■5代目ファミリア (マツダ)
エッジの効いたスクウェアなボディと大きな面積を持つガラスの採用で、
今までの日本車にない簡素で精悍なデザインでした。
室内空間も広く走りも軽快で、各自動車評論家からも絶賛され、
晴れて、第1回目の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
赤のボディカラーがイメージカラーで、赤いファミリアを呼ばれ、サーファー仲間で大流行しました。
この車に鉄製のボードキャリアを乗せサーフボードを積んだ車を、どの駐車場でも目にしました。
当時は"サーファー=もてる"という図式から、
実際にサーフィンをした事もないのにサーファーを気取る"陸(おか)サーファー"が多数出現、
サーファールックに身を固め、このファミリアにサーフボードを積み、原宿や青山に出没していました。
1983年のドアミラー解禁に合わせて、純正ドアミラーが搭載され、ますます人気はうなぎ上りに!
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