#452 中古スマホも5代目

2022/02/12

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 Androidスマホに関しては、最初に使い始めた2013年当初から、中古スマホをとっかえひっかえしつつMVNOのSIMで運用しているところである。今のスマホも3年ほど前に中古で1万円少々で購入したもので、なるべく重いアプリは入れないようにして、容量を節約しながら使っていたところであったのだが、油断しているとアプリのキャッシュデータなどが内蔵ストレージを圧迫して、「空き容量が不足しています」とか警告されたりしていたところである。

 加えて最近は、まだ十分バッテリー容量があるにも関わらず、使っている最中にいきなり電源が落ちてしまうというような現象に度々遭遇するようになった。考えてみれば、買ってから3年、中古なのでその前にも使用歴があることを考えれば、もうバッテリーの寿命が来ていてもおかしくない状態なのかも知れない。

 こうなるとさすがに使い物にならないということで、またさっさと別の中古スマホを見つけて乗り換えることにした次第である。発売から3年以上もたった機種であれば、状態のいい中古でも1万円前後で出回っていたりする。

 最近は以前のような小型軽量の機種がなかなかないところであるが、前の機種が120gだったところ、140gくらいまでならOKと妥協し、画面の解像度やROM容量、NFC対応などを勘案して、選んだのはSHARPのSHV41である。比較的状態のよいものが9千円ちょっとで手に入った。現在運用しているMVNOはNTT docomoのnano SIMであるが、SIMロック解除されている機体なので、問題なく使えるはずである。

 届いたのち、十分充電をしてから電源を入れると、例によってセットアップが始まる。Wifiに繋ぎ、既存のGoogleアカウントでログインすれば、現在のスマホに入っているアプリもせっせと自動でダウンロードしてくれるので、それらを使いやすいように分類しつつ画面に配置する。

 山のように個人データを入れたmicroSDは、同じSHARP製のスマホなのでそのまま差し替えたら使えるかとも期待したのだが、どうもそういうわけにはいかないらしく、一旦データをPCに退避して、新しいスマホに挿してフォーマットしたあとで、再びPC経由でデータをリストアする。まあ一度きりの手間なのでどうということはないが。

 充電やデータ転送のためのUSBのコネクタは、これまではmicro-TypeBだったのだが、新しい機種はType-Cになっていた。前者を後者に変換するコネクタは百均でも売っているので、いくつか買っておけばよいだろう。

 指紋センサーがついているのは地味にありがたい。スマホのロック解除も楽であるし、オンラインバンキングのログインなども指紋認証にしておくことでセキュリティと利便性を両方担保してくれる。

 一方で、ストラップホールがなくなったのは地味に痛い。私はいつも、ベルトに固定するホルスター式のスマホホルダーにスマホを裸で入れており、そこから本体を引っ張り出すのにストラップを頼りにしていたので、それが使えないのはちょっと不便である。ストラップをつけられる透明カバーもあるが、重さや容積が増えてしまうのもあまり望むところではない。

 少し前であれば、イヤホンジャックに挿すタイプのアクセサリやストラップがいろいろ売っていたと思うのだが、今となっては、百均や家電量販店を探してみても全く見かけない。iPhoneがイヤホンジャックを廃してしまったからだろうか。困りつつも、家の中を探してみたところ、以前に献血のノベルティでもらったストラップがまさにそのタイプであったのでそれを流用することにした。まあ垂直に刺さっているだけのものなので、あまり信頼性のおけるものではないが。

 新しいスマホは、待機中のバッテリ消費も少ないようで、半日たっても75%くらいはキープしてくれているようだし、内蔵メモリも倍に増えたので、空き容量にも余裕があり、動作もスムーズである。バッテリーがヘタレるまでは大事に使おうと思っている。


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