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2003年6月13日〜8月31日

8月31日(日) 佐々木
本日福岡公演も終え、大阪へ帰ってまいりました。
大阪・福岡の皆様、ご来場頂きまして本当にありがとうございました。また次回公演に向けてがんばってまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

8月24日(日) 佐野
ついに大阪公演も千秋楽。
長かったです。長くて充実した1ヶ月半でした。まだ福岡公演があるので気は抜けないのですが・・・。大阪楽日なので当然バラシがありまして、僕にとってはこれまた初めての作業なわけで。飛びかう専門用語の中をあっぷあっぷしながら泳いでおりました。その後はもちろん打ち上げ。ただ僕は飲み会というものが少々苦手でして、実は稽古の時より緊張していたりします。なんですが、今日は金子さんに深い経験をつんだ方だからこそ出来るためになる話をして頂いたり、森本さんと「芝居とコントと方言とつっこみ」についてで盛り上がったりしてで、楽しい一時を過ごさせて頂きました。ありがとうございます。
5日後には九州上陸です。今からすでにドキドキしてます。福岡の皆様、お楽しみに!

8月23日(土) 佐野
皆様、はじめまして。3ヶ月程前に入団させて頂きました、佐野友章といいます。1月に吹田メイシアターのワークショップで岩崎さんにお世話になったのをきっかけ(?)に入団する運びとなりました。(厳正なオーディションで入団しました。注:岩崎) 分からない事ばかりで、常にいっぱいいっぱいですが、親切な先輩方の助けもあってなんとかやっていけてます。
さて、今日は公演3日目の土曜日。唯一の昼、夜(マチネ、ソワレといいます。注:岩崎)、2回公演の日とあって、そんな事ですら初経験の僕は一日中ドキドキしてました。こんな気弱な僕ですが、暖かい目で見守ったってやって下さい。お願いします。

8月22日(金) 篠原
朝起きると「スーイッチョン、スーイッチョン」と虫の声が・・・。(何虫かわからないけど)暦の上ではもう秋だという事を、虫はちゃんと知っているんですね。もう夏も終わり。今年は気候がおかしかったし、ずっとけいこでなんだか「夏」という季節感を楽しむことがありませんでしたね。
今回5年ぶりの再演ということで、私は前回と同じ役なのですが、難しいですね。再演って。覚えていることも有り、忘れていることも有り。5年前の自分を思い出したり。前回も今回も観に来て下さったお客さんもそんな感じがあるでしょうか?出演者が前回と変更していることもあり、また違った作品になってます。「前に観たし・・・」と思っている方、観ないとソンしますよ!ぜひいらして下さいね。次は太陽族期待の新人、佐野君です。

8月21日(木) 篠原
初日です。今日も朝10時入りです。
私は大阪駅から創造館までバスを利用しているのですが、今朝は昨日と同時刻発のバスに乗ったのに、昨日よりも15分も遅れて着いてしまいました。ラッシュ時間でもゴト日でもないのに?創造館までバスを利用される方、くれぐれもご注意を!
そして今日はお寝坊さん2人。来てくれれば笑い話のネタになるけど、なかなか連絡がとれなかった人には、皆、ドキドキさせられましたよ。
仕切り直して、さあ本番です。

8月20日(水) 篠原
今日は昨日たて込んだ舞台の中で、一日中けいこです。「有るつもり」でけいこしていた段差や、置き物の高さなど、有ると無いのとでは大違いです。扉の開け閉めや出入りなど、細かいけいこが朝10時から夜10時まで続き、皆の疲れもピークに達しています。明日は本番。一同、気合いを入れてがんばります!

8月18日(月) 南勝
効果(金子進一氏)を入れての通し稽古であり、稽古場での総ざらいである。通し稽古は一応、無事終る。(約1時間50分弱かなあ??)
演出からの細かいダメ出し約20分。現場入りしてからの検証にするか、決め事にするか、流れを取るのか課題が洗い出された。明日は10時入りで現場に突入する。
ご期待下さい!!創造館21日〜24日、5ステージ!!福岡、西鉄ホール29日30日、2ステージ!!

