ちょっと映画「テオレマ」のようだったな。あんな悲惨な話ではないんやけどね。ふらっとやってきたエンゼルが一歩踏み出せず迷っている昇一、由希、明美の3人に「
自分の道は自分で決めろよ。」と示し去っていく。そのエンゼルは謎の店員・佐藤。優しいようなクールなような不思議な雰囲気の持ち主だった。声が森本レオにちょっと似ていて淡々としている(素敵だという事だ)。
都会で働いていると「自分の替えは、いつでもどこにでもいるねん。」という冷めた気持ちがどこかにある。地方だとひとりひとりが、なくてはならない役割を背負っているんじゃないかな。そんな気がしたな。
この映画を見て品揃えの多いコンビニの合理的な運営がおもしろそうと思い、会社で「55歳になったら早期退職して、コンビニで深夜に働くのもいいかなー(深夜勤やったら雇ってもらえそうー)」と話をしたら、みんなから「強盗に襲われたらどーする! やめとき!」とあっさりこてんぱんに言われやした。