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友人の林敦君と付知峡の渡合温泉に宿泊して、渓流釣り三昧をしようと意気込んで出掛けました。
しかし、7月14日は7月の観測史上最大規模の台風4号が接近しているということもあり、土砂降りの中での釣りになってしまいました。
こういう時の渓流は鉄砲水の危険もあり、あまり奥までのアプローチはできません。
仕方が無いので、足場の良い場所のみを選んでの忍耐の釣りとなりました。
付知峡の西股谷は林道入り口がゲート封鎖されているため、渡合温泉の送迎車でないと林道の通行ができません。
そこで、送迎車の到着時刻までは東股の中の谷で軽く竿出しをすることにしました。
中の谷も前日からの雨で増水気味です。流芯ではアマゴの反応は無く、岸よりの淀みでアタリが出ました。
しかし、良型アマゴを1匹釣り落としたのみで、あとは10cmクラスしか釣れませんでした。
増水気味の中の谷
林君は20cmクラスのアマゴを釣りました。
送迎車に乗って渡合温泉に到着してから、西股谷の源流部へ足を踏み入れました。
雨の勢いは増して、徐々に川が濁っていく様子が窺えるので、これは短時間勝負だと悟りました。
最初に入った谷では、堰堤下で25cmのアマゴが釣れました。
勢い良くエサをひったくる心地よいアタリでした。
美しい良型アマゴ
次に入った谷では、1投目からイワナのゆったりしたアタリが出ました。
この魚は力強く水中に潜るので、尺オーバーかと期待しました。
しかし、サイズは27cmでした。残念。
濁り始めた谷川
27cmのイワナ
その後、雨脚が更に強くなり、水量も急激に増え始めたので、午後3時には納竿としました。
天候が安定していれば、もっと広範囲に探るところですが残念でした。
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