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 ローレライ 
[WORLD WAR 2]
2004.03:日本映画(東宝)
監督:樋口真嗣     原作:福井晴敏
CAST-1:役所広司妻夫木聡香椎由宇柳葉敏郎堤真一石黒賢
CAST-2:佐藤隆太ピエール瀧小野武彦國村隼KREVA粟根まこと塚本耕司井上肇近藤公園
CAST-3:伊武雅刀鶴見辰吾野口雅弘大河内浩佐藤佐吉平賀雅臣忍成修吾江畑浩規
CAST-4:橋爪功阿川佐和子上川隆也
CAST-5:タイロン・パワー・Jr.井上肇/他
監督は平成ガメラ・シリーズを特技監督として支えた樋口真嗣!監督デビュー作、原作はベストセラー作家の福井晴敏、太平洋戦争末期、特殊兵器〈ローレライ・システム〉を搭載した潜水艦・伊507…日本の終戦のあり方をかけた命懸けの戦いを描く…

STORYは…
■太平洋戦争末期、西太平洋、「魔女」と仇名される潜水艦と戦う米軍潜水艦ボーンフィッシュ、信じられない動き、魚雷を受け…沈没 ■1945年8月、同盟国ドイツの降伏、米軍の攻撃激化、8月6日…広島に投下された原爆 ■破壊された海軍施設、ドストエフスキー「罪と罰」の一節を語る浅倉大佐、覚えていない絹見(マサミ)少佐(特攻に反対し左遷の身)、特別任務…マリアナ諸島テニアン島(B29発進基地)、第2、第3の原爆を準備する米軍基地を破壊せよ!日本の切り札…ドイツから接収、伊号第507潜水艦…独潜UF-4/全長110m級、連装砲(対艦砲)を有する珍しいタイプ、そして極秘システムから“魔女”〈ローレライ〉の名を冠される潜水艦、艦長を命じられる絹見 ■8月7日05:00出航、航海長・木崎〈絹見とは旧知の仲&理解者〉、酔いどれ機関長・岩村、カメラが趣味の軍医長・時岡、強面で鬼と称される掌砲長・田口、〈ローレライ・システム〉の謎を知る軍属技師・高須、10代の若者…特殊潜航艇〈N式潜〉の正操舵手として配属された折笠一曹、副操舵手の清永一曹、人間魚雷・回天特攻隊からの転属(自分達がここで生きている理由は何?)定員に満たない寄せ集め、そして特攻に反対し「腰抜け艦長」と呼ばれる絹見艦長、日本を滅亡から救い、必ず生きて祖国に戻る、諦めなかった者だけが成し得る!作戦海域到達には米軍・太平洋艦隊の防衛網突破が必要、成否の鍵を握る〈ローレライ・システム〉…今だ正体不明 ■米軍駆逐艦3艦を発見、特攻を志願する折笠と清永…却下され不満、〈N式〉には一体何がある?自分達の任務内容は?侵入、接近する敵艦、投下される爆雷、回避不能、〈ローレライ・システム〉が如何なるものかを知っておく必要あり…発動を!渋々OKする高須、折笠に〈N式〉乗船指令も既にその中、目前には…


監督は、特技監督として平成ガメラ・シリーズを作り上げた「樋口真嗣」…監督デビュー作、原作は樋口監督の“第二次世界大戦を背景としたSTORY”との要請を請けた「福井晴敏」、書き上げられた映画用原作「ローレライ」、そして小説「戦場のローレライ」…潜水艦映画、豪華キャスト、樋口監督ならVFXもやってくれてるだろう、期待を胸に…映画館へ
STORYは面白い(強引であり…コチラを問題視される方も多いだろうが)、キャスティングもケッコウ嵌っていて…良いと思う、脇役陣も頑張っていて、いいアジ出してます
が…まさかのVFX面で不満、潜水艦の合成がモロバレというか、「絵」だ!陽光を浴びて光り輝くのは…キレイ過ぎ、本来はもっと鈍く光るものでは?潜水艦ものにしては、全体として画面が明る過ぎ…、深海らしくない、閉鎖空間らしくない、映画を見る者にとっては、何のための〈ローレライ・システム〉?恐怖感というかゾクゾク感が半減、奇麗さを取った?何故?樋口氏が監督していて?何で?それから編集面でも少々の難あり、盛上りシーンの途中に、恋愛的シーンを挟まないで欲しかった、緊張感が途切れてしまうではないか…、映画終盤の展開でかなり盛り返すも…それまでの失点が大きすぎて…評価としては、どうにかEVENというところでしょうか、(私の期待が大きすぎたのかもしれないが)

