S-Report　0621

　　
　季節が変わると家や部屋の補修が必要になりますよね。家の補修サービスはいろいろありますが費用の問題もあって自分でやることも増えてきたようです。

　ＤＩＹ　”Ｄｏ　Ｉｔ　Ｙｏｕｒｓｅｌｆ”という言葉が定着し、ＤＩＹショップ、ホームセンターの数も増えて来ました。内容も年々充実してプロユースの素材、道具も置かれるようになってきました。
　DIYCITY 　http://www.diyna.com/
　@niftyDIYフォーラム DIYCITYの元になった@niftyのフォーラム　http://www.diyna.com/diyforum/index.html 　

　ＤＩＹショップ、ホームセンターの最近の傾向は、ガーデニングへの対応強化・ＤＩＹ教室開設・情報提供・ＩＴ化などがあげられますが特に注目すべき点はキット商品です。

　キット商品とは素材をあらかじめ部材として整形しておき、組み立てられるようにしてある物です。つまり、簡単にいうとプラモデルの様な物です。
　このキット方式は基本的に製造業のノックダウン（組み立て）のノウハウであり、その後は事務用機器の分野で合理化のために採用されました。つまり、事務用ディスク・チェアなどをキットの状態で運び、納入先で運転手が組み立てるようしました。このことによって物流コストを飛躍的に削減することができました。

　このノウハウは普及して、現在ＤＩＹショップ、ホームセンターで売られてる物の多くはキット化され購入者が自ら自宅で組み立てるようになっています。
　今のキット商品はこれをさらに拡大し、エクステリア、ウットデッキ、構築物に及んでいます。
　たとえばオーニングでも

　私がこの”ひさしくん”を考案開発したのは、ある偶然からでした。アウトドア用品を販売する私のもとに、あるお客様が訪れ、「簡単に取り付けられる庇（ひさし）は、無いだろうか」という質問がありました。この時、私は当然「そんなものぐらい、あるだろう」と思っていました。
　ところが、調べて見ると、それは世の中にありませんでした。
　「きっと、簡単に取り付けられるオーニングの存在を望んでいる人はたくさんいるはずだ」そこから私たちの開発が始まりました。「機能性は？」「安全性は？」「デザインは？」様々な試行錯誤の末、「ひさし君」は誕生しました。　「カーテンの感覚で取り付けられるオーニング」　　　http://www.hisashikun.com/main02.shtml 　

　このように従来は専門家の手でしかできなかったものもキット化で誰でもできるようなりました。

　また、愛知のアウベルクラフトでは遊び心のあるキットを開発してます。
　そのラインナップは超薄型・囲炉裏、コーヒー焙煎器、ピザ、パン用石窯キット、手作りビール・ワインキット、ハム・ベーコン・燻製作りキット、チーズ・豆腐キット、ラーメンキットと楽しそうです。そして、団子マシ～ン、はた織り機とくればその発想の豊かさに驚きます。

　アウベルクラフトの商品は大きく「手作りキット」と「アウトドアグッズ」の二つに分かれています。しかし、その大もとは一つです。つまり手作りもアウトドアも、どちらも自然と大きく関わり合っていますし、その楽しさも共通する部分が多いのです。ですから、手作りが好きな人はアウトドアも大好きですし、アウトドアが好きな人は手作りも大好きなのです。
　その等身大の存在が僕たち柴田bros.なのかもしれません。自分は何を欲しがっているんだろうと自らに問いかけてみたり、実際に多くの人たちと話しをしながら、今何が求められているのか、あるいは今何が必要なのかを形にして行くのが、僕たちの仕事なんだと思っています。
　http://www.auvelcraft.co.jp/index.html

　キットによるノックダウンという工業的手法を非工業的なものに応用するというのは非常に意義のある試みです。いろいろと考え方はあるでしょうが、手作りでも安く作ったり、誰でも作れるようにするためにはこのような工業的手法を取り入れることも必要ではないでしょうか。

