宇宙開発公団(うちゅうかいはつこうだん)

   21世紀の日本における宇宙開発事業の指導的団体。科学技術庁直轄の組織。本部である宇宙開発公団タワーは東京湾に建設された巨大人工島、Gアイランドシティの中央に位置し、全高400mの威容を誇る。スペースシャトルの開発、打ち上げはもとより、多彩な視点での天文観測、リサイクル技術の開発および普及等が主な事業とされている。総裁大河幸太郎。なおGGG職員は表面上、公団の社員ということになっている。
   2年前(2003)の
EI−01の襲来に際して、ギャレオンを極秘裏に保護。膨大なオーバーテクノロジーの情報と地球外知性体に関する警告を受ける。事態を重く見た日本政府は宇宙開発公団を母体とした秘密防衛組織、GGGの設立を決定。大河総裁、獅子王麗雄博士らを中心に防衛戦力の開発に着手する。
   EI−02の出現以来、公団は幾度となくゾンダーの標的となり、最終的には
機界31原種の攻撃によって公団タワーが壊滅的打撃を被ってしまう。またGGGの解体、新生GGGへの再編に伴い公団そのものも解体、再編され、おそらく一部の事業は民営化されたと思われるが、防衛の中心が宇宙に移った今、どちらにしろその規模が大幅に縮少されたのは間違いないだろう。
   余談ではあるが、公団内の描写をみる限り、女性職員は総裁秘書の
桜さんも含め、美人がやたら多い。多分総裁の趣味なんだろうな。