〈作品とは関係無しのネタ〉 実は急に見に行くことにしたため、已む無く〈あの映画館〉へ、混むと予想し…上映開始の45分前に到着、前売り券を持っていたので、2階の劇場に向かおうとすると…やたら多くの立て看板が気になり読んでみると…いつのまにか「定員入替制」に変更になっており、それを周知する文面、窓口に行って回を指定、座席位置の指定は無く、整理券を受取る、「整理番号順」の入場だと思い、番号を確認しようと券を見るが、整理券に「整理番号」がない?よく読むと、「開映30分前までにご入場ください」の文面…?随分と早く客を集めることに疑問、普通は10〜15分前、なんか嫌な予感がして…そのまま(4つある劇場のうち)目的の劇場に向かうと、既に長い列が出来ているではないか!?見たい時間帯は指定できても、いい席で見たければ…並ばないといけないのか…
現在、東京では人気作でも…だいたい開映30分前を境に、列が一気に伸びだす傾向にある、いい席で見たければ、それよりチョット早目に行けば良かったが(※これは私の経験的なもので、データを取ったわけではないので…あしからず)
皆さん、結局は並んだもの勝ちと気付く、少しでも良い席で見たい客は、より早く劇場に集まらざるをえない、見たい人間は、見たい時間に見られるよう行動しているのだが、この映画館の「定員入替制」は、特に早く集まる気のなかった人間までも早くに集めてしまう、並ぶ時間が長くなるばかりで、客には全くメリットなしの「定員入替制」、果たして改善される日は来るのだろうか?
公開初日、第3回(15:05〜)、346席の映画館、満員でした(渋東シネタワー3:渋谷)
2000-2009format



 劇場版 ロックマン エグゼ/光と闇の遺産〈プログラム〉 
[ANIMATION]
2005.03:日本映画(東宝)
監督:加戸誉夫
CAST-1:比嘉久美子木村亜希子
CAST-2:川島得愛斎賀みつき結城比呂千葉一伸安元洋貴根本圭子中多和宏
CAST-3:水橋かおり沼田祐介日高のり子藤原啓治中嶋聡彦山口由里子/他
GBA(ゲームボーイアドバンス)用ゲーム・ソフトのアニメ化、2002年から現在に至る人気番組で…子供が毎週楽しみにしてまして…、番組後の宣伝を見るなり、見に行きたい!と…、というわけで見てきました

