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3月1日は恵那漁協の渓流釣り解禁日です。
2013年も解禁日にホームグラウンドで渓流釣りをできることが喜ばしいです。
寒さが厳しければ本流域で成魚放流物を釣るつもりでしたが、幸い寒波は到来しなかったので天然物を狙って上流域に入ることにしました。
付知町内の集落ではほとんど雪の痕跡はなかったのですが、さすがに上流域の川原には雪が残っています。
川の水量は冬季渇水で少なめです。
外気温は2度でしたが、寒さ対策で服を何重にも着込んだ上で歩き回るので汗をかくくらいでした。
冷え込みは緩やかなので、この時期のコンディションとしては上々です。
ただ、僕自身の体調は、胃もたれのような胸のむかつきがあってよろしくありません。
特に暴飲暴食をした覚えはないのに不思議です。
ポイントに到着したら3分以内に釣りをスタートするのがポリシーなので、速攻で仕掛けを展開しました。
寒い時期は魚は淵やトロ場に固まっているので、瀬には無向きもせず、水深のあるポイントのみを攻めることにしました。
ハリにエサのイクラをつけて、トロ場の落ち込みに投入します。
すると、いきなり目印が沈みました。
しかし、合わせのタイミングがあわず、魚の反応も伝わらないほどの空振りでした。
久しぶりに釣りをすると、タイミングをとるのも難しく感じます。
そんな空振りを何回かやった後に、ようやくドンピシャリのタイミングで竿を合わせることに成功し、今シーズン初のアマゴを引き抜いてネットに入れることができました。
トロ場で釣った初アマゴ(18cm)
このトロ場では魚の反応が続いたので、もう少し粘ることにしました。
そして粘り続けたところ、大きく目印が沈んだので反射的に竿を立てました。
先ほどよりも多少重量感のある感触でしたが、水面で暴れる魚を一気に引き抜きました。
ネットに収まったのは22cmのアマゴでした。
22cmのアマゴ(上下の写真とも同じアマゴです)
割と早い段階で魚を釣ることができて一安心です。
しかし、その後はなかなか魚の反応がなく、厳しい状況が続きました。
堰堤下で粘っても、なかなか魚の反応はありません。
それでもこの時期は水量のある場所で粘るしかないので、根気よくエサの投入を繰り返します。
その執念に魚が根負けしてくれたのか、ようやくコツコツと突っつくようなアタリが出たので、少しだけ送り込んで合わせました。
それで17cmのイワナが釣れました。
今シーズンの初イワナ
アマゴとイワナの両方の顔を確認できたので初釣りとしては上出来です。
ただ、この時点で胸の苦しさが増してきて、釣りを継続する気力が無くなってしまいました。
気持ち悪くなって、車まで引き揚げることにしました。
どうしてこんなに胸が苦しいのか?
その答えは簡単なことでした。
車に到着して腰のベルトを外した途端に、先ほどまでの苦しさが一気に晴れました。
何重にも服を着込んだので、普段と同じベルトの締め付けだと腹への圧迫が過酷なことになっていたのです。
その元凶のベルトを外せば胃もたれのような感触はすぐに解消です(笑)
体調は即時に復活しましたが、もう川に戻る気力は無く、そのまま帰路につきました。