この頃は世の中が殺伐していてこのレポートでも緊急・警告ばかりしています。今回も書くことはたくさんあるのですが、毎年何回か掲載している街歩きレポートをお送りします。 (前回は1/11号の「にぎわい」でした。) みなさんも、秋をお楽しみください。 吉祥寺駅で下りると吉祥寺ロンロンがあります。ショップ構成に大きな入れ替わりはありませんが、ここにも当たり前のようにユニクロができてます。あと、変ったとこでは詩人というよりコメンテーターとして有名なねじめ正一の「民芸の店 ねじめ」吉祥寺店 が入ってます。 さて、サンロードに向かう途中に吉祥寺を走るコミュニティバス 「ムーバス」の停留所があります。 サンロードはさすがに人通りが多くにぎわってます。元からある商店も健闘していますが、やはりここにもディカウント&チェーンの波が来ています。100円ショップ、 2プライスショップ(「2プライスと多様なニーズ 」7/12号)、ラーメン屋、牛丼チェーン(「安売りと見識」4/5号)、カラオケが増えています。 サンロードに隣接しているダイヤ街や大正通りと昭和通りも基本的には同じ傾向にあります。 ただ、この辺りには新品CDショップやストリート系のショップ(「『コギャル』と『3年2組』5/17号)が多く、現在も若者の街ともなっています。セゾイックなどのライフスタイル ショップ(「ライフスタイルショップ」3/1号)やシアトル系カフェ、ボディショップがあり女性客にも強い街になっています。 あと、一時数多く進出してきた大手コンピューターショップが早くも閉店しているのが目に付きました。 さて、駅の反対側に行くと目立つのは旧近鉄百貨店東京店がIDC大塚家具吉祥寺ショールームになっていることでしょう。これも、新宿三越別館がやはりIDC大塚家具になったのと同じで大手百貨店が倒産、撤退している現状ではよくあることです。 井の頭公園に向かって行くとパーク通りがあります。ここでもディカウント&チェーンの波が来ていますが特にパチンコ屋、消費者金融が増えているようです。 さて、井の頭公園は相変わらずですが、休日にはいろいろなパフ ォーマーがいろいろなパフォーマンスをやっています。ミュージシャ ン、バルーンアーチスト、ダンサー系から猿回しまで楽しめます。 吉祥寺通りを渡ると「井の頭自然文化園」です。ここは動物ばかりでなく様々な鳥や大きな池には魚もいますし、植物園や温室もあります。お子さんにはとっても良いところです。有名な象の「はな子」さ んも歳とってますが元気です。 http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/zoo/inokashira/index.html またこの辺りは文学散歩にも適しています。井の頭公園の野口雨情碑・松本訓導の碑があり、井の頭自然文化園の方には北村西望記念館・野口雨情書斎・童心居もあり、玉川上水沿いに山本有三旧居(現・三鷹青少年文庫)や太宰治旧居跡、太宰治入水地跡等があ ります。 さらに、吉祥寺通りを行くと「三鷹の森ジブリ美術館」があります。 ここはあのスタジオジブリと三鷹市が作った美術館です。(「千と千尋」もデジタル 9/20号)まず、入るとトトロがいる切符売り場があります。ここはいろいろと仕掛けがある建物でトイレの入り口もきれいで気づかないかもしれません。ステンドグラスはキャラクターの柄になっていて、トトロのねこバスの模型があって子供でいっぱいです。 この美術館だけで公開されるアニメ「くじらとり」はいつものジブリの タッチと違ってましたがどこかで見た感じがして楽しいものでした。エンドロールを見ると懐かしい原作の絵本の名前があります。(詳しくは見てのお楽しみにしておきます。) あと、スタジオジブリの現場を再現した部屋もあります。そこに資料として展示してある「千と千尋」のコンテやセルの山を見ればアニメ制作・彩色作業の大変さを実感できます。一日の入場時間を2時間ごと の4回に分けての定員制でなので時間は短いのですが混まないので ゆっくり見れます。 帰りは大人に戻って吉祥寺の伊勢屋に寄ってやきとりでヒール飲んでみては。
第35回東京モーターショー http://www.motorshow.or.jp/ 趣 旨: 21世紀はじめての東京モーターショー テーマは「Open the door! くるま。未来を「ひ・ら・く」」 新しい時代の幕開けを多様なくるまのドアが次々と開かれるイメージと重ね合わせました。 日 時: 10月27日(土)〜11月7日(水) 平 日: 10時00分〜19時00分 土・休日: 9時30分〜19時00分 (時間は止むを得ない場合は変更し、時には入場を制限することがあります) 場 所: 幕張メッセ 主 催: 社団法人 日本自動車工業会 入場料: 1,200円(前売1,000円)