麻布十番という所は、東京の人情が、まだそこかしこに垣間見えるような下町であり、そこにお洒落でグルメなお店が静かに門を開け、気さくなおじちゃん、おばちゃんたちに混ざって、様々な肌の色をした外国人たちが、何の違和感もなく溶け込んでいる・・・そして、「街」ではなく、「町」と呼ぶにふさわしい、古き良き日本と、東京ならではの洒落っ気がたくさん詰まった愛すべき『おもちゃ箱』・・・それが麻布十番なのです。
私にとって麻布十番は、既に出身地である名古屋よりも落ち着ける場所であり、「私の故郷」とまで公言してしまっているくらいです。もし、今住んでいるマンションを出るようなことがあっても(一応持ち家)、再び十番で暮らそうと思っているほどなのです。
このページでは、そんな私の愛してやまない麻布十番のお店やスポットを紹介しています。
六本木ヒルズからも歩いてすぐなので、近代的なヒルズ歩きと、下町情緒あふれる麻布十番巡りをセットで廻る、なんていかがでしょうか?
8月に開催される麻布十番祭りも必見!
是非一度、我が町・麻布十番へ足を運んでみてください。
<麻布十番へのアクセス方法>
・南北線「麻布十番」駅
・大江戸線「麻布十番」駅
・日比谷線「六本木」駅から徒歩10分
・渋谷から都バス06番で15分「麻布十番駅前」下車
十番商店街から望む六本木ヒルズ
右には「麻布十番温泉」
左には更科蕎麦で有名な「堀井」の看板
1991年に上京後、奥沢、学芸大学と移り住み、現在暮らしている麻布十番には1999年の冬に引っ越してきました。
「麻布十番に住んでいます」と言うと、「麻布に住んでいるなんてスゴ〜イ!」と言われることがよくあります。
これは、「麻布=高級な家々やお店が連なるお洒落なお店」というイメージから来るもので、十番に一度でも来たことのある人が「スゴ〜イ」という感想を漏らすことはまずありません。
十番を知っている人が漏らすほめ言葉(お世辞の場合ももちろんアリ)だったら、「商店街がいい味出しているよね」「しょっちゅう美味しいものを食べられるでしょ?」「便利な所でいいね〜」などといった言葉であり、けっして「スゴ〜イ」という類の「おハイソな人への羨望の気持ち」が混ざった言葉などでは無いはずです。