8月17日(日) 南勝
午後3時〜22時25分。昨日に続き午後3時よりの稽古2日目、時間ふりはストレッチ、小道具、衣装のチェックを済ませて、・パート稽古(4時〜7時30分) ・8時より衣裳つけての通し稽古、となる。
・は、「どうかっこ良く立てるか」の稽古だ。返し返し返し、実験も含めての具体的、明確にしていく作業が続く。イ)空気を変える。ロ)感性だけにたよらない。ハ)しきり直して。ニ)ハードルアップ。ヘ)ぬかみそをかきまぜて、おいしいキューリを食べる。稽古例、セリフのひっくり返りを直す。「うん。今日は行くよ」と「うん、行くよ今日は」はただたんの違いだけでなく、リズムの狂い、空気の停滞の元にも。
・は、流れをつかむことを大切にして、つぎの課題さがし。
創造館の地下では今井弘さん1人で道具色ぬり作業。舞台監督、岡一代氏。写真家、石川隆三氏が通し稽古を見て下さり、石川さん、稽古スナップ作業。岡さん、プラン作りか。

8月16日(土) 前田晃男
頭は働かず、体は動かない。今日の稽古はバレバレですね。
昨日は稽古終わりで、今回「悪友」の契りを交した林君との約束で飲みに行くことになっておりました。「相方」中村なる美、「小劇場のマスコット」田矢ちゃん、「天然」前っちを引きずり込み、朝の5時までやっちゃいました。
若い4人は、そりゃ元気。昨日を今日に引きずる様なマネはいたしません。僕1人オッサンだったんですね。気付くの遅すぎました。ゴメンナサイ。
今後はこの様なことは2度と・・・って無理だろ!!岩崎さん、今度朝まで御一緒しましょう!巻き込んでしまえばこっちのモンだ・・・。
本番まであと5日。太陽族の皆様、及び林君、なる美ちゃん。どうぞ僕を見捨てずに、よろしくお願いします。

8月15日(金) 林真也
どうも!遊気舎の林真也と申します。みなさん、お元気ですか?
あんまり夏らしくない夏が間もなく終わろうとしていますが、太陽族の「それを夢と知らない」は、間もなく幕が上がろうとしています。さて、そんな本番まで1週間を切った稽古場ですが、楽しいフンイキでいっぱいです。南勝さんは麦わら帽をかぶってるし、三上さんは子供みたいだし、僕と同じ客演の前田さん(男)はおしりきれいだし、なる美ちゃんはおっぱい大きいし。
そして、やっぱり岩崎さんの演出はすばらしい!!自分以外の役者さんの演出やダメ出しを聞いては、感動して涙を流している毎日です。僕は、今回の稽古で自分が役者(と言うよりも人間)としての根本を勉強しているような気がします。また機会があれば呼んで下さい。・・・って、まだ始まってへんのに。

8月14日(木) 田矢
最近、稽古場日誌みじかいですね。疲れてんのまるわかりですね。すんません!でも、そりゃそうです。来週の今頃は本番ですもん。さて、今日は10時から、田矢はタタキ(大道具作り)をしてました。メンバーはなぐり組、今井、三上。仕上げ組、岩崎、田矢。ありえないメンツです(笑)。新作だとタタキに来ることはまず不可能な岩崎さんは、今回は本もあるので、タタキにも積極的に参加。この普段いてない人がいてるっていうのが楽しくって。一番ツボってしまったのが、しょっぱなに、メジャーで長さを計る時、「センチってどれ?」。やられました。たえれませんでした。
しかし、素晴らしいコンビネーションで、作業はスムーズに進みました。19時からは稽古場へあがり、本日は音響の金子さんと舞監の岡さんがこられて、通し稽古をしました。飲みに行こうかなーとも思ったんですが、さすがに10時からのタタキでへとへと。明日もタタキ行かなあかんし。おとなしく帰りました。