[予備知識]2002年・春より現在まで、土曜日の朝8:30-9:00に子供達がアニメの「ロックマン・シリーズ」を見ている関係で大雑把には内容を把握しているが、(自分の頭の中の整理を含め)知らない方のために…チョットまとめてみました(大雑把ですので、詳しく知りたい方は専門のサイトへどうぞ!)
■「ロックマン エグゼ」…GBA(ゲームボーイアドバンス)用ゲーム・ソフトのアニメ化作品 ■近未来(200X年)の日本、高度に電子化された社会、電脳空間内部の仮想都市の構築、情報共有の加速、全ての人が「PET」と呼ばれる携帯情報(無線)端末を所持…そこに組込まれた疑似人格型プログラム「ネットナビ」により、日常生活に必要な情報を入手 ■デンサンシティ・秋原町に住む「光 熱斗(ヒカリ ネット)」小学校5年生、科学省で働く父(光 祐一朗博士)が作ってくれたオリジナル・ネットナビが「ロックマン」、大親友? ■便利な反面、増加するネット犯罪、学校でもウイルス対策の授業…「ネットナビ」にバトルチップを送りウイルスを撃退、これを応用…互いのナビを戦わせ勝敗を競う「ネットバトル」が大ブーム、熱斗もロックマンと共に数々の大会に出場、多くの友人・仲間ができるが…事件・犯罪にも遭遇、熱斗とロックマンは彼等の協力を得ながら事件を解決していく ■凶悪化する犯罪(特に犯罪組織WWW:ワールドスリー)、対抗のため…優秀なネットオペレータを召集、極秘の防犯組織“ネットセイバー”を組織、その中には小学生ながら熱斗(&ロックマン)も含まれていた… ■凶悪かつ高度化していく犯罪・事件、ネット世界と現実世界の境界も曖昧化、ネットセイバーだけでは対応不可、科学省も新たな対抗技術を開発、光祐一朗博士は「ネットナビの3次元化」の研究、特殊空間(ディメンショナルエリア)にネットナビを擬似物質化させ、オペレータとの融合(クロスフュージョン)を可能にするシンクロチップを開発、但し高いシンクロ率が必要、高度のシンクロ率を示した熱斗とロックマンに渡されるシンクロチップ、悪と戦い続ける熱斗&ロックマン! ■訪れた平和も…新たな危機が迫る (2005/03:現在進行形、そして劇場版公開)

STORYは…
■裏の世界、かつての戦いに敗れ宇宙を漂流するフォルテ(ロックマン最大のライバル)、炎を吹き上げる星、怪物の形状に変化、捉えられるフォルテ ■ネットバトル大会、勝利して喜ぶ熱斗&ロックマン、別会場でデュエルの大会も開催中 ■別地区、天空から光の柱が出現、移動開始、触れたもの全てをデジタル情報化、現実世界から跡形もなく消える…「非物質化現象」、分析する光博士、父・光 正博士のプログラムを止める必要ありと決断、ネットワーク社会を支える根幹のソフト、止めるネット警察総監・貴船、被害地の上空映像…地表に刻まれる回路図、「このままでは地球…が電脳世界に飲み込まれてしまう…」 ■バトルに勝利した熱斗、父からの連絡…トリニティブレイン社に向かい…光正プログラムを破壊せよ!の指示、事件の概要を知る熱斗、現地の受付端末からコンピュータへ侵入、システム奥深くにダイブ、ファイヤーウォール突破、ウイルス駆除ソフト撃退、最深部へ到達、そこに「悪の科学者リーガル」に操られる宿命のライバル「フォルテ(オペレータなしの独立ナビ)」の姿!ロックマンへの攻撃、更にもう一体…味方?謎のナビ「カーネル」の援護、フォルテを退けるも…その先には邪悪な「電脳生命体ネビュラグレイ」とリーガル!裏世界送り、そこで得た知識と力、強力…歯が立たず、フリーズ状態、どうにかロックマンを脱出させる熱斗 ■科学省内、過去の話、ネットワークの高度利用を研究する光正博士、共同研究者のワイリー博士、理想的な電脳社会を構築するハズだった2つで一つのプログラム、自分の研究ができれば何でも良かったワイリー博士、ワイリー・プログラムをアメロッパ軍へ売り込み、軍施設で独自研究&実験、時空の乱れ、失敗、(唐突なシーン…時空の歪に飛び込むアメロッパ軍のバレル大佐)、結局…単体のプログラムをトリニティブレイン社に納入した光 正博士、そこに身を置くネビュラグレイ…今だ未完成、2つで1つのワイリー・プログラムが必要、アクセス端末のあるアメロッパ軍の廃基地、ネビュラグレイを倒さなければ「非物質化現象」は止められない、敵も必ずソコに現れる! ■熱斗に呼出し、無傷のハイウェイ、飛行機で現れる炎山、ライカも合流、目指すはアメロッパ軍の研究施設のあった無人島に潜入、旧型の警備用ロボット軍、ディメンショナル・エリアを設定、クロスフュージョン、食い止めるブルース&サーチマン、先を急ぐロックマン、再び助けに現れたバレル&カーネル!さらに先の…ネットワークの世界へ突入、ネビュラグレイとの戦い、フォルテも参戦、三つ巴の戦いに突入する…


