'80サーフヒストリー  僕が波乗りを始めた1980年代前半は、"第2次サーフィンブーム"の真っ只中。

そのころ流行したサブカルチャーローラースケート / サウンド / サーフィン / サーファーズカー 
をピックアップし、'80サーフヒストリーとしてまとめてみました。

ローラースケート
サーファーDISCO
DISCOサウンド
サーフィン
サーファーズカー


ローラースケート

僕のサーフヒストリーを語る上ではずせないのが、
1979年〜1983年に流行した"第2次ローラースケートブーム"です。

"第1次ローラースケートブーム"とは、
1972年〜1975年に、東京12チャンネルで放送された"ローラーゲーム"が大人気となり、
日本でも"東京ボンバーズ"が活躍した時期です。

"ローラーゲーム"は、あまりにもエンターテイメント性の強いスポーツ
(ゲームの勝ち負けより、そこに到るまでのシナリオを八百長的に見せる傾向)であったため、
急上昇した人気は、急降下して、ブームも終わりました。

"第2次ローラースケートブーム"とは、
アメリカで流行した"ローラーディスコ"が日本に飛び火して発火、そのストリート系という感じで、
週末の代々木公園(東京)の歩行者天国(通称ホコ天)で、ローラースケートが流行した時期です。

日曜日の歩行者天国には、
原宿駅付近から順に、『ロックンローラー族』、『竹の子族』、『ローラースケートチーム』が占拠し、
ある意味"社会現象"のようになっていました。

ローラースケートチーム『代々木FLIPPER(フリッパー)』は、総勢30人以上のチームで、
路上にパイロンを立ててスラロームの演技をしたり、大型ラジカセをかついでローラーディスコを踊ったり、
代々木公園では最もパワフルに活動していました。

スケートシューズは、原宿竹下通り"ムラサキスポーツ"で調達、
皮のブーツに"クリプトニクス製"のウィール(タイヤの部分)がお約束でした。
ローラースケートチーム 【代々木FLIPPER(フリッパー)】のメンバー
ローラーディスコ @ 代々木公園歩行者天国


大型ラジカセから流れるミュージックは、山下達郎サウンド。

1980年にリリースされたA面がディスコのDJ風、B面がハワイのFMラジオ局KIKI風で構成された
『COME ALONG』が、パワープレイされていました。

渋谷のファッションビル「109」がオープンしたのもこの頃(1979年)です。

あと忘れちゃいけないのが、初代ウォークマンの登場(1979年)です。
ウォークマン片手にローラースケート、なんていうのも大流行でしたね。
COME ALONG (山下達郎1980)
COME ALONG U (山下達郎1986)
初代ウォークマン


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