8月13日(水) 田矢
世間のみなさまはお盆休みです。大阪の人口もだいぶへってきました。いなかのない私は、とりたててお盆だからといってどこに行くこともないのですが。今回のようにお盆も稽古づけってのは初めてです。暑い時の稽古はたまりません。いや、冬は冬で寒くてかなわんって言ってるんでしょうが(笑)。
今回の小道具はなかなか順調にあつまっていたのですが!!今日、また新たにどかっと増えてしまいました。おのれ、岩崎・・・さん(笑)。きっと小屋に入っても増えちゃったりするんだわ。くそーー。負けるもんかーー。
そして、吹田メイシアターの古谷さんが、衣装をわざわざ届けに来て下さいました!ホンマにありがとうございます!!そして「樹」でみんなで25時まで飲んでしまいました。

8月12日(火) 田矢
今日は2場をつめました。私、今、気づいたんですけど、本番まであと1週間ほどなんですね。今さらですが。びっくりです。えらいこっちゃです。
話、かわるんですが、今、うちの愛犬チコ(15歳)が病気なんです!突発性前庭症候群ってやつで、目がずっとまわった状態でまともに歩けないのです。もうショックで。幸い、1週間ほどで治るらしいんですが、この2日、食べ物をまったく口にしなくって。昨日も、1階にふとんをしいて、一緒に寝ました。早く元気になってくれたらいいのですが。そんな訳でちょっぴりおちこみぎみの田矢でした。
8月11日(月) 田矢
今日もバイト終わりで小道具調達へ。
今回は映画館のお話なので、創造館の餘吾さんにお願いして、プラネット映画資料図書館の安井さんにある物をお借りすることになりました!やっぱし、ホンマもんはすごい存在感!これでまた芝居がひきしまります。本当にありがとうございます!!これも、みなさん観に来て探して下さいね。
本日は8時ピッタリに照明の徳田さん(今日もネイルはバッチリ・)がこられました。そして、通し稽古をしました。みんなどんどん変わっていきます。田矢はというと、いつもながらもういっぱいいっぱい。稽古が終わるたびに撃沈です。ってあかんあかん!!大丈夫です!本番までにはなんとかします!負けへんぞー!

8月10日(日) 田矢
お久しぶりです。田矢です。突然ですが、「メンチョ」ってできたことあります?私は2週間ほど前から、こやつが鼻の頭にできてしまいまして、会う人みんなに笑われてます。私って、ニキビとかつぶさずにおいとくと、どんどん、育っていってものすごい大きさになっちゃうんですよ。今回のもかなり育ってしまいまして、かなりカッコ悪い状態です。本番までにはなんとかしなくては!!
さて、今日は、たたき組は朝10時からこぞうさん(今井さんの通称)をひっとうに大道具作りにはげみ、私はというと、小道具泣かせの岩崎氏のリクエストになんとか答えようと悪戦苦闘!そんなに量はないんですけど、地味にレア物が出てきます。探して下さい。大変なんだから!本当にもう!!今回もたくさんに人に助けてもらいました。阪急茨木市の奥村班長ありがとう!19時からはアップをして、衣装合わせをしました。それから、頭から通せるところまで稽古しました。
稽古が終わってから、「イツキ」で岩崎さん、森本さん、岸部さん、三上さんと5人で飲みに行って、12時頃まで「プライド」観戦しました。桜庭さん、残念でした。ちょっぴりさびしい帰路となりました。

