『S−Report』  1/11号       にぎわい
 
 新世紀に入り初詣をすませて数日たってから東証でも株価の一層の低迷、円の下落と経済の先行きは不透明さを増してます。
 こうなると、暗くなりがちですがこういうときは神頼みと言うわけではありませんが、もう一度私と仮想「初詣で新年大江戸線めぐり」をしてみましょう。
 ご存じの通り、都営地下鉄大江戸線は昨年開業して多くのターミナル駅を結ぶ線として使われてますが全線を一周してみるといろいろな発見がありますよ。
 まず、最初はアメ横からです。アメ横はやは年末より混んでません。郊外型の大型ディスカウンターが普及してなかなか苦戦しているアメ横ですが、バナナのたたき売りがだめなら、チョコレートのたたき売 りをしたり、販売アイテムを若者向けの衣料品にしてみたりと工夫をこ らしてます。
  「上野御徒町駅」から乗って「蔵前駅」で降りてお正月の隅田川を見てもりビルばかりです。とはいえ、倉庫街をいろいろ改造してお店を開 いたりしてます。
 次は「森下駅」で降りて深川明神をお参りして深川不動尊、富岡八幡宮に行きましょう。さすが有名な所なので露天も人もいっぱいです。 ここではトレカを売ってる店が出てて、香具師(露天商)もまた時代に対応してます。
 それから「門前仲町駅」で乗り「勝どき駅」で降り、あの勝どき橋を渡ると橋の上から聖路加病院を初めとして高層ビルがきれいに見え ました。このウォーターフロント開発も一時危ぶまられましたがどうにか形をなしたようです。
 いつも活気のある築地市場は場外に食べ放題の鮨屋が目立ってます。こういう店はわざわざやって来る人や観光パスのコースにも組み込まれてます。
 「築地市場駅」から乗り、「赤羽橋駅」でおります。東京タワーを横に見 みながら「浪花屋総本店」の鯛焼きを食べながら歩いてみましょう。このお店は鯛焼き一筋で良いものを提供してきました。麻布十番商店街のにぎわいの元は地道なこの「鯛焼き商法」があるとおもいます。
  「麻布十番駅」から一気に「光が丘」へ。 いきなり江戸から郊外へです。 光が丘ではこの頃流行のスーパー銭湯「お風呂の王様」があります。 銭湯の料金で温泉気分が楽しめるスーパー銭湯が増えてここにも昔の銭湯のにぎわいがあるようです。
  それから「新江古田駅」で降りて「ある場所」にいきましょう。(これは今度のレポートします。)
  最後に「牛込神楽坂駅」で神楽坂に向かい新年の気分を堪能して地下鉄へ「上野御徒町駅」で一周達成。

 このごろ大手デスカウンターやハイパーストアの進出で街の「にぎわい」がなくなったところもありますが、いろいろな工夫で「にぎわい」をつくりだしてる姿がみれます。
 この大江戸線によって地域がより一層にぎわうかもしれません。
 それにしても、大江戸線は深くエスカレーターを4回くらい使わないと 乗れないところが多く老人や体の不自由なひとにはつらいです。一駅にひとつエレベーターがあるとはいえ、誰でも出歩けるように一層 の改善が必要です。


  GO 大江戸線
 
 いつか皆さんもそれぞれの大江戸線巡りをしてみてください。

  都営地下鉄 大江戸線のサイト 「GO 大江戸線」 
    http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/go-oedo/
  
   周遊には一日乗車券が便利です。
   都電・都バス都営地下鉄乗車券  700円
   都営・営団地下鉄一日乗車券   1000円

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