XMLの普及がもっとも見込まれているのは、企業間(B to B)の電子商取引においてである。これまで企業は、オンライン(主に専用線)で物品の調達や流通を行なえる仕組みを作ってきたが、電子的な取引情報の交換(EDI:
Electronic Data Interchange)には専用のシステムが必要である。このEDIシステムをXMLで構築すれば、インターネットを利用し、Webブラウザベースで電子商取引を行なう
ことが可能になる。これは、システムの大幅なコスト削減につながるだけでなく、共通のフォーマットを利用することで取引に参加できる企業を拡大することができる。
アスキーデジタル用語辞典 http://yougo.ascii24.com/gh/76/007691.html