8月7日(木) 中村なる美
いやぁ〜、やっと夏らしくなりましたネ。生ビールがおいしいっ。初めまして、太陽族ファンの皆様!!中村なる美デス。あぁ〜、えぇお芝居が出来たらその後のビールはもっとおいしいっ。・・・本番2週間前!おいしいお酒が飲める様(?!)みんなパワー全開でケイコにはげんでおります。
太陽族さんとは去年の「ここからは遠い国」、4年前に岩崎さん演出とKUTO-TEN「アイスクリームマン」と大変お世話になっております。なんかね、安心できるの、ここ。私にとっては、そんな場所どぇす。
そして客演の前田さんと林さん。前田さんは実はまだ私が新感線に入る前(まだピチピチの若い頃!!)、に一度共演させて頂いていて、あこがれの先輩だったんですよ。毎日ケイコ場で指をくわえて「え〜男やぁ・・・」って見とれてました。そんな前田さんと再びご一緒出来るとは・・・私しゃ幸せもんです。
林さんとは初対面だったんですが、林くんもこれまたおとこ前!!頭は切れるし芝居もうまい。彼には出来る男のニオイがします。(どんなニオイや!!)
皆が乗った舟に私は片方だけ乗っていて、舟が出ようとしているので、またがさけそうになってます。はやく舟に体ごと乗らなければ!!またがさけないうちに、みんなの舟に乗りたいと思います。
8月6日(水) 前田
今日、舞台美術の実寸通りに、ビニールテープで位置どりをして、実際の距離感を確認しながら稽古しました。台本にも、2ケ所改訂が入り、オリジナル版では明確にされていなかったことが、浮き彫りになっています。岩崎さんの話では、あと後半部分でもう少し改訂があるらしいです。
いやぁ、それにしても夏本番でございますね。関西では主要な花火大会もほぼ終わってしまいましたね。今年はいづれの花火大会にも行けず終いでした。浴衣姿の方も沢山見かけましたが、なんか「それわざとですか?」というほど、アイロンもせず、くしゃくしゃの洗いざらしの浴衣で歩いている人を何人か見かけました。一瞬、「流行ってるのか?」とも思いましたが、違いますよねぇ・・・。だって、ヘンですもん。やっぱり浴衣はパリッと糊の効いた感じで、小粋に着こなしたいものです。・・・またしてもとりとめのない内容になってしまいましたが、今日で私の稽古場日誌はおしまいです。「稽古場」日誌じゃなくなってしまい、すみません。次は、ナイスバディバディの中村なる美ちんです!!

8月5日(火) 前田
今日も大練習室で稽古です。
ストレッチをしている時に、いきなり孝子さんが、森本さんの方を指して、「見て見て、勝ちT当たってん」と。見ると、おNewのTシャツを着た森本さんが・・・森本さんwith「勝ちT」です→
「勝ちT」はキリンビールについている応募シールを3枚1口で応募して当たるTシャツらしいんですけど。孝子さんはそれを40口くらい送ったらしいんです。

中村なる美もコカ・コーラ社製品に付いているシールを集めて「アウトドアセット」が当たる、というのに応募しているらしく、みんなの飲んでいるペットボトルを見てまわり、シールをはがしてゆきます。懸賞って当たるとうれしいんですけど、応募するまでがめんどうで、なかなか実行できないんですよね。・・・で、稽古の方ですが、今日はまた、中半から後半にかけて、何度も返して、進んでいきました。自分の出ていないシーンはどんどん変わっていくのが、客観的に見えて、すごくおもしろいです。緊迫したシーンでピタッと空気が止まる感じとか、何度もくり返し稽古をしていくうちに、できあがっていくのを見ていて、鳥肌が立つときもあります。ですが、自分の出ているシーンは、まぁーもーいっぱいいっぱいで、ほんますいません、という感じです。「がんばっていこっ」と自分に言いきかせる今日この頃です。


8月4日(月) 前田
金・土・日と3日間休みだった為、今日は久し振りの稽古です。今日からしばらくの間、実際に本番で使用する大練習室というところが稽古場になります。創造館は、稽古の段階で、こうやってホールを使わせていただけるので、早いうちから大まかな舞台上の感覚をつかむことができて、大変ありがたいのです。
今日は頭から、ほぼ止めずに、後半まで通しました。ほぼ皆さん台本を離してやっていました。私も無理矢理離してやってみました。2場と3場の転換シーンに今日初めて演出が入ったんですが、なんだかおもしろいことになっています。「何ごと?」という感じです。すいません、抽象的で。本番楽しみにして下さい。そう、今回は再演と言えど、5年前の初演からは、登場人物が1人増えていますし、吹田メイシアターのワークショップの公演からも改訂されているので、どちらかですでにご覧いただいた方にも、きっと楽しんで頂けると思います。
そうそう、田矢と私は5年前に普通にお客さんとして、この「それを夢と知らない」を観て、その時のチラシに載っていたオーディションの告知を見て、現在に至っています。少々、感慨深いものがあります。がんばろう。

