キャスト アンソニー・ホプキンス(ザ・ファーザー・アンソニー)/オリヴィア・コールマン(アン)/ルーファス・シーウェル(ポール
「ダーク・シティ」)/マーク・ゲイティス(「SHERLOCK(シャーロック)」のマイクロフト)/オリヴィア・ウィリアムズ
メモ 2021.7.3(土)TOHOシネマズなんば
感想
毎日が
「バニー・レークは行方不明」みたいやねん。
なんも知らんとみてたら、これは「なにがほんまなんか」のミステリ映画やねん。
周りのみんなが「えっ」とか「何ゆーてはんのやろ」って顔しはんねん。
「前に話をしたでしょ」とか言われるし、見た事のない人もいてはるし。
「何ゆーてはんのやろ」は、こっちなんやけど・・・・いぶかしい。
見ている間、なんで「ドーターTHE DAUGHTER」って映画名やないんやろって考える。
長女も父の姿にとまどい苦しむ。優秀なエンジニアだったろう父親はプライドも高く子供では制御できない。
父であり男であり子供に弱みは見せられない (いくら運転をやめてくれと言っても止めない父親たちと同じ)
「ファーザー」なのは、描きたかったのはこの病であり、当事者である人の視点であり、そして娘(家族)も含んでいるからと思う。
映画を見終わってだんなさんがとても高価な(ウチにとっては)時計を買った従姉に言う。
「『時計がないない。盗まれたんちゃうか』って言いだしはったら、困んなあ」
「10年後にはあるかもしれんわ。首からぶら下げとかなあかんわ。」