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2010年の恵那漁協の渓流釣り解禁日は、前日までの雨によって増水というコンディションでした。
今の時期に雪が降らず、雨が降っているということは相当暖かいということです。
気温が高く増水ということなら、付知川の天然魚も活性が高いだろうと意気込んで出漁しました。
午前6時に東股本谷に入りましたが、周囲は明るくなっていても、仕掛けの目印は見えません。
視力の低下を実感しました。
昔なら、少々薄暗くてもバッチリと目印が見えたのに・・・
目が悪くなると釣果に響くのがツライ。
結局、1時間くらいは目印が見えないので、竿にまで伝わる大きなアタリのみを拾いました。
シビアな条件のときは、そんなアタリは出ないのですが、この日は魚の活性が高くてガツンと来てくれました。
竿を立ててもすぐに上がって来ないのは良型の証拠。
竿が絞り込まれる感触を楽しみつつ、ネットに収めたのは23cmのアマゴでした。
薄暗い中、堰堤で出た23cmのアマゴ
その後も、水深のあるトロ場の流芯脇の流れにエサを投入すると20cm前後のアマゴが釣れてくれます。
川原 に残雪も無く、暖かくて水量も多いのでアマゴも元気がいいです。
トロ場で出たアマゴ
順調にアマゴを釣り続けると、イワナの顔も見たくなるのが人情です。
巨岩や落ち込みにエサを落とし続けると、狙い通りのイワナが釣れてくれました。
でも、サイズは小さめの18cmです。
シーズンの初イワナ
大淵や堰堤よりも、多少の水深があるトロ場やトロ瀬でアマゴが食いついてくるので、割と積極的に捕食活動をしているようです。
こんな穏やかな流れでアマゴが連発
しかも釣れてくる魚は20cm以上のアマゴが続くので嬉しい限り。
この日最長の24cmのアマゴ
魚の活性は高くて釣りやすいですが、どうにも水量が多すぎて長い距離は遡行できません。
釣り続ければ、もっと数も型も伸びる雰囲気はありましたが、強い水勢に立ちこんで足が弱ってしまってギブアップ。
数が10匹になったところで切り上げました。
納得できるシーズン初日で良かったです。