7月31日(木) 前田
早いもので本番まで、もう1ケ月をきっております。みなさんじょじょに台本を離して稽古に臨んでいます。そうっ!!今回は稽古の初日から台本があるので、セリフも早いうちから覚え放題なのです。再演だから当たり前なのですけど・・・。しかしながら、私はまだなかなか台本を手放せずにいます。覚えねば。まず、覚えねば・・・。それにしても、客演のみなさんと一緒の稽古はとても新鮮です。稽古を返すたびに色んなアイデアが出たりして、楽しいです。
今回の客演して下さっている3人の中の1人、中村なる美さんは去年の4月に再演した「ここからは遠い国」にも出演してくれていたので、今回で2回目になります。前回の公演以来、歳が同じということもあり、プライベートでもよく飲みに行ったりします。いつも急にどっちからか「なあ、今日ひま?」「ひま」「飲む?」「飲もかっ」「どこにする?」「ほな京橋とかは?」「わかった。ほな○時・・・」というカタコトのやりとりがあり、たいがい1時間後には会って飲んでます。2人共、おっさん具合が似ているので、一緒に飲んでいてとても楽で、オモロイ人です。今日は稽古帰りに、岩崎さん、孝子さん、森本さん、林くん、なる、私というメンバーでちょこっと飲んで帰りました。そこで彼女はかなり焼酎も入り、自分のプライベートのことを、なんだかとっても赤裸々告白していました。内容は・・・もう・・・赤裸々すぎて書けません。
ハッ、また、稽古の様子が書けてませんね。明日こそは・・・。

7月30日(水) 前田
こんばんは。前田です。前田有香子の方です。
今回は、客演の前田晃男さんがいらっしゃるので、あえてフルネームです。岩崎さんは、稽古始めで、私と前田晃男さんをどう呼び分けようかと少々ためらっているようでしたが、今は晃男さんのことを「まえちゃん」、私のことを「まえっち」と呼ぶことで落ちついております。
私は、その時代、時代の友達によって呼ばれ方にかなりバリエーションがあります。例えば・・・「まえお」「まえっち」「まえちゃん」「ゆかべ」「ゆかやん」「ゆかちゃん」「ぴっぴ」「ラモ」・・・。「ラモ」って・・・。こう呼ばれるようになったきっかけは、忘れもしない短大へ入学してすぐのクラブの新勧コンパの席で、ベタに「古今東西」をやっていた時でございます。お題は確か、「一度ねてみたい芸能人、シャンシャン」だったと思います。もうさんざん回ってきていて、ネタ切れしていた時に前の人が「三浦カズ」と言ったのを受け、とっさに「ラモスっ」と言ってしまったのです。当時Jリーグが全盛だったものですから・・・。それがどういう訳か、ものすごいウケてしまい、以来、私のクラブでのあだ名は「ラモ」になったというわけです。先輩や同回生にそう呼ばれるのは、まだ、割り切れたのですが、後輩が入ってきた時には「ラモ先輩」と呼ばれるようになりました。「ラ、ラモ先輩って・・・」。さすがに複雑でした。さんざん「ラモ先輩」と呼んでいた後輩から「ラモ先輩ってなんで、ラモ先輩なんですかぁ?」と質問されるたびに、私は親切にもこの長い経緯を話して聞かせてあげました。皆さんにも思い出したくないあだ名ってありますか?私は「ラモ」です。いいんですけどね。今となってはいい思い出だし。・・・すみません。今日は「あだ名話」でおわってしまいました。明日は稽古の様子を・・・。

