ソニー・グループは映画を丸ごとネット配信を始めることになりました。
このことはレンタルビデオ・CS・BSケーブルテレビにも影響がでます。また、このことはソニーがブロードバンド時代に対応した「新たな統合型ビジネスモデル」を他社に先駆けて本格的に構築し始めていることを意味しています。
ソニー・グループの米Sony Pictures Entertainment社は、ダウンロード 方式を使う映画のインターネット配信を年内に米国で始める計画である。
また、計画している配信内容としては、配信した映画は24時間で見ることができなくなる仕組みを導入する、配信開始当初は100タイトルを準備する、料金はレンタル・ビデオと同じ程度に抑える、などがある。
「米Sony、ダウンロード方式で映画配信を年内開始へ」
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/inet/134361
ソニーは、NTTドコモのiモードのような通信事業者だけがもうかる仕組みではなく、ソニーが提供するネット端末とコンテンツの両方で利益が出るビジネスモデルの実現を目指す。ソニーは、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント社などを通じて、本場ハリウッドのコンテンツを数多く抱える。
これらのコンテンツを、ネット接続されたソニー製品に自らの手で配信する。 ソニー銀行やデュエット社などは、ネット決済からコンテンツ配信の著作権
管理まで、ブロードバンドビジネスの“プラットフォーム”となる。
「ソニーの野心〜ブロードバンド完全制圧へのシナリオ」 日経ネットビジネス5月25日号
|