13日目                 出会い  お接待

2017年4月26日   強雨     6:10〜16:51   45.4Km    65,842歩    民宿 久百々
 四国の最南端へ


朝早く出発するママチャリの女性を送り出したあと、朝食を食べて、名古屋の若者と一緒に宿を出る。ペースが違うので、すぐに彼が先行する。38番のコースは打ち戻しする人が多く、前後の旅人が再会しやすい楽しい道である。
同宿のママチャリの人とも再会したが、やはり道を間違えたと雨の中で笑っていた。もう会えないと思うとちょっと寂しい。
幾度も会っている台湾の若者にも会った。声を掛けたのだが、日本語は全く分からないようだ。いつもは『私は台湾人です。日本語はわかりません』と言うのだが、この時は、38番までの時間を聞かれたと勘違いしたようで、考えながら『2hours』tと返ってきた。
案内に従って大師浜に出たが、その後の進路がわからず、同じ道を戻って元のR321を歩く。多くの遍路は宿屋と38番を
ピストンするが、私は同じ道を嫌って長くなるが、清水港経由で岬を一周した。
宿に着いて驚いたことに、足を痛めてリタイアするとメールが入った渋谷のSさんが部屋にいたことである。しかも、痛々しく両足首を氷で冷やしていた。1日遅れで頑張るそうである。かって私も経験あるが、あの状態では、無理と思ったが、彼に伝えることはできなかった。
宅急便を送り返すのだが、女将が留守のため、マスターは伝票がどこにあるのかわからないという。やむなく、必要事項をわかりやすく大きな字で記入したメモを渡し、転記して発送してもらうことになった。かなり心配である。
本日の失敗
ショルダーだけで出かける予定で必要なものを点検して、準備をしていた。
朝食後にお接待で全員にお弁当が渡された。おにぎり、バナナ、ヤクルト、菓子などである。ショルダーではきついと思い、急遽、リュックに変更した。この時、デジカメとGPS用の予備乾電池を写し忘れた。往きのGPS充電池は38番まで持続した。丁度門前の土産物屋で乾電池を購入し、復路用に取り換えた。ところが、この電池は宿屋の直前1Kmで切れた。
通常はもっと持つはずだが、田舎の在庫期間の長い電池だったのかもしれない。