7月28日(月) こぞう(今井)
稽古場日誌飛び入りのこぞうです。稽古場に来た日には、書かせてもらえます。前回持って来た美術プランを描き直し、模型も作り直して来ました。今回は一発OKでした。ようやくプランが決まりました。これから製作の為の図面を引きます。おっとその前に、材料を発注する為に、必要な数量を割り出します。お盆休みが近いので、今週中には材木屋さんに行きたいのです。材料が手に入らないと、何も出来ません。
稽古の方は、順調なようです。演出の要望で色々な表現をする役者さん達。あの多彩な表現力を見習いたいものです。
前回稽古場に来た時の検討課題、客演の前田晃男君と劇団の前田有香子をどう呼び分けるか、演出の岩崎さんが悩んでいました。が、前田君のことを「前ちゃん」で決まったようでした。
2幕頭のシーンの稽古。舞台となる映画館を唯一の自分の居場所と思っている女性(演じるのは佐々木淳子)がロビーに入って来て、周りを見回す。演出から「博物館の中を歩くように」。この場面を見たとき、自分の描いた舞台の中にいる佐々木淳子のイメージが鮮明に浮かびました。
今回の舞台セットは、映画館主役の南勝さんとささじゅんに捧げよう。捧げられても困るでしょうが。

7月24日(木) 森本
世間はもう夏休みです。と言っても、今年はなかなか梅雨が明けず、涼しい夏です。大陸からはり出している高気圧の勢力が強く、なかなか大平洋高気圧が北上できないようです。何年か前もこんな年があったなぁと思い出します。明けたか明けていないか分からない梅雨があって、冷夏になり、その年は米不足。あちこちで一揆が起こりました。その後、コメの自由化とからめてタイ米が出まわった。いわゆるタイ米騒動です。
それはさておき、台本が最初から全部あるというのになれていない私は、どーしていいか悩みます。ぜいたくな悩みです。さっさと覚えればよいのでしょうが、これがなかなか。前の記憶が残ってたりして、もう鳥肌。でも、まわりが新鮮なのが頼りの綱。もう一ヶ月を切りました。皆で、せいいっぱいの物をつくります。

7月22日(火) 森本
連休明けで体が重い。朝、バイトに行くのもたまらなくつらい。もう休んだろか!と、いつもの思いが頭を行ったり来たり。今日休んだら4連休。こらあかん。連休中に働いてた人に悪い。でも、しんどいし・・・。結局、今日は良いのか悪いのか、天使(?)の方が勝ってしまいました。あっという間に時が過ぎ、5時にバイトをあがって、さあ、稽古。しかし、くたびれているなぁ。早めに稽古場に来て本を読むが、眠気が勝ってどうしようもない。7時に体を動かし、なんとか体が起きて台本の後半からの稽古をした。一度やってはいるのだが、まだまだ手さぐり状態。そろそろ、ぼちぼち、まいります。

7月18日(金) 森本
明日から3連休です。なんか最近連休のありがたさが身にしみます。6月は休日がない月だったので特にそう思うんだろうか。なんか久々に3日休めると思うと、何をしていいんだか。休みベタな日本人です。そんなこんなで稽古の後は飲みに行きました。万歳一座の前田君に誘われたのです。しかし意外に前田君、ゲコなんです。お茶飲みながらどうでもいい、いい会話をしました。前田君は途中で帰りました。タバコケースを忘れていったので、ウチの前田君に前田君に次の稽古で返したげて、と言いました。ああ、ややこしい。

7月16日(水) 森本
ええっと、実は太陽族に新人が入りました。佐野といいます。数カ月前にオーディションをして太陽族のメンバー全員でかなりの議論をしたのち、多数決で入団決定。彼は吹田のメイシアターであったワークショップ「それを夢と知らない」をやっていました。それでとるとかではなかったのですが、めでたく入団です。で、今日の稽古は前田君がお休みなので新人君が代役をしました。メイシアターでやった役と同じ役なのでキアイ十分。たまりません。これからも暖かい目で見守っていかせてね。