ここ数年、毎週末、休みの朝はTVアニメの「ロックマン エグゼ」で始まる… ネットバトルの能力はあるが、どちらかといえば頭悪そうな小学生に、ネットセイバーなる資格を与え、さらに次々と武器を与えてネットワーク内で大暴れ…大丈夫なのだろうか、近未来社会は…などと子供達の後ろからツッコミを入れながら見てます
これは映画も同様、いきなりネットセイバーを名乗る(本当は秘密のハズなんだけど…名乗っちゃっていいのか?)少年に、受付端末を奪われ、ましてや目前でシステムに侵入するのをボーっと傍観している大手企業の受付嬢は…完全に職務怠慢です、しかも(いくら優秀なネットセイバーとはいえ)少年一人に楽々とシステム侵入を許す企業も企業である、しかもお膝元の受付の端末からである、私なら防御する前に侵入経路である受付端末を切離すぞ、こんな会社がネットワークの基盤を受け持つ世界には住みたくないものだ…、それから、「非物質化現象」…非物質化?データ化?無理でしょう!あとの展開全てに突っ込み入れてると、物凄い長文になりそうなので止めときます…って、最後に一つだけ!大会で始まり、諸々の事情のもと、決戦の場が無人島の遺跡(廃墟)という、同時上映「デュエル・マスターズ」と全く同じ展開(大会→戦い→無人島の遺跡→戦い)はどうにかして欲しいものだ、ストーリーがこんがらがってしかたがない…
2005年3月12日の朝、いつものように「ロックマンエグゼ ストリーム」を見終わると…「劇場版の宣伝」、今日が公開初日、しかも「劇場版 デュエル・マスターズ」が同時上映、見たい!と次男、情報確認…渋谷地区に上映館なし!「日比谷スカラ座」を選択、慌しく出発、上映45分前に到着も「次回は満員、次は(3時間後の)2:00p.m.…」の案内、再び地下鉄へと走る!30分後に上映開始の「新宿スカラ3」へ向かう、上映開始10分前に到着、公開初日の混雑を想定して劇場変更、再び変更先へ急ぐ、劇場規模が大きくなっている!ラッキーである、入口には「座れます」の文字、入場、唖然!人でゴッタ返して中に入れない!?グッズ購入の列!掻き分け掻き分け中へ…意外と空いていて、またも驚く、ポップコーン&コーラを購入、着席、即…上映開始となりました、大変でした、ちなみに…上映終了後にダッシュ、グッズ購入の列の最前部に並び、早々と劇場を脱出しました
(ということで…新宿文化シネマ1(公開初日:新宿スカラ3からの劇場変更))
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 ロボジー/ROBO-G 
[COMEDY]
2012.01:日本映画(フジテレビジョン・東宝・電通)
監督:矢口史靖
出演:五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)吉高由里子濱田岳河合正悟川島潤哉
田畑智子和久井映見小野武彦
田辺誠一西田尚美竹中直人大石吾朗森下能幸菅原大吉徳井優田中要次竹井亮介/他
映画館の予告CMで吹き出してしまった!おーお、矢口史靖監督のコメディー映画!面白そ〜ではないか
(正月第2弾映画シーズンに突入!今年もいよいよ動き出しました!)
出演陣もナカナカ良いじゃないですか!
しかも14日は「TOHO(14)シネマの日」で、1,000円ですし…観に行っちゃいますね!
問題は映画館…時間が合うのはTOHOシネマズ渋谷!
嫌な予感はしたが…当たりました、「SCREEN 4!」
慌ててネット予約!ヤッパリ最後尾席から埋まってる!ポッカリ空いてる1席を確保です!

