行・ 作品・日本






 VERSUS/ヴァーサス 
[VIOLENCE]
2001.09:日本映画(KSS)
監督:北村龍平
CAST-1:坂口拓榊英雄三坂知絵子
CAST-2:松田賢二松本実新井雄一郎大場一史片山武宏増本庄一郎浅井星光古宮基成吉原歩
     谷門進士渡部遼介上赤俊朗
CAST-3:金澤大朗霧島れいか/他
ヴァイオレンス? 世界中…この世とあの世をつなぐ結界666箇所、ごくまれにその存在に気づく人間、結界を開き「闇の力」を手に入れようとする邪悪な心の持ち主…、日本のどこか、444番目の結界「黄泉返りの森」で時空を超えた戦いが…

STORYは…
斬って斬って斬りたおす男、キリの無い戦い、立ちはだかる男(呪術師風)の刀、真っ二つ、彼が最後に見たもう一人の男の姿… 500年後、謎の組織の手引きで脱獄した男2人(一人は気の短い凶悪犯)、約束の場所(不吉な雰囲気)に現れた男達、捕らえられてきた記憶の無い女性…何か感じるものがある凶悪犯、今だ現れないボス、女の扱い方に切れる凶悪犯、発砲、が、死んだ筈の男が立上る?何?パニックの中、逃げる凶悪犯と女性、執拗に追い続ける男達、不穏な影、かつて男達が多数の死体埋めた場所、湧いて出てくるゾンビ?斬りまくり撃ちまくる、バラバラに、粉々に…、逃げ続ける2人、殺しまくり活路を…過去の記憶を取り戻していく女、私を覚えていないの?逃げるよう説得する女、俺は絶対に負けないと言う男… 追手側の内紛、ボスに忠実な男、その座を狙う男(彼の部隊の到着)、逃亡する男、全てを操るボスの登場、銃声に戻ってきた凶悪犯、生者・死者入り乱れての戦い、そして脱獄犯を追う謎の警官、格闘家の女性もまた森を目指し集結して行く…


様々なジャンルの映画を見つづけてきました(ラブ・ロマンスは極端に少ない)、コケにしてきたものも多数、ごく稀に絶賛したくなる映画がある…遂に出た!と…言っても後が続かない、流れもできず消えて行く…、今回も”ついにやってくれた!”の部類の映画なのですが… 内容が荒っぽいとか、ワイヤーが見えているとか、特殊(?)メイクがチャチだろうが…笑いがしつこかろうが…(音声が後付けなのはチョット辛いが…)、日本刀の殺陣というより、アクションの取りやすい京劇風…等との批判も当然出てくるだろうし、銃に関する指摘も多いだろう… だけどそれは、どういうものが見たいか、ウケルかによる確信犯と思われる、チョット甘いかな、勝負は次作だと思ったら…北村監督はこの作品にて、ハリウッドからのオファー…次回はハリウッド映画の監督だと、凄いことになったものだ、ともかくイケイケ!
(シネ・アミューズ・EAST:渋谷)
2000-2009format



 VITAL/ヴィタール 
[HORROR?]
2004.12:日本映画(ゼアリズエンタープライズ)
監督:塚本晋也
CAST-1:浅野忠信柄本奈美KIKI
CAST-2:串田和美りりィ國村隼木野花岸部一徳利重剛
CAST-3:原昇川島宏知中島陽典村松利史綾田俊樹康すおん鈴木一功
CAST-4:宇野祥平/他
塚本晋也監督作品、宣伝文…「記憶をなくした医学生は、解剖実習にのめりこんでいく、そして闇は、開封された…」、過激で凶暴かつ破壊的な「力」を期待していたが…内に向かう暴走?うーん、チョットな〜

