広告
2009年の3月解禁となり、友人の林敦君と同行してホームグラウンドの付知川へ出かけました。
今シーズンは類を見ないほどの暖冬で、ほとんど雪が降っていません。
昨年(2008年)の3月1日も付知川へ釣行したのですが、そのときは林道や川原は雪景色でした。
しかし、今年は全く雪がありません。
3月とは思えない、雪の無い川原(中の谷)
当初は中流域で成魚放流のアマゴを釣ろうかと考えましたが、これだけ暖かければ谷へ入っても大丈夫かと思い、付知川の東俣本谷へ向かいました。
しかし、解禁日が日曜でもあり、釣り人の考えることは同じようで、既に林道のあちこちに二桁の駐車がありました。
午前6時の段階で、入るポイントが無い状態でした。
何とか中の谷で釣り人の入っていない区間を見つけ、そこで竿出しをしました。
川原に下りても冷え込みはなく、この時期にしては暖かいためかアマゴの活性は非常に高かったです。
さすがに瀬には出ていませんが、堰堤や淵ではアマゴが勢いよく目印を引っ張ります。
ただ、アマゴはたくさん釣れますが、15cmに満たない稚魚が圧倒的で、なかなか良型は釣れてくれません。
それでも時折15cm以上が混じるという感じの釣れ方でした。
堰堤で釣れた20cmの
この場所でも川の前後に釣り人がいたため、広い範囲を探ることができず、とりあえず2匹だけキープして引き揚げました。
その後、他の場所に移動しようとしましたが、どこも釣り人の車が駐車していて、入る場所を見つけるのがたいへんでした。
行きたいと思った場所には入ることはかなわず、仕方なく人工的な景観が続くキャンプ場周辺で釣ることにしました。
キャンプ場付近で釣る林君の姿
キャンプ場では、夏には遊泳者が溢れるであろう場所で竿出しをしてみました。
プールのような淵
この淵でも小型アマゴが連発しました。
稚魚攻撃にくじけずに粘ると、ようやく20cmのアマゴがガツンと釣れてくれました。
この付近でも先行者がいましたが、その後を追いかけながら数を伸ばしていきました。
アマゴを8匹釣ったところで昼になったので、川からあがることにしました。
本当はイワナの顔も見たいところですが、入る場所が無いため諦めました。
これだけ釣り人ラッシュを目の当たりにすると、今年の釣り場は混雑しそうで先が思いやられます。
不況になると安価なレジャーの釣りが流行するとは言われますが、その兆しかもしれませんね。