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加子母川を管轄する漁協は、2006年は2月4日が解禁日でした。
        前日に加子母川の各橋にて、アマゴの成魚放流が実施されていました。

午前4時に加子母へ到着し、あちこちの橋を見て周りました。
        気温はマイナス 10度と寒いのに、どこの橋の周りも車で一杯です。
        いくつか橋巡りをした後、二渡橋の下に入ることにしました。
午前7時くらいから明るくなり始め、放流地点の堰堤下プールには人だかりができました。
        解禁日独特の風景ですね。渓流釣りというよりは、マス釣り大会の様相です。
        
僕は遅れて川に来たので、魚が溜まっている一等地のプールには近づけませんでした。
        そこで、そのプールより下流の落ち込み下に陣取りました。
        
        プール下の落ち込み。対岸の釣り人は僕ではありません。
放流地点から魚が下りていなければ、ボウズの可能性もあり、この落ち込みに陣取るのは賭けでした。
        魚がいるかどうか疑心暗鬼のまま、餌のイクラを投入し続けました。
        自分の足許から攻めますが、全く反応はありません。
        流芯脇や瀬尻も反応がありません。
        焦りながら落ち込み直下の大石付近を流すと、目印が勢い良く沈みました。
素早く合わせをして、ゴボウ抜きすると15cmのアマゴが釣れました。
        その後は、その石を起点として筋を流すと、面白いようにアマゴが釣れ続けました。
        パターンがわかると、楽勝です。
釣れている様子がわかると、他の釣り人も入りだし、しばし快調に竿を曲げました。
        2時間ほどでアタリも遠くなったので、この場所から引き上げることにしました。
        ここでは合計9尾キープしました。
        
        15cmに満たない魚は、何匹かリリースしましたが、成魚放流で15cmに満たないサイズを放流するのはどうかと思います。
        しかも、20cm以上のサイズは1尾も釣れませんでした。
        どうも放流魚のサイズが小さくていけませんね。
その後、成魚放流がされていない上流部へ移動しましたが、既に先行者がおり、稚魚アマゴしか釣れませんでした。
        しかも、アクシデントで竿を折ってしまったので、午前11時で釣りを終了しました。
        (ああ、竿を新調しなくては・・・。) 
      
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