私が初めてイタリアを訪れたのは2001年8月のこと。
以前から一度は行ってみたいと考えていた憧れのイタリア。
しかし、ここまでハマってしまうとは、自分でも正直全く予想できなかったことでした。

今でもよく考えます。
何が私をここまで魅了したのだろうか・・・。

その答は未だ出せずにいるのですが、毒々しい現代文明にすら打ち負かされることなく、歴史と芸術と宗教と、そして人々の活き活きとした生活から、何千年もの間放ち続けられている強いオーラが、私の心を捉えて離さないのだと思います。

などとちょっと格好つけたりしていますが、私にとってのイタリアは、けっして高尚な芸術への憧れとか小難しいものではなく、例えて言うなら大好きな芸能人のようなもの。
テレビで特集をやっていれば見ずにはおれず、気になる本は全て手に取る・・・。
そんなイタリアの「追っかけ」である私の情報が、少しでも多くの方に役立てば幸いです。

そして更にもうひとつの私の琴線に共鳴したもの・・・。
それがイタリア語です。その独特なリズムと音色が、私の耳にとても心地よく響き、まるで楽器の音色に魅せられてそれを習い始めるかのごとく、イタリア語の勉強にまで手を伸ばすこととなってしまったのです。

イタリアと出会うまでの私は無趣味で、仕事をして、家に帰ったらテレビを見て、寝て、食べて、休みの日は散歩して、と繰り返すだけの毎日でした。

“Buon Giorno!”の一言が、私の毎日を潤いのあるものにかえてくれたのです！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by 管理人・りん

管理人りんのイタリア旅行全記録です
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