7月14日(月) こぞう(今井)
稽古2日目。
仕事終わりで稽古場にいく。20分の1の白模型とエレベーションを持っていく。
稽古場では、読み合わせの最中。客演の前田晃男君に紹介してもらう。すぐ後から舞台監督の岡一代さんと客演の林真也君がやってくる。林君にも紹介してもらう。同じく客演の中村なる美さんとは、以前いっしょにやっているので、紹介はなし。
本を持っての立ち稽古が始まる。今回改訂された台本で、南勝さん演じる映写技師が登場する。私が作る舞台セットの映画館は、劇中では、この映写技師が作った映画館という設定。南勝さんの醸し出す雰囲気に、セットデザインが引っ張られそうな気がする。
台本を読んでいると、あまり動きのない会話劇に思えたが、立ち稽古では前田くんが暴れまわり、なかなか楽しい。役者さんが次々に登場し、第一幕終了時点で、稽古終了。あれ、佐々木淳子だけ、まだ出ていない。
飲み屋に移動後、岩崎さんと打ち合わせ。上手の出入り口と吊りものの飾りについて、話し合う。舞台監督の岡さんから、技術的なアドバイスをもらう。感謝。
打ち合わせ終了後は、林君と森本と前田有香子の話に割り込む。林君はとても足の長い役者さんだと思う。
美術プランをあれこれ考えながら、家に帰る。午前2時30分。また、寝不足の日々が始まる。

7月11日(金) 森本
いよいよ今日から8月の公演「それを夢と知らない」の稽古がはじまりました。 
太陽族の役者9人と客演の役者さん3人、合わせて12人の顔合わせ。この人数は久しぶりな感じ。体を動かすと稽古場もさすがに狭かった。稽古始めと言うことで、まずは台本の読み合わせをした。最初の読み合わせは再演といえどもやはり緊張するのだ。しかし客演の皆さんはすばらしい。もうすでに役柄をつかんでいるようだ。これはおもしろくなるぞと確信した。
稽古の後半にいつもお世話になっているカメラマンの石川さんに情宣用の写真を撮ってもらった。写真撮影も終わり、稽古初日、顔合わせということで、お酒を飲みに行きました。
前田晃男さん、中村なる美さん、林真也さん、千秋楽までよろしくおつきあいの程を。
6月19日(木)台風6号の影響で蒸し暑い日のミーティング こぞう(今井)
今回は予算は厳しいけれど、皆で力を合わせて大阪・福岡公演をやりましょう、という話し合いの日でした。そのために、お客さんをいつもよりたくさん呼ぼうと座長からの声。役者さんは大変です。私は美術家。舞台に上がる訳はないので、親族以外のお客さんを呼んだことなし。ちょっと反省。
今回の作品は、改訂されますが再演。ゆえに台本がすでにあります。古い映画館のお話です。そこで私は、スケッチブックとカメラを持って仕事の合間に映画館を回りました。条件は、地下劇場・客席は100席前後・商店街の中にあること・ロードショーをやらない劇場・カウンターで飲み物お菓子を販売していることなどです。その成果を小さな白模型にしてミーティングに持参しました。大枠でOKを演出からいただきました。これを元に稽古はじめの日までに美術プランをふくらませます。さて、いい舞台を創りましょう。

6月13日(金)岸部
稽古はまだ始まってませんが、少しずつ近況をご報告していこうと思います。よろしくお願いします。
今日は事務作業をやりに前田・田矢・佐々木が家にやってきました。みんな7時に来て、最近見た芝居の話などしながらぼちぼちやり始めた頃、ピンポーンとチャイムの音、南勝もやってきてくれました。1回しか来たことのないうちへ道に迷いながらも来てくれたのでした。うれしいもんです。
作業はプレス関係への企画書発送作業と、チケットへのハンコ押し。テレビで阪神VS巨人戦を見ながらのなごやかな作業です。試合の行方に一喜一憂して手がお留守になりながらも、みんなのおかげでチャッチャとはかどり、あとは軽くビールを飲んで10時に解散。阪神は残念ながら負けてしまいましたが、なんだか楽しい一夜でした。
「劇の宇宙」第13号が発売されています。今号から岩崎がいろんな演劇人にお話を聞く「劇談2000Q」が連載されます。第1回は黒テントの佐藤信さん。ほかにも関西演劇界のさまざまな情報が載ってます。ぜひ読んでみてください。お求めは創造館・ウイングフィールド・アイホール等劇場で!
次はミーティングの19日に誰かがご報告できると思います。

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