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10年ぶり位になりますが、付知川の井出ノ小路谷へ出かけました。
足場が悪く高低差の激しい谷ですから、単独釣行には覚悟が入ります。
(一本隣の高樽谷も相当に険しい谷で、このあたりの谷は足腰に不安があるときは敬遠した方がいいでしょう。)
大場所の堰堤
最初はこの堰堤で粘りましたが、なかなか反応はありません。
やはり相当に釣り荒れているようです。
長時間粘って、最深部から10cm程度のイワナを引き出すのがやっとで、先が思いやられます。
その後、大き目の落ち込みで小型イワナを3連続バラしをして、調子が狂いました。
この落ち込みで粘ると、落ち込み横の還流帯で珍しい魚が釣れました。
落ち込み下で出た10cm程のF1(イワナとアマゴの混血)
背はイワナの唐草模様で側面にはアマゴのパーマークのあるF1です。
昔も、この谷でF1を何度か釣ったので、混雑が進んでいるのかもしれないですね。
このF1はまだいいのですが、もっとドス黒くてグロい魚もいるので、釣ると気が滅入ったりします。
その後はアタリが遠のき、時々稚魚イワナが釣れる程度です。
巨石に囲まれた落ち込みプールで、ようやく良型のアマゴを釣り上げました。
プールの流芯で出た21cmのアマゴ
上流に進むにつれ、少しづつアタリは増えましたが、魚のサイズは上がりません。
落ち込みの最深部から引き出した19cmのイワナ
15cm前後の魚は釣れますが、20cmオーバーはなかなか顔を見せてくれません。
薄暗い淵の底から引き出した17cmのイワナ
谷の水量は豊富とは言えないので、魚は全体的に小型で痩せています。
釣り人も多く入るので、魚影も濃いとは言えないですね。
最後のエサを 落ち込みプールに投入すると、流れの尻でガツンときました。
アマゴと思って抜き上げると、なんとイワナでした。
この日最長の22cmのイワナ
数だけはある程度釣れましたが、型はさっぱりでした。
それでも陽気の良い日にクリアな付知川の谷で遊ばせてもらったので、楽しい一日でした。
魚は3匹だけ持ち帰らせてもらいました。
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