STORYは…
家電メーカー木村電器の敷地の一角…開発室、缶詰状態の3人…小林、太田、長井
近々開催のロボット博覧会で企業宣伝!ワンマン社長・木村の思いつき!3ヶ月で2足歩行ロボットを開発せよ!
ともかくTVにチョットでも映ればいいんだ!どうにかしろ!よろしく!
残り時間は1週間、尻を叩かれてる状態、どうにかこうにか形になってきたロボット“ニュー潮風”
が…突発事故、窓から転落するロボット、ケーブルに引き摺られ…パソコンも落下、全滅状態!
窮地に追込まれた3人の取った手段…たった1回の博覧会…ロボットの中に人間を入れてごまかそう!
着ぐるみショーのオーディションと騙って、ロボットの外装にピッタリの人間を募集する!
そこにやってきた73歳の老人…
仕事をリタイヤして久しい一人暮らしの鈴木重光…娘の「仕事でも探してみたら?」の一言に触発され応募
芝居の経験なし、目も悪ければ耳も遠いのだが…ともかくサイズがピッタリ…決定!
ロボット博当日、日当3万円の着ぐるみショーと信じきっている鈴木、ロボットスーツを装着
ノロノロと動く様、引き摺るように歩く様がロボットの動きに合致!?
小林の無線指示に従ってステージへ、TVカメラに捉えられた事を確認、サッサと撤収を図る3人組だったが…
本物のロボットの人気に嫉妬を覚えた鈴木が大暴走!隣ブースのロボットに張り合い「おてもやん」を踊りだす!
大盛り上がり!“ニュー潮風”に殺到する客
取材中の地元ケーブルTV局の新人ディレクター・伊丹弥生、人ごみに流される
偶然ビデオカメラを守ってくれたロボットオタクの女子大生・佐々木葉子
そこに倒れてきた博覧会用のディスプレイ、とっさに佐々木の手を引いて助けた“ニュー潮風(鈴木)”
大混乱…今度こその再撤収!終わった!とりあえず鈴木を送り返しての…打ち上げ!
そして“ニュー潮風”に恋してしまう佐々木!
翌日、社長に呼び出される3人組…着ぐるみの件がバレたか?
上機嫌な社長!?新聞&TVニュースは「ロボットが人命救助」と伝える!一躍有名の“ニュー潮風”&“木村電器”
出演依頼や問い合わせが殺到、記者会見!?イベント参加!?
追い詰められた3人、再びロボットに入って欲しい…鈴木に全てを打ち明けての再度の依頼
自分がインチキの片棒を担がされていたと知って怒る鈴木
自分が“ニュー潮風”に入っていたと言って回るも…誰からも相手にされず&ボケが始まったと思われる始末
意気消沈して街を行く鈴木と困り果てた3人組の偶然の遭遇
1度は断ったロボットスーツの装着をOKする鈴木…イベント成功!3人組+鈴木の珍道中の始まり
アチラコチラに売り込みたい木村電器の幹部達、必死に歯止めを掛ける3人組、出演依頼をコントロール
(自分がいなければ…?どんどん要求が増えてくる鈴木…美味しい思い)
一方、“ニュー潮風”への想いが募る葉子、行く先々に出現する“追っかけ”状態
“ニュー潮風”の出演がダメなら…開発者3人に講演の依頼、謝礼金に目がくらんだ3人組…OK
思わぬ大会場、ロボット工学系の学生で満席に唖然
ノラリクラリとかわす3人組、学生同士の議論に発展、その様子を必死にメモる3人組(後付けの勉強)
しかし…葉子が木村電器に就職活動で来社、事態の発覚を恐れた太田が…君は向いてないと言い放つ!
ショックを受けた葉子、“ニュー潮風”関連アイテムを廃棄しながら
ココに至って“ニュー潮風”映像に違和感を覚える…映像のアップ!頭の継ぎ目から髪の毛が1本!
恋した相手はロボットじゃなかった!?ケーブルTVの伊丹の協力のもと調査を開始する葉子
ついに決定的な写真を撮影されてしまう!どうする3人組?どうする鈴木?


