続々といろいなファッションや新語が出てきますね。今回は「おばかわ」と「シマムラー」です。 “おばかわ”モノ大ブレイク中。てゆーかおばかわものってナニ? おばかわ”モノって言っても、“超”かわいいって言葉の別バージ ョンとかじゃないよ。“おばちゃん系のお店で売ってるかわいいモノ”とか“おばちゃんアイテムっぽいんだけどかわいくって使える モノ”って意味。 最近ゴールドやシルバーのミュール(つっかけ?) よくみんな履いてるよね。あれってばもともと、おばちゃんが細々とやってる「履物屋さん」で売ってたアイテム。最近のゴールドブ ームで脚光を浴びた“おばかわモノ”の代表なんだよね。そしておばかわモノのいいとこは、かわいいのに安いっ! これが重要。 今年のキーアイテム、ラメゴムベルトとかおばちゃん系のお店ではざっくざく定番のごとく売ってるってわけ。これは使わない手はな いでしょ〜。Cawaii!でも使えるアイテムを取材中。期待しててね。 「Cawaii!」 2001年4月号(3月1日発売) 「おばかわ」は今年に入ってから徐々に目立つようになり、この 「Cawaii!」が特集を組んだ頃にはテレビ等でも取り上げられ東京のあちこちで見るようになりました。 最近おばショップのアイテムにほんとはまってる(笑)んですけど、渋チカ以外に東横線沿いでどっかいいとこ知ってたら教えてくださ いー♪ あとね、なにげにイイのはヨーカド−みたいなスーパーの靴屋さん。サンダル2000円くらいで、けっこうゴールドやドットあるんですよ。対象中学生ってイメージあるし、やすものっちいかもしれないけど、 履けばわからんのー! Jカジっぽいかっこ向き。 「NET ViVi」「ViVi」のネット版 http://www.joseishi.net/vivi/ 4月17日火曜日★ おばはん。 今、渋谷ギャルの中では「おばかわファッション」ってのが流行らしい。ダンス踊るおばさんが、よく通うようなお店に行って、普通のお店でギャルが買うようなのじゃない、ちょいケバ目のスパンコール付いたのや、 ピンクのきっついのとか、そういうのをトータルファッションの中の一部 として取り入れていくらしい。でも、あくまで10代のギャルがやるから 「カワイイ〜ん!」になるらしい。私達がやったらただの「おばはん」だ。 まぁ、おばはんはおばはんでいいんだけど、これから完璧なおばはんになっていくにあたり、いい感じのおばはんになっていきたいなぁ。 これからの年のとり方が大事だよなぁ。。。 「katy's room」 個人サイト http://katy3.hoops.livedoor.com/in/katysroo.htm 「おばかわ」のポイントは「ゴールドやドット」「ケバ目のスパンコール」 系のものというところにあります。 それから、「おばかわ」のもう一つのポイントは安さです。ユニクロの価格破壊以降はやはりファッションも価格の安さが大きな要因になります。 ここで関連してくるのが「シマムラー」です。 「シマムラー」は「しまむら」にはまる若い女の子。全国700店舗以上、あなたの街の洋品店「しまむら」は、お手頃価格で流行アイテムが揃うとか。 小物やサンダルまで全身トータルコーディネートしても7000円程度と格安! 『トレンド・キャッチ!』 Vol.74(06/13) また、「Petit seven」14号 でも「しまむら大好き☆私たちはシマムラー」 という特集が組まれています。 ここでいう「しまむら」とは全国700店舗以上ある衣料チェーンストア「ファ ッションセンターしまむら」のことです。 25歳から45歳の家庭の主婦が日常生活のために使用する衣料品、これが私達しまむらの取扱う商品の狙いです。 「ファッションセンターしまむら」 http://www.shimamura.gr.jp/ ここからも分かるように「ファッションセンターしまむら」は主婦層をターゲ ットに普段着や家庭用、子供用衣料・用品・夫用の衣料を提供する目的で シスマティックに運営されています。 ただ、ここでも「25歳から45歳の家庭の主婦」という想定されたターゲッ トとは別に10代から20代前半の層がお手頃価格で流行アイテムが揃うと いう理由で「ファッションセンターしまむら」の顧客となる現象が起きています。 