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中学1年生の息子が夏休みになったので、付知川の谷へ連れて行くことにしました。
朝3時半の起床予定が、不覚にも1時間遅れの朝4時半になってしまいました。
この真夏の厳しい時期に、早朝の1時間ロスは痛いです。
まだ眠気の覚めない息子を連れて林道を歩いていると、林道より10m位下方の谷筋でクマを発見してしまいました。クマの方が先に気付いたらしく、慌しく川を横切って走っていくのがハッキリと見えました。クマ除けの鈴が役に立ったようです。
大きさは1m位ですから、親離れしたばかりの若いクマだったのかもしれません。
息子もクマに気付いたようで、立ち止まって顔を見合わせてしまいました。
一人で歩いていたら、不気味なので引き返したかもしれませんが、二人で行動しているのでそれほど不安には感じませんでした。でも、腰に装着したカウンターアソールト(熊撃退スプレー)に手を当てながらの歩行になりました。
この井出の小路谷は落差の急な谷川なので、今日が渓流デビューの息子には辛いかなと思いつつ、本物の自然を感じて貰いたいという気持ちで連れて来ました。
しかし、いきなり野生のクマの洗礼には驚きました。
夏真っ盛りの谷川
肝心の魚の反応は、いつもながらの付知川のシビアな状況で、なかなかアタリも出ません。
淵や堰堤等の水深のある場所で、時々小型が顔を出してくれるくらいです。
17cmのアマゴと15cmのイワナ。イワナは即リリース。
息子は時々アタリがあるものの、アワセが遅くてバラしてばかりでした。
残念ながら、渓流デビューはボウズとなってしまいました。
アタリの出たポイントで粘るも、無念のボウズ。
それでも、沢登りは心地よかったらしく、次回も同行する約束をして午前10時に納竿としました。
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