STORYは…
■煙を上げる複数の煙突…動きまわるブレタ映像、激しくなる鼓動、やがて固定される映像 ■ベッドで目を開いた男、交通事故で重体だった高木博史、意識が戻り喜ぶ家族…再び失意の底、記憶喪失…自分は誰?父(隆二)母(慎子)の顔も分からない、とりあえず「事故は相手側が100%責任を認めている」心配するなと父 ■自室、戸襖の染み、×印のついたダンボール、医学書、人体解剖図に興味…勉強の末に医学部入学、病院継承を拒んでいた博史だっただけに喜ぶ父母 ■一人暮らしを要望する博史、心配な母 ■心理学、生理学、神経学、哲学、勉学に熱中する博史、彼を見つめる同級生の郁美 ■扉が軋むエレベータ、博史の新たな部屋、自宅の部屋と同じレイアウトにした母 ■校内、携帯を使って口論する郁美と中井教諭、別れ話、(入学試験TOPの)高木に乗りかえるのか? ■期末試験の成績、1位・郁美、2位・博史、騒ぐ学生、そこに中井教諭自殺の報 ■2年生、必須の解剖実習、柏淵教授の説明、博史の班…珍しい若い女性の献体(腕に青い鳥の刺青)、躊躇なく解剖を始める博史(首を凝視)、気分が悪く退室する郁美、解剖後のデッサン、緻密に描きとめる博史 ■目を刺激する防腐剤、匂い、解剖に慣れない郁美、退室、馬鹿にする学生達、追う博史、マスクとゴーグルを手渡す ■解剖にのめり込む博史、欠席の郁美…裏通路、自分の首を絞めている郁美、その手を引き剥がす博史 ■自室、ベッドで眠る見知らぬ女性、横に滑り込む博史、夢の話、彼女に首を絞めさせる博史、自分の首も絞めて欲しいと願う彼女、苦痛で手を放す2人 ■目覚めた博史、隣で眠っていた郁美、解剖中の博史が心ここにあらずだという郁美、そして中井教諭を自殺に追い込んだのは自分だと独白、でも現実感が無い、先生はどうなっちゃったのだろうか?博史の首を絞める郁美、絞め返す博史、もっと強く…と郁美 ■無人の解剖室、遺体の顔を覆う布を剥ぎ…愕然とする博史 ■博史に貰ったマスクを付けて解剖に復帰する郁美、遺体をオモチャにする4人の学生、怒り退室する博史 ■首を絞め合っている博史と夢の女性、倒れるケース、夥しい量のデッサン画…何かが分かると思って描いたが何も分からなかったと…医者になることに疑問…やめたい、全ての物は速度を持っていると言う彼女…自分は停止したが、先日博史の顔を見て再び速度を感じられると、何かを思い出しそうだった博史 ■夢&献体の事を隆二に伝える博史、女性は…車に同乗して死亡した「涼子」では?自分が解剖する献体が何故に涼子なのか?偶然だと言う父 ■涼子の実家を訪ねる博史、脅え&怒る両親、タンタンと語る博史…どうして解剖実習の献体が涼子なのか?激昂する父親…死に際の願いを叶えたが…何故お前が涼子を切り刻んでいる! ■解剖室、仲間のガサツなやり方に我慢できない、(涼子の)遺体を自分1人で担当したいと願い出る博史…


