市川市堀之内 北国分駅(整形外科・内科・外科・小児科)

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いざなぎクリニック

風力発電の写真 

東北の震災があってからはや16ヶ月になりますが、今でも小さな地震が来ると不安が増します。大陸のプレートと、その下に沈み込むフィリピン海プレートの境界の影響で、首都直下型の地震が起こった場合、震度7の揺れとなる可能性があるそうです。地震に伴う影響としては、生活を支えるエネルギー、電力の問題が切実です。今後電力の供給は原子力から新たなエネルギーに変遷する必要がありますが、現段階ではまだ代替エネルギーの開発はされていませんし、民間の発電所を利用する方法は話題になっているのみで具体的に進んではいないようです。近々の問題として今年の夏の節電、計画停電に対する対応はどうしたらよいか、日本国中が悩んでいます。

停電といえば、先日突然の停電がありました。エレベーターも止まっていたので、このビルだけかと思いきや、信号機まで停止していました。付近一帯の停電だったようです。当院は内視鏡の検査中でした。15秒ほどで復旧したのですが、患者さんは大丈夫だったもののデータは昼のバックアップ以降再入力の必要があり、ハードディスクに不具合が生じて復旧に苦労しました。東京電力に問い合わせても当日は通じず、次の日、原因は不明であるとの事。なんと東京電力側ははっきり「これからは安定した電力供給はできませんので。」と言い切っていました。「事故につながる可能性があったのに理由も分からないのはどういうことなのか、納得できる理由を解明して連絡するように。」と伝えましたところ、後からの連絡では、重機が送電線に接触して近隣一帯の一時的な停電に至ったという事。この事故で、データを保存するための緊急バックアップや予備電源の設置の必要性を強く認識しました。

不安なのは電気だけではありません。先週、利根川水系にホルムアルデヒドが混入して野田柏一帯が断水になりました。堀之内は免れましたが、気がついて水を買いに行ってもスーパーにはほとんどありません。ニュースをみても一局のみたまにテロップが流れるだけで、なぜ起きたのか、当初、原因も不明で、インフォメーションもなく、情報入手源としてのニュースに対する信頼もますます怪しくなりました。そういえば最近、放射能汚染についての報道はほとんどありませんし、政府の原発収束宣言はでましたが、現在の原発がどうなっているのか本当に知る人もほとんどいないでしょう。電気、水道、空気、土というのは生活と生命の基盤です。今の世の中はそれが揺らぎ、基本的な生活が脅かされているのを感じます。不安に揺らぐ時代のなかで、私たちはこれまでの過去の財産を食いつぶすだけではだめで、よりスマートに発展させていくにはどうしたらよいか常に考える必要があります。病院においても安全でより効率よく、質の高い医療を提供していく為の努力が問われる時代になりました。

クリニックのキッズコーナーの写真

小児科の宣伝はまだ十分に行っておりませんが、先生の地域に根ざした診療をしてほしいとの言葉を実践すべく、小児に対する公費ワクチン接種を開始いたしました。ワクチンに関しての自分の教育に始まり職員教育も順調で、ワクチンに関する質問にも丁寧に対応しております。ワクチンの接種と同時に行えるよう1歳半検診も開始致しました。乳幼児体重計と身長計も用意し、頭位、胸囲、身長体重測定、自分の育児の経験を生かして発達等育児相談も行っております。ご希望の方には1歳半以外でもそのつどお子様の計測を行ってお母さんにお知らせしますので、来院されたお母様達は喜んでくださっているようです。又、地域貢献の一環として国分高校の校医、中国分幼稚園の園医を任命され、協力させて頂いております。


IT化の促進、情報保護への取り組み:

停電の経験から、床下の電源系統について電圧チェック、漏電チェックを専門家に依頼し、異常のないことを確認した上、すべての電源にカミナリサージを設置しました。今年の夏までにそれぞれのPCUPSを接続し、バッテリー電源にて突然の停電により大切な医療情報が失われないよう対策を講じます。第2番診察室を第1診察室に劣らない診療力を持たせるため、機器の配置換えとPCの入れ替えを行いました。PC1テラの容量がありますので、画像はそのつどバックアップを取り、情報保護に勤めます。 又、サーバーPCは特に大切なので、受付PCに大容量ノート型PCをもう一台造設し、電子カルテのライセンスをさらに所得して、サーバーとして設定し突然の停電に備えます。

