チェリストの小林大悟は、オーケストラの「解散!」により仕事を失う。ぎりぎり境界線の演奏者だった大悟は、チェリストの道を諦め、妻の美香と故郷に帰る。故郷・山形には母が残してくれた家があり、住むところには困らない。仕事探しで目に付いた求人広告は「年齢問わず、高給保障!実質労働時間わずか。”旅のお手伝い”NKエージェント!!」だった。ツーリストの仕事か? と面接にでかけたところ、社長の佐々木は「あぁこの広告、誤植だな。”旅のお手伝い”ではなくて、
安らかな旅立ちのお手伝い”だ。」と言い放ち、マジックで追記訂正する始末。仕事は”納棺師”見習い。亡くなった人を棺に納める仕事だった。人がよくて小心者の大吾は社長の「採用!」の言葉に断れなくなってしまう。
感想
ユーモアはあんねんけど、内容は
重くて厳しかった。
死者を大切に悼む
別れの儀式って生者にとっても大事なんだな。おろそかにしてはいけないな。それにいたむ前に発見してもらう手当ても大切。独り暮らしになったら、ジャーポットでも冷蔵庫でもSECOMでも生存感知してもらうものを、ちゃんとしておかねば。迷惑をかけてはいけない。
(もっくんのような美形に)ていねいに清めて送っていただけるのは大変ありがたいが、家族に見つめられてハズカシイ。ウチは白衣姿でマスクした人にじゃぶじゃぶ洗ってもらってもらうのも、ビジネスライクでいいかも。でも、考えるにそれじゃCSI:科学捜査班みたいだな。事件に巻き込まれたみたいで、それもなんだかなぁ。
満員の梅田ピカデリの試写会では
サプライズが。もっくん登場(ヒロスエリョウコさんも)。「キャーキャー」(横のツレの声)。もっくんの立ち姿、なんてかっこいいんだ。正視できない。へろへろ。舞台挨拶では、本木雅弘が山崎務さんを誉め、広末涼子が本木を誉め、これじゃ身内の誉めあいになるとでも思ったのか、もっくんが「広末さんは、色々ご苦労も(私生活に)あると思うのに、それをちっとも見せず・・・」と言って「誉められてるんだかなんだか」(広末)と言われる始末。横のツレが小声で言う「ヒロスエ怒ってますよ。もっくんしゃべらない方がいいですねぇ」ww。。。。