバットマンだとかスーパーマンに任せておけば良い!
(みんな悩んで強くなったかもしれないけど…)
この映画には誰もそんなこと求めていない!そんなヒマがあったら笑わせてくれ!スカッとさせてくれ!
なんなら悩んでることを笑いに転嫁して欲しかったな…
あっ!最も笑ったのは(館内私だけ?)…
スターズ・アンド・ストライブス大佐が悪党のアジトに乗り込む時の言葉“エホバの証人です!”(爆笑)
ともかくR15、全米7館上映からスタートした作品、とことん行って欲しいものだ!
クロエちゃんの出世作だし、もっと嵌め外して欲しい…
えっ、何?原作はもっとエグイとな!?倫理コードぎりぎり?
そっちが観たいな!コミック買うか?
ところで、今回はジム・キャリーが出ているんだけど、知らずに観たら認識できますか?
控えめなオーバー・アクション?らしくない感じ、使い方もったいない…実は「マスク」を持ってる?ナイナイ!
でもって、それぞれの道へ?ありがちだな…
そうそう、エンディングロールが始まっても、帰っちゃダメだよ!
もう1シーン、よくあるパターンのラストが残っているからね…「3」決定かな!?
やるなら無茶して欲しいな…
今回、大失敗した分を是非取り返して欲しいもんだ…どんだけ良いとこ探しても点数が上がらない!
ちなみに公開初日の第1回(9:50)、299席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
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