久しぶりに塚本晋也監督作品を見に行ってきました…1999年の「バレット・バレエ」以来4年と9ヶ月ぶりです、(そういえば、浅野忠信が出ている映画も久しぶりである)
映画のチラシで今回の映画を知ったわけだが、その宣伝文…「記憶をなくした医学生は、解剖実習にのめりこんでいく、そして闇は、開封された…」、なんか、良さそうじゃない!たぶん、あんなことになって、こんなことになっちゃうじゃないかと…期待、不安感を煽るようなオープニング・シーン、浅野忠信(31歳)…医学生というには年齢的にチョット辛いかな…くらいのスタート、過激、凶暴かつ破壊的な暴力シーンで「都市における肉体の死とその覚醒」を描いてきた作品群に連なるものと期待していたが、今回は…あれ?自らの記憶をなくした医学生が、人体解剖にのめり込むことによって…記憶の断片らしきものを順次獲得していくわけだ、人体解剖にのめり込む=過激・凶暴・破壊であり、記憶の獲得=覚醒(再生)なのかもしれないが…なんか私の期待していたものと違う、外に向かう暴力ではなく、内側に向かう暴走…こもり気味、もう少し外(観客側)に漏れ出してくれないものか…などと思う、観察&スケッチ・シーンに鬼気迫るものを感じるも…あとはタンタンとしてしまっており、神経を逆なでするような感覚がない、伝わり来るものが少ない、ダンス・シーンで…生きて躍動する肉体(命)を描きたかった…と考えられるが、映画を見ているその場では、なんともダラダラした感じもする、まあ生きていること事態がダラダラしていることかもしれないが…、結果…「何だかなー」の状態
前売券(1500円)を購入も公私共々に忙しく、見に行けたのは仕事納めの翌日(12/29…公開19日目)、東京地方に久しぶりの大雪の降った日、初めて行く(最近OPEN)映画館へ、入口で映画館の方に「よろしいですか?」の言葉…えっ!水曜日は「1000円!」、でも次の日程が組めないため…しかたないけど入館、これがツマヅキの始まり、映画館は暖房が入っておらず(送風のみ?)…寒い、途中で苦情を言いに行こうかと思うも、座席状況から動けず、ともかく我慢
公開19日目(12/29)、2回目(13:00〜)、200席の映画館に30人程度の入り(アミューズCQN1:渋谷)
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 唄う六人の女 
[怪奇幻想譚]
2023.10:日本映画(ナカチカピクチャーズ/PARCO)
監督:石橋義正
出演:竹野内豊山田孝之武田玲奈水川あさみアオイヤマダ服部樹咲萩原みのり桃果
大西信満竹中直人白川和子津田寛治/他
毎度毎度(日々)映画のチェックしてますが…なんかとても面白いそうなものが引っ掛かった!
予告編を1度だけ確認!これは観に行くぞって「観たい映画リスト」にUPして、以後の情報遮断!封印!
からの公開日の翌日朝イチ!TOHOシネマズ会員特典の2日と「3時間前」から座席予約可能で予約!
2人の男性が迷い込んだ森に棲む六人の女性!かなりミステリアックなものを期待!
違ったらどうしよう?
いやいや大丈夫なことを祈りつつ映画館に向かいます!
心配なのはTOHOシネマズ新宿のSCREEN6の位置なんだよね!(理由は下に記す)

STORYは…
東京でコマーシャルフォトグラファーとして活躍する菅島森一郎(42歳)、かなり年下の彼女“咲洲かすみ”
萱島のもとに突然離ればなれになっていた父親の訃報が届く(血縁者を探していた役所から)
4歳の時に両親が離婚、それ以来会っていなかった父は山奥でどんな生き方を していたのか?
後処理のため久々に生家を訪れた萱島
近隣の住人から、まるで何かに憑りつかれたように毎日山中に入り、何かを探していたと知る
父が死んだ日、大量のフクロウが家に集まっていたことも…
かつて暮らしていた家に再び足を踏み入れ、父のカメラ を見つける萱島
マネージャー(恋人)でもある“かすみ”から電話…「話がある」と意味深に告げられ、詳細を聴こうとした萱島だったが…
その時 視界の隅に見覚えのない部屋が映り、会話を中断してしまう
戸をコジ開けると、壁中に地図や走り書き、写真が貼られている異様な光景
森の中に落ちていた女の草履の写真、光り輝くフクロウを映した写真、それらを見た時…
突如萱島の脳裏に「水」と「謎の女」の記憶がフラッシュバックする!今 蘇った記憶の断片は何?自身の過去と関係?
混乱する萱島のもとに、地元不動産屋の松根と何故か?東京の開発業者・宇和島が訪ねて来る!
その胡散臭い雰囲気を訝しむものの、萱島は「自分には関係ないこと」と契約書に捺印
スズメ蜂が入ってくるアクシデントもあったが滞りなく契約は成立
萱島は宇和島に駅まで送ってもらうことになるが、宇和島の荒っぽい運転にウンザリしながらも…
「なぜ父は頑なに山を売らなかったのか?」&父の部屋で見つけた「光るフクロウ」の写真が気に掛かって仕方ない
その様子をバックミラー越しにジッと窺う宇和島
トンネルを抜けた先に和服姿の女!宇和島は咄嗟にハンドルを切るが…
その刹那、後部座席にいる萱島の目には…女の口にセミが吸い込まれていく光景だった
怒りのあまり「ぶっ殺すぞこの野郎!」と毒づく宇和島!前方から目を離した直後…車は道路を塞ぐ落石に衝突
目覚める萱島、何故に腕を縄で縛られている?そこにいたのは先程の女!破壊されるスマホ、明らかに異常事態
萱島は女に説明を求めるが、黙ったまま「芋虫入りの汁物」を薦める女、断ると叩いて刺す…“刺す女”
一方、宇和島も縛られ、さるぐつわをはめられ監禁されていた
そこにやってきた“牙を剥く女”に口移しで「ヤモリ」を食べさせられる
後から入ってきた“見つめる女”は一見 普通に見えるも…宇和島の前で生の「ウサギ」をかじり出す
その後、“濡れる女"、“包み込む女”、“撒き散らす女”が登場
女達の隙を突いて合流し、脱走を図る萱島と宇和島だったが、どこまで歩いても元の場所に戻ってきてしまう堂々巡り
そんな中で父のカメラのレンズキャップを発見した萱島!
父がこの森を訪れ、何かを探してい たと推理、その謎を解き明かしたいと思う
対する宇和島は、早く東京に戻り土地買収の契約料を得たいという焦燥と混乱から粗野や本性が露呈、攻撃的に!
彼等は何故、この森に迷い込んだのか?そもそも本当に「迷い込んだ」のか?
謎だらけの女達は一体 何者な のか?萱島と宇和島を監禁する意味は?
萱島の父が家族と人生を投げうってまで森で探していたものとは?
そして元の世界に戻れる時は来るのか?
巨大な運命の渦は全員を巻き込み静かに蠢きだす…

