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 THE LEGEND & BUTTERFLY 
[HISTORY & DRAMA]
2023.01:日本映画(東映)
監督:大友啓史
ダイアログエディター:野村みき
出演:木村拓哉綾瀬はるか
 宮沢氷魚
中谷美紀伊藤英明市川染五郎森田想見上愛
北大路欣也本田博太郎斎藤工音尾琢真
和田正人高橋努尾美としのり橋本じゅん池内万作浜田学本田大輔
増田修一朗武田幸三/他
この映画に関しては内容とか出来栄えとかじゃなくて
一種の「社会現象」と化しているので(まあ多分にマスコミが煽りまくっている側面もあるが)
確認に行きます!
実際のところ記録の少ない「織田信長」と、出自以外の殆ど記録のない「濃姫」の
こんなだったら面白い的な?こんなだったらイメージに合うかな的な?映画
なんてったって歴史ものなのに宣伝文句が「完全オリジナル・ストーリー」ですからね!
まあそれを「木村拓哉」と「綾瀬はるか」でやるのだから、盛上るんだろうな!
ここ最近ヘンテコ映画を垂れ流していた「東映」さんも
流石に「70周年記念作品」で本気出した?
でも
公開を前にして「TOHOシネマズ」のネット予約システム「vit」がシステムダウン!
3日前予約できず公開当日の朝にシステム復旧を確認
速攻で、TOHOシネマズ日比谷screen1をキープしました!
(今現在、自分が動ける中で一番と思うスクリーンです)

STORYは…
政略結婚で結ばれた…、恰好ばかりの尾張の嫡男・織田信長
密かに信長暗殺を目論む美濃(まむし(斎藤道三)の娘)濃姫(帰蝶)
全く気が合わない水と油の関係
(ただ尾張に来て始めて見た海に感動する濃姫…その目の先は遠い世界を見つめる)
ある日
美濃で内乱が発生し父が落命、兄が美濃を手中にする
自身の存在意義を失い自害しようとする彼女に…再び生きる意味と場所を与えたのは、他でもない信長だった
そんな信長もまた、駿河・遠江の大国・今川義元の上洛軍に攻められ窮地に立つ
相次ぐ離反、成す術なく(濃姫だけには)弱音を吐く信長
自分が切腹すれば…自暴自棄になる信長を鼓舞する濃姫、私なら敵将の立場になって考えると…
桶狭間の激戦を奇蹟的に勝ち抜く信長(軍)
これをキッカケに芽生えた絆は更に強くなり、いつしか天下統一が2人の夢となる!
しかし戦いに次ぐ戦いの中で…信長は非情な“第六天魔王”へと変貌していく!
(その姿に…覇者を見た明智光秀)
本当の信長を知る濃姫は、引き留めようとして心を砕くが…動き出した流れは止まらない!
それを望んだのは濃姫だったのでは?
運命は容赦なく〈本能寺の変〉へと向かっていく!
“魔王”と恐れられた信長と、“蝶”のように自由を求めた濃姫
激動の30年を共に駆け抜けた2人が見ていた“本当の夢”とは…?

歴史もの大好き・戦国武将大好きにはちょっと物足りないだろう…
戦闘シーンはほぼ無いと言ってよいし
「たわけの信長」を焚きつけたのは「まむし(斎藤道三)の娘」こと「濃姫」
政略結婚ゆえ擦れ違いに始まるが…
彼女こそが戦国時代を駆け抜けた織田信長のブレーン(父・斎藤道三の代役に仕立てる)という設定
反発しながらも、惹かれ合うようになる2人…無くてはならない存在、そして夢を共有する中へ
まあ「戦国恋愛物語」!コメディ&ロマンチック過ぎる!
ラストの展開は一瞬やり過ぎだと思った!そう「落とす」かと…
でも「敦盛」だった!ある意味そうするしかないと思った!
「人間五十年、化天のうちに比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか…」

まあ変に引っ張らず、ズバッと切ったのは最善手だ!
で…
実は私的に気に入ったのが、私の押し「明智光秀」の設定!
人間界を統一できるのは「第六天魔王」なる織田信長だと信じ!憧れ!
もう一つの「恋の物語」!
「第六天魔王」信長が目指すなら「比叡山焼打ち」も自ら進んで買って出る!
恐れられる存在である信長のために芝居を打つ!
(裏切者・浅子長政達3人のしゃれこうべ事件の実行者)(家康饗宴事件は信長との共謀)
でも、信長の威光に陰りが見え始めた時…最も忠実だった明智光秀が見限る!
あとは自分に任せよ!
ああ〜!やっぱり「明智光秀」あっての「織田信長」だよな!と改めて認識する!
宮沢氷魚は嵌ったな!
私にはコチラだけでも十分でしたが、まあ

公開2日目の10:00始まりの回は4割程度の入り
次の13:30の回は、最前列のみ空席有りの状況でした!