いやー、面白かった!もう十分に情報が入ってますし、展開は読めまして…
でも分かってて、事前に吹き出し笑いしてしまいます!このへん上手ですね…矢口監督(脚本含む)
濱田岳、チャン・カワイ、吉高由里子、十分にハジケて笑いを取ってます
しかし…なんと言っても
五十嵐信次郎ことミッキー・カーチス、73歳の怪演でしょう!
監督の言うがままとおっしゃられてますが…いいアジ出してますね、凄いキャスティングです
こんな元気なご老人は、一般的にはナカナカいないでしょうね!ロボットスーツ着てるシーンもありですから…
装着に1時間、脱ぐのに30分だそうだ…体調管理大変だったみたい
そのうえでハジケてる若手と対等に渡り合うですから…たいしたものです
それからエンディング曲「Mr.ROBOTO」“五十嵐信次郎とシルバー人材センター”含めて、笑いだ!
オリジナルのスティックスじゃダメなんだよね、やっぱり!
コメディ好きな方、ご興味のある方、どうぞご覧ください!お勧めいたします!
分かっちゃいるけど…笑っちゃいますから!

しかし、TV・CMの集中砲火の威力は凄いですね!
前述のとおり、私の知る限りTOHOシネマズ最低のスクリーンなのに満席ですから!
まあ知らないで遅く来た方は大変な思いをして見られたと思います
最後列から4〜5列までがスクリーンに正対できる限界!それより前は思いっ切り見上げになるので体勢辛いです
もし渋谷で見られる方、時間帯によってスクリーンが変わりますので事前チェックして行ってくださいね!

それから…パンフレットから変な臭いがします!ワザとでしょうか?
公開初日の第1回(10:00〜)、117席の映画館で満員(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN 4)
2011.09format



 ROBO☆ROCK/ロボ☆ロック 
[SF&COMEDY&YOUTH]
2007.11:日本映画(アステア)
監督:須賀大観
CAST-1:塩谷瞬中山祐一朗美波本多章一
CAST-2:遠藤憲一鮎貝健デニス・ガン山本浩司我修院達也
CAST-3:うえだ峻岡田将生佐伯新しのへけい子イソナイアン・ムーア村松利史/他
見ようかな候補何番手だったかな…映画の日1,000円、時間がピッタリという条件で選択した…キャッチコピー「銀河系スペクタクル!…かもしれない 青春☆ロボットムービー」です