入り口バリアフリーの写真

入り口をさらに広くしバリアフリー化を推進。車椅子で来院される方のストレスをさらに減らしました。小児の遊び場をつくって空気清浄機を設置、ハイハイする赤ちゃんも遊べるように考慮しました。待ち時間を感じないよう本の種類や内容も充実させました。お薦めの本があれば、患者さんに伺って備え付けておくよう致します。清潔な環境を提供する為、院内すべてのエアコン洗浄と床の洗浄及びワックス塗布を試行致しました。毎朝新鮮な花を生け、明るい待合室を心がけております。来院時いつも新しい発見をして頂けると幸いです。

医療レベル向上への努力1

経鼻胃内視鏡検査は順調で、 ピロリ菌迅速検査の施行、ピロリ菌の除菌など、胃がん予防、早期発見のための計画はうまく機能しております。これまでは火曜日の午後のみ検査でしたので、今後は朝、朝食前の検査に切り替えてより皆さんの検査が受けやすい体勢を整えたいと考えております。近いうちに医師会でABC検診(胃がん予防の検診)が導入されるそうですので参入予定です。又、内視鏡を洗浄する流しを入れ替えて清潔に洗浄しやすく、看護師さんの腰の負担を減らすよう考慮しました。

頭部、頚椎、腰椎MRI撮影予約及び診断結果お知らせサービスも好評で、総合病院より診断が早いと喜んでいただいております。新東京病院が近いうちに和名ヶ谷へ移転し、心疾患の患者さんを紹介しやすくなりますので、ホルター心電図を導入し致しました。火曜の午後には循環器専門医のエコー検査を行う予定です。最新式エコー検査機を導入する為、現在デモ機器で機器の選定中です。

医療レベル向上への努力2(温故知新)

 医療機器やPCは新しければ新しいほど良いものが出ます。しかし、漢方は経験の医学ですので、新しければよいとは必ずしも言えません。いざなぎクリニックでは、他院との差別化を図るため、信頼できる漢方薬局との連携し、生薬での漢方薬処方も可能にしております。

クリニック内写真のアニメーション  

耳鼻科では長い間抗生物質を服用しても難治な場合の多い副鼻腔炎の治療を生薬で行い、良好な結果が出た5症例につきまして症例報告も行いました。(副鼻腔炎を目標に麗澤痛気湯加辛夷を試みた5症例 日本東洋医学会雑誌p208-211.Vol63.No3.2012)

なお副鼻腔炎や花粉症治療に、特許を取得した鼻うがい器を導入しました。漢方処方と共に、薬に頼らない本当の治癒をめざして患者様にお薦めして、良好な結果を得ております。


職員の方に対する配慮

気持ちよく働いていただけるよう、新しいユニフォームを購入していただきました。
ママが働けるクリニックというのが当院のコンセプトですので、家庭を犠牲にしないよう、お子さんの行事やご家族のご予定に対してご自分の人生も楽しんでいただけるよう配慮しております。又、初の昇給を行いました。経営的には苦しいですが、人あってのクリニックです。


受付業務の改革:

受付の内部改造をさらに行い、事務作業が広々と行いやすくなりました。受付のプリンターをスキャナー付カラープリンターへ入れ替えました。スピードも速く、スキャニングした情報がファイル化される様設定しました。これにより、これまでコピーにて保存していた資料を電子情報として保存することが可能となり、ペーパーレスに役立っております。現在、サーバーとして受け付けのもう一台のPCを選定中です。受付PCがハイレベルPC2台となることで業務及び事務の効率が向上します。

私が院長になってから、クリニックの業務効率化と無駄を省く為クリニックマニュアルの作成を開始しておりました。不必要な業務は中止し、現在より完成されたものへ引き続き更新中です。


宣伝の遅れ:

これまで、外見でなく、まずは中身を充実させなければだめだというのが私のモットーなので、ほとんど外部への宣伝を行っておりませんでした。内部の改革に集中しすぎてしまい、宣伝がおろそかになっていたと思います。個人的には大好きな子供たちがあまり来院しないのが残念です。そろそろ看板の入れ替えをしないといけないと多くの方々に言われます。

応援してくださる皆々様方、これからもがんばって信頼されるクリニックを築いてまいります。何卒ご支援の程よろしくお願い致します。






 クリニックのロゴいざなぎクリニック
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千葉県市川市堀之内3丁目23-13
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