やっぱり私はこういう怪奇幻想譚が大好きよ!
ともかく映像が綺麗、演出が徹底している、キャスティング最高、なんならエンディング曲も気に入った!
ストーリーとしては
幼い頃に別れた父は「山に魅入られていた?」「相続した山を売却する筈だったが…」
(年の離れた若い彼女が、何故か「山に行くこと」を心配しまくる)
契約書の印を押したのに「父は山に何を見ていたのか?」が気になり始める!
売却相手の営業マンの車に同乗して駅に向かう道
トンネルの先に異世界は現れる!
どうやっても抜け出せない山に人の気配…六人の女性
「刺す女」「濡れる女」「撒き散らす女」「牙を剥く女」「見つめる女」「包み込む女」
父の足跡を追う男、早く下山して大金を手にしたい怪しい営業マン
音信の途絶えた男を探す若い彼女
世界の秩序とは?人間の存在意義とは?繋ぐべき命の先にあるものとは?
若しかしたらアノ話とコノ話とソノ話を足すとこういう映画ができるかも?的な麺はあるが…
六人の女を代表に綺麗にまとめられていて良い!
ともかく全員が熱演!
六人の女はそれぞれ個性的で魅力的、「目が綺麗で強烈なインパクト」!
映画でもそうなのに、本当に見つめられたらドキドキするよ!
私の怪奇幻想譚好きは幼い頃TVで放映されていた「怪奇大作戦」「ウルトラQ」に始まる!
当時住んでいた社宅で、親不在の中でも、たった一人で番組に見入っていたのだ!
かなりブッ飛んでいる幼児だったな!
かなり私の趣味に影響を与えてくれたわけで、それは今も続いているのだ!
たまにでいいからこういう映画を供給して欲しいと願う私!

エンディング曲を気に入った
NAQT VANEの「NICHTINGALE」は絶対にダウンロードするぞ!
ボーカルは「唄う六人の女」の七番目の唄う女かもしれない!

問題はTOHOシネマズ新宿!
「SCREEN2」が「MX4D」なので、隣接する「SCREEN5」は自分が観ている映画と関係なく
揺れる(地震と感じる程度に)!機械のうなる音が聴こえるので注意!なんだけど…
通路を挟んた「SCREEN6」も、静かなシーンでは「うなり音」が聴こえるのが邪魔!
TOHOシネマズ新宿の「SCREEN5・6」は要注意!
同じ理由で「SCREEN8」に「MX$D」を抱えるTOHOシネマズ六本木ヒルズの
「SCREEN7・9」も要注意!
公開2日目の第1回(9:30)、119席の映画館で30人程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN6)
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宇宙兄弟                           は、別ページとなります
宇宙兄弟#0〈ナンバー・ゼロ〉         は、別ページとなります



