ポケットベルの略。個人呼び出し用の小型携帯受信機の商標名。登録された番号を電話機でコールすると、そのポケットベルが鳴り出し、これによって持ち主に折り返し連絡を要求することができる。直接の通話はできない。1990年代初頭においては外回りのサラリーマン必携のアイテムであったが、携帯電話が普及した今日、これを連絡手段に用いる人は少ない。
「ケータイ」でゲームまでができるこのご時世であるが、GGGは連絡手段にGGGマークをかたどった特製ポケベルを使用している。これは恐らく携帯電話による通話は、その機構上盗聴が極めて容易であることが憂慮された結果であろうと思われる。特にミコトや牛山一男などは表向き宇宙開発公団職員として生活しているために、携帯電話の会話から本来の職務が特定されれば、機密保持上重大な支障が発生する可能性は否定できない。
なお、偶然ではあるがEI-18が宇宙開発公団を襲撃した際には、マイクロゾンダーの破壊活動命令をこのポケベルが発する極超短波が遮断し、隊員への被害を最小限に食い止めることに成功している。
ちなみに初めてGGGポケベルを受け取ったマモル君の顔はほんとに嬉しそうであった。上記の理由以外にも小学3年生のマモル君には携帯電話は早すぎるという判断が加わったのだろう。