ちなみに、この映画が「シニア料金」初の映画となりました!
いよいよ「1,200円」で映画が観られるようになりましたが…映画三昧生活は程遠いかも
実際のところ、まだまだ働くので、週一ペースは崩れないだろうな
先週の「ノースマン」の感想欄にも追記したが、もう「ムビチケ」ともサヨウナラ!
単純割引系の「映画館会員」も年更新STOP!
(●回観たら1回無料系のみ残置)
パンフも「シニア料金」にしてくれると助かるな!
映画1200円なのに、パンフ1000円だからね、「ハーフサイズのパンフ」作ってくれないかな?

そうだパンフ購入したときに特典として「ポチ袋(織田ちん)」を一つ貰う!
で、入場の時も「ポチ袋(織田ちん)」を一つ貰う!
(木村拓哉ファンの妻に1個あげる…映画は観ていない)

そしてエンディンクスクロールを眺めていたらスタッフロールに従姉妹の名前が!
あれっ?彼女は東宝サウントスタジオを退職してのちも、東宝系、アート系が主舞台だったのに
東映の映画作製に関わったの?声を張ってる奴らばかりの映画では本領発揮できないんじゃない?
ああ〜「るろうに剣心」の「大友啓史」監督の仕事繋がりなのかな?
確認しようっと!
本人確認済み!大友組の助っ人だそうな!
公開2日目の第1回(10:00)、459席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1)
2011.09format



 RED SHADOW 赤影 
[青春・忍者コメディ]
2001.08:日本映画(東映)
監督:中野裕之
CAST-1:安藤政信麻生久美子村上淳竹中直人谷啓きたろう照英津川雅彦
CAST-2:根津甚八藤井フミヤ舞の海秀平ピエール瀧スティーブ・エトウ
CAST-3:奥菜恵陣内孝則神山繁でんでん松重豊
CAST-4:風間杜夫布袋寅泰篠原涼子椎名桔平吹越満中田大輔越前屋俵太アリーナ・カバエワ
CAST-5:田中要次高岡蒼佑福本清三/他
忍者コメディ、劇場の予告CMで映画を見に行った方々&昔の赤影を期待して行かれた方(私を含む)…多分、腰砕け状態になったことでしょう、コメディだとは思わなかった…

STORYは…
A.D.535年、隕石から”無敵の鉄”を作り出し狂喜する男達、平和の為に使うよう諭す長老、後の”影一族”… A.D.1545年、山道で揉めているチンピラと浪人(蜂蜜好き?)、止めに入った武士・神岡三四郎(影一族・赤影の表世界の姿)、対峙、蚊&蜂に刺されても微動だにせず、勝負はお預け… 子供達に忍びの何たるかを教える老師と白影、図抜けた3人(少年*2、少女*1)、いつも一緒に山を駆け、新しい術の開発に余念なし、大人となった今も…赤影、青影、飛鳥、脱落せずに生残った3人…正当な後継者へ、与えられた”無敵の鉄”による武具、赤影には”小刀”も…、指令、隣国大名・六角の内偵、今や戦国大名・東郷に仕える影一族、家訓「光りある平和な世界の為に影となって働く」とに隔たりを感じる若者達、六角の城、謎の忍者達との戦い、任務遂行、新体操の演技(外人)に喜んでいる東郷への報告、束の間の静寂、愛し合う赤影と飛鳥、修行の妨げと忠告、頭領になるまでは(平和になるまでは)…、そのときまで互いに相手を守る約束… 新たな指令、隣国・京極の新兵器を偵察、忍び対策の仕掛けの数々、青影救出に使われた飛鳥の防具、根来忍軍とのバトルの中、根来の力丸に飛鳥が切られる…


注意!昔、懐かしいあの「仮面の忍者 赤影」とは別物ですよ…ご存知とは思いますが…念のため、金目教篇等の赤影を期待して行くと × 、忍者達の自身の心の葛藤と「愛」の物語…乱暴に括れば、「青春・忍者コメディ」 思い悩む修行中の忍者達を暖かく見守る大人達の図式、そして時代考証は当然無視、「エッチな話をしてたんでしょう」なんていうセリフは当たり前、笛で操縦する戦車ピロロ、風俗産業「美人風呂」に「美人按摩」…まあ荒唐無稽な青春ドラマを楽しめる方はどうぞ…
しかし、麻生久美子は良いな、かわいい、「リング0」以来のファンです、「回路」はイマイチでしたが、今回で挽回、SEXYな面も含め、この人の笑顔に惹かれるものあり…彼女は

それからパンフを確認したけど、やはり何十年か前の映画版については触れられていない、どこにもデータが無い、「VS昆虫怪獣」の内容のもの、映画館の入口、左右に赤と青のセロファンが張られた赤影の面を渡されました、劇中に赤影が客席に振り返り、面をつけるように指示、怪獣が立体的に見えるというものでした… タイトル、公開年等一切不明の状態です、誰か知っている方、おられませんでしょうか?
※追記→上記の映画は1969年の「飛び出す冒険映画 赤影」と判明(2003.02:追記)
映画館:AMCイクスピアリ16(舞浜):シアター10 ←所用により ディズニー・ランドの入口まで行って来ました
2000-2009format