 宇宙人のあいつ 
[COMEDY]
2023.06:日本映画(ハピネスファントム・スタジオ)
監督:飯塚健
出演:中村倫也日村勇紀伊藤沙莉柄本時生
細田善彦平田貴之山中聡関めぐみ千野珠琴
井上和香山里亮太設楽統/声
所用でなかなか映画を観に行けなくて、「観に行きたいリスト」が全然消せなくて…
でも5月中旬から観に行く機会をずーっと覗ってた「宇宙人のあいつ」!
公開24日目にして、ようやくチャンス到来!(「MEGAN/ミーガン」は来週に回します!)少し早い時間だけどGO!
23年間(真田)四兄弟の次男になりすましていた「あいつ」…土星人!
任務を終えて地球を離れることになるが、残された期間日間で、やり残したことを…!
家族になりたかった男の「異色のエイリアン・コメディ!」
真田四兄弟の次男で主役の「あいつ」が中村倫也
一家を支える長兄がバナナマン日村勇紀、長女が伊藤沙莉、末っ子(三男)が柄本時生という超豪華っぷり!
なかなか日村勇紀が好演らしい!楽しみにしていた1本です!

STORYは…
早朝の空、飛行体が残す上昇雲、発射地点の焼肉SANADAは炎上!パニック気味の3人!
(崩れ落ちた看板が「NASA」と並んでいたと思う)
1ヶ月前、高知県土佐市
大繁盛(常連多数)の焼肉店SANADA(郊外店)、切り回す長兄・夢二と次男・日出男(女性客にモテモテ)&スタッフ
(夢二と日出男の間で交わされる内緒話)
男運の悪い?長女・想乃(身体が目当ての彼氏?神内)…市の清掃局(ゴミ処理場)勤務
ガソリンスタンドで働く三男・詩文〈シモン〉も、高校時代のトラブルが今になって降ってくる!
早世した両親に変わり、夢を諦め&稼業の焼肉屋を継ぎ、兄弟の親代わりとなった長兄(婚活中)
毎朝、父母のポップな遺影の前、4人で朝食の場を囲むのがお約束、絶対的存在の「大量の納豆」
突然、長兄が「真田サミット」開会を宣言!(大事な事を相談する家族の場)
この度、次男・日出男が地球での任務を終えて土星に帰ることになった!
はあ〜???
長兄は何を言い出したのか理解できない想乃と詩文
自分は調査隊としてやってきた土星人!期間の1年間が終了するので土星に帰ると言う日出男
えっ?1年?昔からいるじゃん?1年って土星の1年=地球の23年!その前の記憶は操作したと告白!
地球人の生態(特に家族)について調べに来た!
「兄ちゃん、家族って何?」
「自分よりも、大切なものがあるってこと」
毎日一緒に朝ご飯を食べ、働き、慌ただしい日々の中
地球を離れる日が迫ってくる、日出男に残された時間は僅か
人間として「やり残したこと」への日出男の奮闘が、今始まる!
(そして彼がヒタ隠しにしてきた、本当のミッションとは?)


これは「日村勇紀」怪演のコメディ映画だ!飄々とした土星人の中村倫也は嵌っているが
何はなくとも、この物語(コメディ)の中心人物は日村勇紀である!
両親が早世、家族を守るべく(夢を諦め)継ぎたくもなかった「焼肉店SANADA」を経営(婚活中)
トラブルに巻き込まれる末っ子、男運の悪い長女
そして飄々としている次男(長兄との間に隠し事がある模様)
毎朝、必ず一家4人で朝食を取る日課!
ある日、長兄が「真田サミット」の開会を宣言する!
その信じがたい次男に関する内容にパニックする長女、三男!
次男は「土星人」、この度、任務期間を終え、1ヶ月後に土星へ帰ることとなった!
土星人の証拠?
からの「やり残したこと」と「やっておかなければならないこと」の数々!
旅立ちの前、実は「あいつ」には、とんでもないミッションが課せられていた!
ベタな焼肉屋ギャグから、土星人ギャグ、細々とした笑い、回収しない笑い、大ネタ
そしそて涙と感動の物語
日村勇紀が熱く語る!
観た方、冒頭とラストの看板のネタは気付いたよね!
これは観ておいて正解の映画!もう公開から大分経っているし、本日観客15人だったし…
そろそろ時間の問題かな?
興味のある方は急げ!まだ間に合う!
公開24日目の第1回(9:30)、116席の映画館で15人の入り(シネクイント スクリーン2)
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さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち     は、別ページとなります
ヤマトよ永遠に                        は、別ページとなります
SPACE BATTLESHIP ヤマト      は、別ページとなります
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟      は、別ページとなります
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち/前章 TAKE OFF     は、別ページとなります
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち/後章 STASHA     は、別ページとなります