STORYは…
■人生なんて…神様が鉄砲に人間を込め、的へ適当にブッ放した様なもの、ド真ん中なら最高、当れば普通、的を外せば最悪の人生… ■逃げる男、バット片手に追う外人男、逃げ切った男…マサル23歳、夢を失い…仕事も長続きせず、今はどんなヨゴレ仕事でも請け負う自称“天才・便利屋”、クラブ…斡旋屋イブセに届けた物、熟女のパンティ、×…依頼者の要求は熟女のパンツ!高額をフイに…、本当はミス連発のオチコボレ、肩を落すマサル、血まみれで現れる無口な親友コウ…斡旋屋トム兄弟のヤバい仕事(依頼…標的を半殺し)で荒稼ぎ、クラブに現れるトム兄弟…イブセとは犬猿の仲、自分の店で商売するなとイブセ ■定食屋、トム兄弟の仕事は止めろとマサル、無反応のコウ…ペルー人の女店員に気がある様子 ■一応…彼女ありのマサル、ワンパターンのみでタトゥー・ショップを開いた…思いっきりのいいキリコ、そこに転がり込んでいるマサル、稼ぎの少なさをバカにされる ■マサルに電話、直接の依頼、待合せ場所…公務員だという青年ニラサワ、用件は自宅で話したいと要望、そこは怪しいロボットに取り憑かれたアブナイ男の根城!鍵を掛け&一気に捲くし立てる…機械好き、タタラジマ博士との出会い、貰ったバッジ、彼が作ったランドツェッペリンというロボット…身長25m・体重420t…を復活させるため、音声認識装置に合致するマサルの声が必要!どうして…自分?出会いから数日後に博士は死亡、ランドツェッペリン起動には博士の声が必要、同じ声を求め…ありとあらゆる音源(盗聴まで)から探し出したとニラサワ、その手には…かつてマサルがレコード会社のオーディションに送り&落選した「GREATマサルバンド」のデモテープ!曲「ロックシンガーはサカナを喰わない」、もうすぐ地球征服に襲来する土星人(既に月に集結中)と闘うためにランドツェッペリンを蘇らせなければ!力説するニラサワ、バカバカしい!鍵を強奪…出ていくマサル ■クラブ、(客として来ていることになっている)トム兄弟の依頼…新しい薬の人体実験中のコウ、倒れ…ひきつけ ■彼らの仕事は止めろ…再三の忠告、聞き流すコウ、彼の持ち物にスペイン語講座の本 ■帰宅するマサル、倒れているキリコ、ガス・マスクをしたニラサワ、ガスを噴霧、倒れるマサル ■覚醒、ニラサワの部屋、拘束されているマサル&キリコ、なぜ彼女まで?勢い!どうしてもマサルの声を録音したいニラサワ、夢のような話に本気の様子!とりあえず金額交渉…片手を開くキリコ、5,000万円と勘違いのニラサワ、悩んだ末にOK!驚くマサル、実はランドツェッペリンが何処にあるかも不明な状況下で? ■クラブ、前金で浮かれ騒ぐキリコ、奥ではトム兄弟とコウ、乗り込むマサル、今度は危なくない!超レア版…ジャニス・ジョプリン幻のLP盤を一時預かり…のち指定場所・日時に南米人ブローカー届けるだけ、話を聞&口を挟むキリコ、追い返すマサル、と同時に仕事を引受るコウ、慌てて…一緒にやるとマサル、高値だけに裏があるのでは?疑うマサル…


歯医者行かなきゃならないし…そのまま映画でも見てこようと思ったら12/1で映画の日…1,000円!見ようかな〜どうしようかな〜と思っていた映画群から…選択したのがこの映画、もし外しても…痛手は小さいと!映画館到着、即上映のタイミング、よしよし…と言うことで
「銀河系スペクタクル!…かもしれない 青春☆ロボットムービー!!」
ダメダメの自称・天才便利屋のワタル、突っ走る彼女、無口な友人、今日もミッション失敗のワタルに名指しの依頼…土星人の地球侵略を阻止するため…人型戦闘ロボット「ランドツェッペリン」を復活させなければ!そのためには…死んでしまった製作者と同じ声を持つワタルの声が必要!(但しロボット本体が、どこに隠されているかは捜査中の状況)、5,000万円の要求にもOK…本気かよ!夢に挫折した主人公&夢のような話を信じ続ける男、そんなことより友人が危険斡旋屋の危険な仕事ばかりを受注…心配、やはりトラブル発生…最悪の展開、果たして最悪の状況を脱することはできるのか?本当にランドツェッペリンは存在するのか?土星人は攻めて来るのか?どうする主人公!てな展開
ロボット・ネタもありますが、青春映画であり、アクションあり、サスペンス要素あり、そしてコメディでもある、欲張りすぎでは?上映時間もそう残されていない状況、このままロボットが出現しないのでは?土星人との戦いまで収まるの?と余計な心配、良かった出てきたロボット・シーンのSFXはいい感じにできてる、ローテックっぽいが強い!早い!トランスフォームも分かりやすい!気にいった!(帰りに「かんたんカミロボ ランドツェッペリン」…ペーパー・クラフト購入!→画像はコチラ) それでもって青春映画らしく…夢を持たせてくれる、1,000円だったから…高目の評価?1,800円だとチョット苦しいかな?映画終了後…後ろの席の男2人「直球ど真ん中」と評してました、女性には面白いだろうか?は疑問
ちなみに公開9日目の第2回(11:05〜)、264席の映画館、「25人」の入り(Q-AXシネマ1:渋谷)
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