今のギャルは、何か、出自があやしいものも着ているので、こんなこと(シマムラー)もあるのかもしれません。ギャル服って安いし。 このようにモニターをお願いしてるCさん(大学生)によると「シマムラー」は ともかく安さとおもしろさで「しまむら」にはまる若い女の子がいるようです。 これが本当か実際何回か行ってみましたがやはり10代から20代前半の層 が「ゴールドやドット」「ケバ目のスパンコール」系のものも買っていました。 しかし、ここで特に重要なことは「シマムラー」として表現されるものは「シャ ネラー」の様に高級ブランドでファッションを統一することではなくトータルファ ションの一部としていろいろなものを取り入れていくところです。それに合うも のならなんでも取り入れるというファッションセンスです。 もちろん、高級ブランドを買えないということもありますが、ギャル・ゴギャルの様に無理しても高級ブランドを取り入れるという傾向はありません。(もちろん気に入ったものなら高級ブランドも「あり」ですが) さて、このように安くて派手な「おばかわ」と「シマムラー」的なファッション傾向がありますが、一方ではバブル世代を中心に高級ブランドへの信仰は根強いです。 列島を覆う「不景気」「デフレ」とは無縁の行列が、28日、東京・銀座に出現 した。この日午前11時にオープンしたフランスの高級ブランド「エルメス」の日本本店「メゾンエルメス」。希少品を目指し、開店時刻には20代、30代の女 性たちを中心に約1000人以上が、列を作った。(中略) 列の女性たちは「本当はバッグが欲しいけど買えたら何でもいい」「つい来て しまった」と相変わらずのブランド信仰ぶり。ここだけは不況知らずで“バブリー” なままだった。 「エルメス:開店に不況知らず1000人以上の列 東京・銀座」 [毎日新聞6月28日朝刊] http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200106/28/20010628k0000e040042001c.html 「コギャル」と「3年2組」(5/17号)では「従来のマーケティングによる仕掛けが通用しなくなり、ストリート的な自然発生する文化をうまく取り入れていくのがポス ト・コギャルファッションの商品展開のポイント」だと書きましたが、「おばかわ」と 「シマムラー」はこの傾向の現れだと思われます。そして、その対極には不景気、 デフレとは無縁の「未知なる地球の美を求めて」いく(エルメスの2001年テーマ) 高級ブランドへの信仰があります。 これが2001年のファッション状況の一つの姿 のようです。
この暑さで快適に過ごす新素材でてきた吸汗速乾生地のシャツです。 ユニクロ ドライシリーズ Tシャツ、ポロシャツ、シャツ、ショートパンツ 価格 1000〜1900円(限定価格の場合690〜1290円) 生地の肌側は、常にドライでさわやか。 すぐれた吸水拡散性により乾きがはやい。 イージーケアーで、洗濯など取り扱いも簡単 http://www.uniqlo.co.jp/campaign/concept.htm 今迄夏には綿が着心地が良いということでメーカーは綿素材を開発していました。 Tシャツにポリエステルを入れる製品はアウトドアメーカーも作っていましたが値段 はTシャツで5000円程度していました。デュポンのクールマックス(CoolMax)等が その代表的なものでOUTDOOR社等がシャツの素材として使っています。 「フリース」や「エアテック」の時と同じようにユニクロは吸汗速乾性に優れた新素材を使った商品開発に成功しました。この新素材はユニクロと台湾の遠東紡織 (Far eastern Textile)が共同開発した吸汗速乾生地「ユニクロドライ」でこれを使っ たシャツは実際に着用してみてら汗をかいた時に乾きがとても早いです。 (現在も種類・用途別に継続的にモニタ中です。また、上記のOUTDOORのクール マックス使用のポロシャツとも比較しています。)