 海に降る雪 
[YOUTH]
1984.11:日本映画(東宝)
監督:中田新一     原作:畑山博 「海に降る雪」
CAST-1:和由布子田中隆三
CAST-2:奥田英瑛二美保純風間杜夫井川比佐志
CAST-3:鈴木瑞穂西村陽子浦辺粂子前田吟橋本功矢野宣/他
1984年の暮れ、後輩に誘われて見に行った「チ・ン・ピ・ラ」と2本立てで上映された映画、元々見るつもりのなかったもので、パンフが出てくるまで完全に忘れてました、主題歌タイトルは「青春残酷物語」です

STORYは…
■今里塩子、旅行代理店勤務、ボランティアを特集したTV番組に出演、その時…効果音担当だった井岡裕一と知り合う、秋田出身の塩子、山形出身の裕一 ■2回目のデート、塩子のアパートに泊まる裕一、その日から…塩子の部屋で始まった同棲生活 ■ある晩、塩子の同僚・早苗の(男にフラレた)ヤケ酒につき合う塩子と裕一、したたか飲んで千鳥足の早苗、近場…裕一の同僚・大沢の部屋へ、改めて飲み始める4人 ■酔い潰れた早苗を残し…帰途につく2人、突然足が痺れ動けなくなる塩子…幼い頃からの持病、塩子をおぶって歩く裕一 ■塩子を訪ねて来る義兄・古田亮、彼の後輩で&塩子の前の恋人・桜田(ボランティア仲間だった商社マン)の件?中近東の勤務から2年ぶりに帰国の情報、「桜田とはもう関係ない」と言う塩子に…交際復活を勧める義兄、それは「あなたの気が軽くなるからでしょ」となじる塩子、かつて義兄に無理矢理に犯された塩子 ■クリスマス・イヴ、帰国した桜田と会う塩子…裕一と同棲していることを告げる ■一方、クリスマス・パーティ準備中の裕一、ふと目にした彼女の日記を読んでしまう、義兄に犯されたこと、桜田のこと、塩子の過去を知る裕一、帰ってきた塩子に冷たい態度、日記を読まれたと知った塩子…汚ないとなじり&「鍵を置いて出て行って!」と追い出す ■年明け、大沢の家を訪れる裕一、あの夜から住みついているという早苗…塩子が会社をやめたとの情報 ■ある夜、TV局から出て来る裕一を待っていた塩子、成り行きのままホテルへ、「もう一度やり直そう」の言葉、激しく互いの体を求め合う2人 ■再びの同棲生活、束の間の甘い生活、妊娠に気付く塩子、何事にも肝心の点に触れようとすると…はぐらかす裕一、日毎に積もる苛立ち、裕一の汚ない面ばかりが目に付く、激しい言い争い、再び破局への道…


柴田恭兵が大好きの後輩に誘われ見に行った「チ・ン・ピ・ラ」と2本立ての映画、内容的には…ドロドロの青春物、単独なら絶対に見に行っていないでしょうね、主役の設定は…田舎から上京して一人暮らし、義兄に犯された過去、足に病気の後遺症、恋人とは別れたばかり、新しい彼氏とは…愛し合いながらもナカナカ上手くいかない、妊娠、堕胎…と
主演は和由布子…演歌歌手・五木ひろしと結婚してサッサと女優業から引退してしまったので本当に数少ない出演作の一つ、脇を固める出演者はナカナカのメンバーですが…、主演の演技は???
ちなみにパンフは「チ・ン・ピ・ラ」の表裏の1冊という珍しいタイプです   (2006/02)
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