ミステリィ製作部入室者45万人突破特別企画
Mori's Floating Factory
<工事中のページ(2)>
★えっと・・やっぱり工事中です。このページには4つあります(6/9)。つぎのページ(3)もできました。
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愛知県安城市の工事中です。御神苗さんからお送り頂きました。
浅めのヘルメットと丸顔の横顔が確認できます。体格としてはがっしり系に属しますが、躰の線はやはり滑らかです。後ろの脚が短く、踵を少し上げていますが、ちょっと小さい。特徴的なのは形の良いスコップですが、なんと、柄が短くて、後ろの手に届いていません。移植ゴテでしょうか。となると、後ろの手は、単にポケットに入れているだけ。なんとなく、生意気な感じに見えてきますね。そういえば、盛り土の形状も生意気に立ち上がっています。これは、土とは思えませんね。さて、実は、右の写真の通り、この標識、工事の白いライトが一部を邪魔して、右側が隠れていたのですが、森が勝手にフォトショップで修正して、空とかも描き足したのです。ちょっと右側が綺麗でしょう? つまり、どんなんでも描けるのか、という疑問も出てきますが、まあ、それは言いっこなしです。修正を含めて84点というところでしょうか。
名古屋市の金山で撮影したものです。森が自ら撮りました。美術館を作っていますね。この右の写真の奥のマンションの6階が鉄道模型屋です(笑)。
上のものと同じがっしり系ですが、やや脚が長い。後ろの足の踵を御注目下さい。これですよ、これ! この躍動感! スコップは結婚式の引出物に多い三段折畳み式傘のようですが、まあ、許せる形状です。ええ、問題ないでしょう。盛り土の形状はやはり立ち上がり過ぎで生意気ですが、実は金山の近辺は古代遺跡が発掘されているので、これは、土から掘り出された銅鐸かも知れません(嘘)。地面のラインはやや細いですね。なんとなく落ち着かないのは、このためでしょう。左上の金属がやや痛んでいる点も良い風合いです。金山のボストン美術館は99年の4月にオープンするそうですが、森は模型屋さんに相変わらず通っているでしょう。では、自ら撮影したことを恥じらいもなく点数に含めて、91点の心だ!
宮城県仙台市青葉区の工事中です。お送り下さったのは、仙台電波高専の武吉宏典さんです。ご本人によると、「1ページ目の4つ目(東京の佐川さんのもの)に似ていますが、さらに体は太く、頭は大きい。一番肉付きがいいのでは」との観察。でも、チキンではありませんから・・。
典型的な中肉中背系ですが、頭の大きさといい、横顔の造形といい、ほとばしる知性が感じられます(ほとばしり過ぎて、なくなった人もいますけど)。おそらく、想像するに、有名国立大学の工学部出身でしょう。腰が引けていて、膝下が異様に長いのは、奥の方に腰を曲げているからでしょう。そうやって奥行きを感じさせる手法で、これは広重の影響ですな(嘘)。お、なんとなく、体形は懐かしのサンダーバードのマリオネット(スコット、バージル、アラン、ゴードン、えっと・・)に類似していますね! うん、いいぞ! その調子だ!(何が) スコップはもはや完全に移植ごてです。ちび太のおでんかもしれませんが・・。それくらい短め。後ろの手などは遠近法で小さくなっています。さて、盛り土は美しい放物線。しかも、地面のラインも周囲のラインも、烏口(古い!)限界くらい太い。力強いですね。よく、「力強さが感じられます」って評論家が言いますけど、力が強いとなんかいいことあるのか、とつっこみたくなるのを我慢して、サンダーバード万歳で95点にしましょう。
京都市南区久世橋付近の工事中をお送り頂いたのは、自称、保父見習いといわれる角藤展久さんです。自転車で70kmも走って見つけたという労作。「踵の上がり具合と帽子の被り方がポイントでは」と控え目なアピールもありました。
こいつはもう人間じゃない、というおかしなやつです。まあ、しいていえばがっしり系ですかね。ご指摘のとおり、ヘルメットが後ろにずれてますし、横顔にしてはのっぺりとして怖い感じ。首はありません。肩はいかってますね。アメフトのプロテクタでもしているみたいです。後ろの足の踵を上げるのが最近のミラノでちょっと流行しているんですけど、でも、ここまで迎合するのは、いささか先生はお隣です、というバレリーナ爪先で、なんか後ろの足短いなあ。どうしちゃったんでしょうか? プラモデルだったら組み立て間違えたかな、という感じ。あと、スコップは位置が低いですね。後ろの手が届くか心配になります。しかし、スコップの形状はまずまずです。盛り土は頂上が尖っていて、左は垂直。口紅の頭のような形です。地面のラインは繊細なほどシャープ。前の足は土にめり込んでいます。砂が入らないか心配です。全体として、小さくまとまっている感じがしますが、どことなく未来的な雰囲気にも見えます。そう、ロボコップならぬ、ロボスコップとか(うまい!<自分で言わずに誰が言う)。そう思うと、胸の辺りの切れ込みが気になりますね。カード挿入口じゃないでしょうか。よし、90点だ!
★おまけ
★左の写真が問題の「スリップ注意」であります。ほらほら、タイヤの跡! これは許せませんよね! 「両方とも右側の前後輪の跡である」という説と、「実は車は今こちらを向いている」という説と、「車は宙に浮いているのであって、これは単なる動線だ」という説がありますが、どれも説得力がありません。ちなみに、寒冷地ならともかく、スリップ注意とは何なのか、と思っている方へ。実は、これは橋の手前にあります。橋は地面に路面が接触していないため、凍結しやすいからなのですね。
★「工事中」の標識以外でも、よく見ると変だぞという標識を見つけたらお送り下さい。アップと全景の写真をjpegファイルで添付してメールでお願いします。縮小およびトリミングは当方で適当にいたします。場所がどこか、誰が撮ったかを明記のこと。採用させて頂いた方には、もれなく、「ヨーロッパ7日間、ドイツ・ロマンチック街道、ウィーンの森、スイス高山鉄道の旅」に出かけることを許可します(但し、冗談を本気にして出かけてしまった場合には、あちらの工事中の標識を撮影しレポートをお送り下さい)。
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