　そして、何よりもマーケッティングによって消費動向に従って商品計画を立てるという定型の手法では忘れがちな基本を大事にすることが大切ではないでしょうか。



『Ｓ－Ｒｅｐｏｒｔ』　　6/21号　　キットのノウハウ
季節が変わると家や部屋の補修が必要になりますよね。家の補修サービスはいろいろありますが費用の問題もあって自分でやることも増えてきたようです。　ＤＩＹ　”Ｄｏ　Ｉｔ　Ｙｏｕｒｓｅｌｆ”という言葉が定着し、ＤＩＹショップ、ホームセンターの数も増えて来ました。内容も年々充実してプロユースの素材、道具も置かれるようになってきました。　DIYCITY 　http://www.diyna.com/ 　@niftyDIYフォーラム DIYCITYの元になった@niftyのフォーラム　http://www.diyna.com/diyforum/index.html 　　ＤＩＹショップ、ホームセンターの最近の傾向は、ガーデニングへの対応強化・ＤＩＹ教室開設・情報提供・ＩＴ化などがあげられますが特に注目すべき点はキット商品です。　キット商品とは素材をあらかじめ部材として整形しておき、組み立てられるようにしてある物です。つまり、簡単にいうとプラモデルの様な物です。　このキット方式は基本的に製造業のノックダウン（組み立て）のノウハウであり、その後は事務用機器の分野で合理化のために採用されました。つまり、事務用ディスク・チェアなどをキットの状態で運び、納入先で運転手が組み立てるようしました。このことによって物流コストを飛躍的に削減することができました。　このノウハウは普及して、現在ＤＩＹショップ、ホームセンターで売られてる物の多くはキット化され購入者が自ら自宅で組み立てるようになっています。　今のキット商品はこれをさらに拡大し、エクステリア、ウットデッキ、構築物に及んでいます。　たとえばオーニングでも　私がこの”ひさしくん”を考案開発したのは、ある偶然からでした。アウトドア用品を販売する私のもとに、あるお客様が訪れ、「簡単に取り付けられる庇（ひさし）は、無いだろうか」という質問がありました。この時、私は当然「そんなものぐらい、あるだろう」と思っていました。　ところが、調べて見ると、それは世の中にありませんでした。　「きっと、簡単に取り付けられるオーニングの存在を望んでいる人はたくさんいるはずだ」そこから私たちの開発が始まりました。「機能性は？」「安全性は？」「デザインは？」様々な試行錯誤の末、「ひさし君」は誕生しました。　「カーテンの感覚で取り付けられるオーニング」　　　http://www.hisashikun.com/main02.shtml 　　このように従来は専門家の手でしかできなかったものもキット化で誰でもできるようなりました。　また、愛知のアウベルクラフトでは遊び心のあるキットを開発してます。　そのラインナップは超薄型・囲炉裏、コーヒー焙煎器、ピザ、パン用石窯キット、手作りビール・ワインキット、ハム・ベーコン・燻製作りキット、チーズ・豆腐キット、ラーメンキットと楽しそうです。そして、団子マシ～ン、はた織り機とくればその発想の豊かさに驚きます。　アウベルクラフトの商品は大きく「手作りキット」と「アウトドアグッズ」の二つに分かれています。しかし、その大もとは一つです。つまり手作りもアウトドアも、どちらも自然と大きく関わり合っていますし、その楽しさも共通する部分が多いのです。ですから、手作りが好きな人はアウトドアも大好きですし、アウトドアが好きな人は手作りも大好きなのです。　その等身大の存在が僕たち柴田bros.なのかもしれません。自分は何を欲しがっているんだろうと自らに問いかけてみたり、実際に多くの人たちと話しをしながら、今何が求められているのか、あるいは今何が必要なのかを形にして行くのが、僕たちの仕事なんだと思っています。　http://www.auvelcraft.co.jp/index.html 　キットによるノックダウンという工業的手法を非工業的なものに応用するというのは非常に意義のある試みです。いろいろと考え方はあるでしょうが、手作りでも安く作ったり、誰でも作れるようにするためにはこのような工業的手法を取り入れることも必要ではないでしょうか。　そして、何よりもマーケッティングによって消費動向に従って商品計画を立てるという定型の手法では忘れがちな基本を大事にすることが大切ではないでしょうか。
ショップの紹介
過去、デイスカウントショップやアウトレット特集を組んでいる関係かその関係のお問い合わせが多いのですが、特に多い店の情報を掲載します。　CASH AND CARRY（キャッシュアンドキャリー) 　〒141-0001　　東京都品川区北品川5-4-3 　 11：30am～8：30pm 　　年中無休　　 TEL　03-3444-4451　FAX　03-3444-4424 　 e-mail: c_carry@cashandcarry.co.jp 　 http://www.cashandcarry.co.jp/ 　キャッシュアンドキャリーは、国内・海外のブランド商品をメーカー価格の60～90％OFFで販売しているお店です。お洋服は全部新品！また、お店の奥にはレストランとバーがあり、お買い物につかれたらちょっと休憩！
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